自宅でできる簡単な/歯垢の落とし方

· 4月 5, 2016
歯垢とはやわらかくベタベタとした細菌の塊で、歯に定着するまで増殖し続ける性質があります。歯ブラシやデンタルフロスなどで毎日きちんとケアを行わないと、歯垢の中の細菌により、虫歯や歯肉炎になってしまう恐れがあります。また口臭の原因となったり、歯周病を引き起こすこともあるのです。

歯垢は私たちが食べた物の中の糖分を餌として酸を作り出します。その酸が歯のエナメル質を溶かしてしまうのです。放っておくとそのうちに歯のエナメル質が侵食され、やがて虫歯となります。さらに見た目に悪いだけでなく、口臭にもつながります。

歯垢は無色であるため、見た目で判断するのはかなり難しいものです。しかし歯垢がたまってくると白いねばねばとしたものが歯の間に挟まっているような状態になり、簡単に見つけることができます。歯垢は毎日増殖し、様々な口内の病気を引き起こすことになります。そのため毎日の正しいケアが大切となってくるのです。自宅でできる方法できちんと予防しましょう。

歯垢予防とケアの秘訣

歯垢の予防とケアには正しいお口の衛生習慣を身につけることがとても大切になってきます。

正しい歯磨き

歯垢の原因となる細菌を除去するためには、歯ブラシは欠かせません。しかし正しく歯を磨けている人は意外と少なく、きちんと細菌を撃退できていないことが多いのです。まずはじめに、歯茎を傷つけないよう毛先が丸く柔らかい歯ブラシを選びましょう。そしてフッ化物(フッ素)入りの歯磨き粉を使うことをおすすめします。アメリカの商品であれば、ADA(米国歯科協会)認可印がついている商品を選びましょう。(アメリカではフッ化物の過剰摂取による副作用等についての議論があり、ADAによるフッ化物の適量が定められています。)

歯ブラシを鉛筆を握るように持ち、1〜2本ずつ小さな円を描くように磨いていきましょう。

デンタルフロス

デンタルフロス

お口のケアとして、日常的にデンタルフロスを使っている人は残念ながらあまり多くはありません。しかしデンタルフロスはを使うことで、多くの細菌を取り除けるのです。歯垢の除去効果は、歯ブラシだけの場合58%ですが、デンタルフロスを併用すると86%にアップするというデータもあります。(※日本歯周病学会誌データ)歯ブラシと同じように、デンタルフロスも正しく使うことが大事です。デンタルフロスを約45cmぐらいにカットし、はじっこを指に巻き付けます。両手の親指と人差し指でフロスをつまみ(2.5cmぐらい離して)、歯と歯の間を優しく動かしていきます。フロスに歯垢がついたら、その部分を指に巻き付け、新しい清潔な部分を使ってケアしていきます。

食事後のうがい

食事の後に口をすすぐことはとても重要です。すすぐことで口に残った食べ物のカスが洗い流されます。市販のマウスウォッシュ、もしくは自分で用意したマウスウォッシュ(水と0.2%-0.8%程度の低濃度オキシドールを1:1で混ぜる)を使うと効果的です。オキシドールは薬局やドラッグストアなどで手に入ります。

自宅でできる歯垢の落とし方

もし歯垢がついてしまったとしても、次にご紹介する方法で落とすことが可能です。

方法1

ナッツの殻

用意するものは、ナッツの殻15グラムと適量の水。ナッツの殻を水につけ、15分ほど沸騰させたらそのまましばらく置きます。歯ブラシにその水をつけ、1日3回、3分ほど優しく磨いていきます。ナッツに含まれるa-リノレン酸の働きによって、骨や歯を健康に保つことができると言われています。

方法2:

ひまわりの種とハーブティーなどによく使われるライムブロッサム(リンデンフラワー)はお口の健康に良いものとされています。500ccの水にひまわりの種(小さじ2)とライムブロッサム(小さじ2)を入れ、中火にかけます。弱火で30分ほど煮詰め、煮詰めたもので毎食後歯磨きをしてください。

方法3:

歯垢の原因となる細菌をやっつけるには、リンゴ酢が効果的です。リンゴ酢で口をすすぎ、その後すぐに水で洗い流す方法、もしくは水とリンゴ酢を1:1で混ぜたものをマウスウォッシュとして使う方法があります。

方法4:

最後にご紹介するのは、よもぎの葉とワインを使う方法です。よもぎ(小さじ1.5)とワイン(小さじ2)を混ぜたものを2時間置き、茶こしなどで濾します。この液体を使って歯磨きをしてみてください。