脊柱と内臓との間のつながりとは?

12月 4, 2016
脊柱は体の主要な神経中枢のひとつですから、すべての臓器が脊柱の異なる部分とつながっているということは驚くにはあたりません。でも、このことがどれほどあなたの健康に影響を与え得るかを知ったなら、きっとびっくりなさることでしょう!

私たちの体は世界でも最も神秘的な現象のひとつ。その完全に組み立てられたシステムと構造とを考えるとき、感嘆せずにはおれません。

自然はなにごとも成り行きに任せたりはしないもの。私たちは、体のしくみについて知れば知るほど安全だと言えます。なぜなら体の異なる部分同士のつながりが、日々新たに発見されているからです。

もっとも顕著な例は、脊柱(背骨)が全身の臓器に密接につながっているということでしょう。

骨でできている脊柱が、肺や心臓などの内臓や筋肉の機能に影響を与えると聞くと、ちょっとびっくりしてしまいます。

このつながり方には一定の規則はないと考えてはなりません。研究者たちは、脊柱のどの箇所が体の特定の部分に連結しているか、正確な位置を発見してきました。

人体が完ぺきな「機械」であることは疑いの余地がありません。今後もさらに驚くべき秘密がたくさん発見されていくことでしょう。

脊柱が体の各部とつながっているのはなぜ?

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この現象の原因は、実はそれほど複雑なものではありません。脊柱は私たちの体を直立させてくれるもの—言い換えれば、脊柱は私たちに構造と支えとを与えてくれているのです。

脊柱は、小さな骨(椎骨)が、相互に連結した筋肉によって支えられ、一つに結合されたものです。

したがって、これらの椎骨のいずれかがずれると、そのずれた箇所につながっている臓器に影響を及ぼすのです。

その影響はひとつの臓器だけにとどまりません。なぜならご存知のように、ある臓器が機能不全におちいるとき、全身の健康に影響を与えるからです。たとえば肝機能が損なわれるなら、血液中の有害物質の解毒・分解ができなくなるため、健康全般が損なわれてしまいます。

また、あなたの心の健康にも注意することが大切です。私たちがストレスにしろ悲しみにしろ、ネガティブな感情にとらわれるとき、脊柱にもよくない影響を与えるからです。

これは、私たちの体の状態をコントロールするために、感情的知性が重要な役割を果すということを意味します。心理的な緊張を避けることで、ネガティブな影響が重要な臓器に広がるのを防ぐことができるのです。

脊柱の検査を受けなければならないのはどんな時?

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脊柱に痛みや不快感があるとき、医師は問題のある箇所に集中した治療を行います。

これらの治療の結果は、期待したほど早くには現れないことがあります。そういうときは、脊柱の精密検査が必要となるかもしれません。

一般的に背骨の問題を伴う病気には次のようなものがあります:

偏頭痛

たいていの場合、頭痛には背中が関係しています。

筋肉のけいれんが椎骨のずれを引き起こし、それが頭や顔の異常につながるのです。

視力障害を引き起こすケースさえあります。

手足のしびれ

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頸部の炎症は神経の圧縮を引き起こし、その結果、血行が阻害されてしまいます。これが長期間にわたって起こると、手足に悪い影響が現れ、感覚が失われ始めるのです。

嚥下障害

これは、首の内部にある頸部脊柱管が狭くなった結果、食べ物を咀嚼したり飲み込んだりする時に使われる筋肉や器官の働きが妨げられてしまうために起こります。

脳への血流の阻害

これは、頸部のしびれを引き起こす現象と非常によく似ています。

動脈についている筋肉が緊張すると、に運ばれる血液の量が限られてしまいます。その結果として、一時的なめまいのような軽度の症状から、脳卒中のような深刻な疾病まで、さまざまな問題が引き起こされる可能性があります。

消化不良

腰椎の炎症は消化器官の不調をもたらし、さまざまな機能不全を引き起こします。そのひとつは便秘であり、突然の下痢を伴います。

このように、脊柱のゆがみは、さまざまな臓器の機能と密接な関係があるのです。

ですから、かかりつけの医師による定期検診を受けるようおすすめします。また、日頃から運動することもお忘れなく。理想的なスポーツは水泳です。骨のゆがみを直し、すべての筋肉を強化するのに役立つため、脊柱の健康を守るのに最適です。

一方、不安やうつ状態におちいりやすい方には、ヨガをおすすめします。心と体の両方の健康に役立つことに気づかれることでしょう。

ヨガはアーサナ(ポーズ)を利用して体の隅々にまで酸素を供給し、体のゆがみを正すほか、瞑想をとおして心をおだやかにする働きもあります。

脊柱の健康を守るため、あなたはどちらを選びますか?

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