穏やかな心で生きられる、道教の4つの教え

· 5月 27, 2019
道教の教えは、より充実した人生を送り、健康を手に入れるのに役立つ哲学的でスピリチュアルな教えです。

道教の教えは、プレッシャーやストレス、不確かさといったもので溢れる現代において平穏を見つけられる手引きとなるものでも格別のものです。

心理面のバランスに一番影響を与えるものの中で、日々こなさなければいけない義務よりもはるかに影響を与えるものの一つが、「分からない、知らない」という状態です。

一日の終わりまでに目標を達成できるかどうか分からないという状況や、明日まだ自分には職があるかどうか分からないといった状況、また、自分の努力が将来報われるかどうか分からないといった状況がこうした「分からない、知らない」状態に含まれます。

不確かさや疲弊した心というのは、私達の健康や幸福に悪影響を及ぼします

ですから、老子や孔子といった人たちが説いてきた哲学的でスピリチュアルな知恵がつまった道教の教えは、私達の心に響き、生きている中で時に失ってしまいがちな心の平穏を見つけさせてくれるのです。

道教の人生における4つの教えは、物事を違った目で見るきっかけをくれます。今までとは違う優先順位に従って、目標を定め、それに向かって励むことができたり、自分を変えることができるようになります。

 

穏やかな心で生きられる、道教の4つの教え

先人の知恵

道教の「道」という字にはこの教えを象徴するとても興味深い意味があり、「自然、あるいは天国への道」のことを指しています。

この定義が私達の中に内なる道を見つける必要を呼び覚まし、私達の存在に新しい意義を与えてくれるのです。

また、「道」は全てが調和すべき道、そして、事の循環を尊重し、変化を受け入れ、学び、そうして生きるということは流れに身を任せ、逆らうことなく前へ進んでいく道であることを指しています。

では、道教をもっとよく理解するために、4つの教えを早速見ていきましょう。

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1.幸福のあり方は人それぞれ

開放的な女性  道教の教え

人生を通して、幸せを見つけることの重要性は何度も何度も繰り返されてきました。更には、幸せの見つけ方を説いている人もいます。そうした哲学の多くが明らかにすることというのは、

  • いい職を得て、結婚して、子供や家族を養って、素敵な家を買って…

というような幸せが、皆に同じように当てはまるものではないということでしょう。

人はみな、自分の人生の意味を見つけなくてはなりません。その中に、本当の幸せがあるのです。

ですから、自分を満たしてくれるものや充実感を与えてくれるものが他の人にとってはそうではないということは十分にあり得ることです。

人は本当の幸福へと続く自分の道を見つけるために、お互いを尊重すべきなのです。

2.穏やかな心に宇宙は屈する

瞑想  道教の教え

「私の人生はめちゃくちゃだ」という言葉、結構頻繁に口にしているのではないでしょうか。しなくてはいけないこと、負わなくてはいけない責任が本当にたくさんありすぎて、これだけたくさんの喧噪や外的圧力の中で平穏の時を見つけるなんて不可能です。

道教の教えは、精神のバランスについて説いています。

  • 平穏とはあなたを取り巻くものではありません。いろいろあっても、多くのものが流動し騒音を立てる雑踏の中で平穏な心を抱いていられる人もいます。
  • 平穏は、自分の心の内にあります。ですから、自分を鍛え、心を落ち着かせることができたなら、宇宙もその心に同じバランスで同化するでしょう。

瞑想によって、こうした精神状態を手に入れることができます。試してみる価値はありますよ。

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3.「完璧」という価値観を体現する

家族  道教の教え

道教によると、完璧という価値観は、実は、存在調和のための法則です。

この価値観は、人生を何よりも意義があり、畏敬に値し、謙虚なものへと形成させるもので成り立っています。

例えば、以下のようなものです。

  • 誠実であること。日々、自身と他者に対して正直であるようにしましょう。
  • 親切心。親切に振る舞うことは容易く、また実践することで他者からの尊敬や評価、自分にとって充実感のある心豊かな規範など、多くのものを手に入れることができます。
  • 完璧の法則は3つ目は支えることです。他人を支えることで集合的な幸福を得られる人と人との結合を促すこの道教の教えの要素となっています。

4.無為でいる

リラックス 道教の教え

理解するのが難しい教えが、「興味や欲望、野心といったものに囚われる己を無にしなければならない」という考えです。

これを矛盾と見る人もいるかもしれません。興味や向上心を諦めたら、物事を克服したり、達成したりするにはどうしたらよいのでしょうか?

どうやら、道教が本当に言いたいことは、自分の身に起きることには抗うことなく、開放的に受け入れるべきだということのようです。

  • 時に、ある考えや目標にとらわれ過ぎて他の機会を逃してしまうことがあります。また、時には、自分が考えているよりももっと面白いことへとつながる扉が自分の求めているものに沿って、開くことだってあります。

まとめると、これら4つの教えは、私達に考える機会を与えてくれるということです。幸せを見つけ、穏やかな心を手に入れるには、物の見方や考えている物事の対象を変えるだけでいい、という場合があるのです。