尿路感染症を防ぐ6つの方法
尿路感染症は、患者が泌尿器科を訪れる理由でも上位に数えられ、その患者は男性より女性が多い傾向にあり、尿路感染症の相談に訪れる人は年間約800万人に及びます。
東京女子医科大学病院泌尿器科は、「尿路感染症は尿道口から細菌が膀胱内に進入することで生じます。したがって男性に比べて尿道の短い女性に尿路感染は起きやすいと言えます」と定義しています。
気になる症状があるときは、必ず専門医の診察を受けて、医師の指導による適切な治療を開始しましょう。
本記事では、医師の治療を補完する自然療法をご紹介しますが、使用前に必ず医師に相談してから行ってください。
1.重曹
尿路感染症の症状が2日以上続くのであれば、前述したように、必ず医者の診察を受けてください。
尿路感染症を放っておくと、腎臓に悪影響を及ぼすだけでなく深刻な問題へと進行する可能性が十分あります。
深刻ではない場合には、重曹を使った方法がお勧めです。
重曹は、尿の酸度を中和して尿路感染症のスピードを早めるのに役立つと言われているため、スプーン 1 杯分の重曹を水に入れて飲むことで、尿路感染症の症状を予防したり、症状を和らげる効果が期待できます。
2.ベリー類
ブルーベリー、ブラックベリー、キイチゴなどは同じ種類の植物で、細菌を抑制する成分を含んでいるため、ベリー類の果汁に尿路感染症を予防する効果があると考えられています。
その効果を最大限に活用するため、果物をそのまま食べるようにしましょう。
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3.ブルーベリージュース
様々な研究でブルーベリージュースには、感染症を引き起こす細菌を排除する働きと、微量の抗生物質も含まれているため、尿管での感染を予防し、症状が現れている場合は緩和するのに役立つと考えられています。
毎日約100g分のブルーベリージュースを飲むと、膀胱の感染症を防ぐ手助けをすることができます。
現時点で尿路感染症の傾向があったりすでに症状が現れているのであれば、毎日2~4杯以上のブルーベリージュースを飲むようにしてください。
4.パイナップル
いくつかの研究で、尿路感染症の人が毎日の食生活にブロメラインを取り入れたところ、感染を予防できたことが明らかになっています。
そのため、パイナップルを食べることで、感染を予防する効果が期待できます。
5.ビタミンC
尿管の感染の再発が疑われている患者さんに、ビタミンCを1日5g以上摂るように処方する医師も多くいます。
ビタミン Cには、本質的に体に害を与える攻撃的な細胞から体を保護する働きがあるため、尿路感染症の予防効果が期待できます。
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6.水
尿路感染症を発症したことがあり、再発を予防したいと考えている人などは、1日に約コップ8杯分の水を飲むことを心がけてください。
少なくとも4~5 時間おきに排尿することで、細菌を体外へと排出するなど、尿路感染症の予防や症状の緩和に役立ちます。
1時間に水を200ml飲むことをおすすめします。
引用サイト:東京女子医科大学病院泌尿器科
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