手のしびれーその原因と改善方法
あなたは手のしびれに悩んでいませんか?寝ている時に手がしびれることはありませんか?手のしびれの原因とその改善方法を知っておきましょう。
手のしびれーその原因
手のしびれの原因って何でしょうか?
手に繋がる神経のどこかに神経伝達的な障害があれば、私たちは手にしびれを感じるのです。原因として考えられるのは以下のようなものです。
胸廓が狭いこと:”なで肩”の方に見られることが多い
首のこり:デスクワークや同じ姿勢での長時間の作業をすることが多い
冷え:冷房などによる体の冷え
寝るときの姿勢:特に、胸廓が狭い人の場合に考えられる
ただし、こうした原因によるのではなく、何かの「病気の前兆」ということも考えられますので、気になる方は医師に一度相談してみることも大切です。
病気の前兆として手がしびれる場合、椎間板ヘルニア、ビタミンB1欠乏症、 甲状腺機能低下症、糖尿病ニューロパチー、手根管症候群(どちらか片方が、しび れる場合)、脳梗塞などの病気が隠れているかもしれません。ただし、糖尿病が原因の場合は、手より先に足にしびれが来ることが多いとMayo Clinicは伝えています。
重い病の前兆の場合もあるということですので、自己判断はせず、専門医の診察を受けることをお勧めします。
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手のしびれー改善方法
なで肩、首のこり、冷えなどが原因で手がしびれる場合は、以下のような方法を試してみるのもよいかもしれません。
バスタオル枕:自分が快適と感じる高さにバスタオルを折りたたみ、首にあてます。首・肩は冷やさないようにしましょう。冷房の効いた室内では何か薄手の物を羽織るようにしましょう。
ストレッチをする:同じ姿勢で長時間作業をした後や就寝前には軽いストレッチをしましょう。
ツボ:電車に乗っている時間や空いた時間などに、手のツボを刺激しましょう。軽くマッサージするのも効果的です。手にはたくさんのツボがあります。どのツボかはわからなくても、軽く押したりマッサージすることで適度なツボをマッサージできているのです。手の血流が良くなることで、手のしびれや疲れを改善することができるかもしれません。
ほんの少しの改善策で違いが出てくるはずです。
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食事:食事も大切な要因です。例えばナスなど体を冷やす食べ物を就寝前には食べないようにするなど、日々の食生活の改善も心がけましょう。特に、ビタミンBが欠乏しないよう、気をつけましょう。
ビタミンB、特にビタミンB12の欠乏は重要なポイントになります。ビタミンB12はしびれ、かっけなどの原因に繋がると考えられています。毎日の食事で適量を摂るようにすることで、手のしびれの改善に役立つかもしれません。
メインとなる料理としてビタミンBを簡単に摂りやすいものの一つとして、良質な豚肉を取り入れてはどうでしょうか。
食事で十分な量を摂ることが難しい場合は、サプリメントで摂取しても良いでしょう。薬局やサプリメント専門店で相談し、ご自分に合ったサプリメントを購入するとよいでしょう。
ただし、人間の体は、天然の物からの吸収が一番良いと言われています。時間に余裕があるなら、天然の食材を選び、添加物などを加えず自分で調理して食べるのが一番良いでしょう。サプリメントなど、ある程度の保存期間を必要とする物には保存料や添加物が使用されている場合もあります。保存料や添加物は、体の中で分解・解毒する必要があります。肝臓内で行われるこのプロセスで体に負担をかけたくないなら、自然の食材から栄養を摂取するのが一番良いと言えるでしょう。
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