耳垢掃除の6つの方法

耳垢とは内耳にある物質で、細菌やホコリなどの物質からデリケートな耳を守る役割をします。
耳垢掃除の6つの方法

最後の更新: 05 10月, 2018

耳垢は、や外耳道にとっての潤滑油の役割も果たします。しかし、耳垢が過剰に蓄積されてしまうと、めまい、かゆみ、何か詰まっている気がする、聞こえにくいなどの不快感を引き起こします。ですから、過剰な耳垢は定期的に掃除して取り除かなくてはいけません。

耳垢が耳を塞いでしまう原因とは?

耳と綿棒

自宅で耳垢の掃除をする方法についてお話しする前に、過剰な耳垢からくる不快感の理由をご説明します。耳垢が外耳道を塞いでしまうと大変不快です。耳垢が外耳道を塞いでしまう理由は、なんと綿棒や耳かきを使って定期的に耳を掃除するからなのです。掃除しているつもりで、実は耳垢を奥に押し込んでしまっているのです。

定期的に耳栓やイヤホンをする人もまた、耳垢が過剰に蓄積されてしまうリスクが高いと言えます。

耳垢が増えすぎたときの症状とは

耳の痛み

耳垢が溜まりすぎてしまった時には以下のような症状が現れるでしょう。

  • 外耳道の内側がかゆい
  • 耳が詰まっている気がする
  • めまい
  • 耳鳴りがする
  • 外耳道が液体が出てくる
  • 聞こえにくい
  • 耳が痛い

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自宅で耳垢を掃除する方法

耳垢が過剰に蓄積されたことによる不快な症状に苦しまなくても良いよう、定期的に耳の掃除をして耳垢が耳を塞いでしまわないようにしましょう。耳垢を掃除する際は綿棒や耳かきを使わず、以下のような方法を試すことをお勧めします。

食塩水

耳垢を掃除するのには食塩水が最適です。水1/2カップ(100ml)に塩小さじ1杯(7.5g)を溶かします。この食塩水にコットンを浸し、頭を傾けた状態で片耳に数滴液を垂らします。この頭の状態を数分保ち、食塩水が耳に浸透し耳垢が柔らかくなるのを待ちましょう。次に頭を反対側に傾け、ティッシュで軽く耳を押さえ、液体が出てくるのを待ちましょう。

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パラフィンオイル

自宅で耳垢掃除をする方法として、パラフィンオイルは大変安全で効果的な方法です。パラフィンオイルは薬局などで購入することができます。大さじ2〜3杯のパラフィンオイルをキャンドルの熱で温めます。粗熱が取れたら数滴耳に落とし、数分横になります。最後にぬるま湯で出てきた耳垢を洗い流します。これを3日間続けて行いましょう。

過酸化水素水

使用する過酸化水素水は3%の強さのものを選びましょう。 過酸化水素水と水を同量混ぜます。これを数滴耳に垂らし、そっと頭を振ります。数分置いてから頭を傾け、耳の中から液が出てくるのを待ちましょう。

グリセリン

耳にグリセリン

グリセリンには耳垢を柔らかくし、取り除きやすくする効果があります。グリセリンは薬局などで購入することができます。それぞれの耳に4滴ずつ落としましょう。1日3回行うと良いでしょう。

お酢&アルコール

ホワイトビネガーと消毒用アルコールを同じ分量混ぜます。コットンを浸し、それぞれの耳に数滴ずつ塗布しましょう。

オリーブオイル

オリーブオイルも耳垢を柔らかくし、取りやすくするのに使えます。寝る前に耳にオリーブオイルを2〜3滴つけます。そしてつけた耳と反対の方を下にして眠りましょう。このトリートメントを3〜4日連続して行いましょう。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。