口内炎の症状を緩和する6つの自然療法
口内炎とは、口の中や周辺の粘膜に起こる炎症の総称で、頬の内側、歯茎、また舌などにもできることがあります。
口内炎ができるとその周りが赤くなるため、単純疱疹のようだとも言われますが、この二つは全く異なる疾患です。
口内炎は、口の中にウイルスやバクテリアが発生している兆候である場合と、怪我、口内の衛生状態の悪さ、またはタバコの吸いすぎなどが主な原因である場合があります。
ある調べでは、女性の方が口内炎になりやすく、特に若い世代が多く発症している傾向にあるようです。
1週間程度で口内炎は自然に完治し、痛みが悪化したり合併症を引き起こすことはほとんどないため、放置する方が多いですが、患部を保護しながら治りを早める自然療法をおすすめします。
本記事では口内炎ができたらすぐに試したい自然療法を6つご紹介します!
1. ティーツリーオイル
ティーツリーオイルには抗菌成分、鎮痛成分、そして治癒成分が含まれているため、口内炎の治療にはおすすめです。
口内炎に塗ると患部を保護しながら感染症を予防します。
材料
- ティーツリーオイル3滴
- 水 小さじ1(5g)
作り方
- ティーツリーオイルを水で薄めてください。
塗り方
- 化粧法コットンまたは綿棒にティーツリーオイルを垂らし患部に塗ります。
- 1日に2−3回塗ってください。
2. ザクロの果皮で作るマウスウォッシュ
ザクロの皮に含まれる治癒効果と抗菌作用が患部を保護します。
材料
- 乾燥させたザクロの皮 小さじ1(5g)
- 水 1カップ(250ml)
作り方
- ザクロの皮を水の中に入れたら火にかけます。
- 沸騰したら10分間火にかけてください。
- 火を止めたあとそのままにし、室温まで下がったら濾してください。
使用方法
- この水を使って2分間うがいします。
- 1日に2回繰り返してください。
こちらの記事もご覧ください:ナチュラルなマウスウォッシュのレシプ
3. アロエベラゲル
アロエベラのゲルは傷を治すのに用いられる自然療法薬で、口内炎にも高い効果を発揮します。アロエベラの抗菌作用が感染症を予防しながら、保湿作用と再生作用の効果が回復のスピードを早めます。
材料
- アロエベラゲル 大さじ1(15g)
- ティーツリーオイル 3滴(お好みで)
作り方
- アロエベラのゲルをスプーンで取り出します。
- お好みでティーツリーオイルを加えてください。
塗り方
- 患部にアロエベラゲルを塗り、そのままにします。
- 洗い流さないようにしてください。
- 口内炎の症状が緩和されるまで毎日続けてください。
4. バーチマウスウォッシュ
バーチと呼ばれる樺の木には防腐作用と治癒作用があるため、外用することで皮膚の再生を促進します。
材料
- 乾燥バーチ 大さじ1(10g)
- 水 1/2カップ(125ml)
作り方
- 水とバーチの葉をポットに入れたら10分間煮だします。
- 濾してからマウスウォッシュとして使います。
使用方法
- この水を使って1日に2−3回うがいしてください。
5. トクサのマウスウォッシュ
抗炎症作用を持つトクサは、口内炎ができている部分の炎症を緩和させながら痛みを軽減することで、回復スピードを早めます。
材料
- トクサ 大さじ1(10g)
- 水 1カップ (250ml)
作り方
- 水の中にトクサを入れて5分間沸騰させます。
- 火を止めた後、20分間そのままにして抽出します。
- トクサを濾した後、マウスウォッシュとして使います。
使用方法
- 毎回歯磨きの時に、冷ましたトクサ茶でうがいをしてください。
こちらの記事もご覧ください:循環を改善するハーブを使った自然療法5選
6. 重曹
重曹は、口内と唾液のpH値を正常化させることで、幹部の感染症を予防します。
材料
- 重曹 小さじ1(5g)
- 水(ぬるま湯) 1/2カップ(125ml)
作り方
- 重曹をぬるま湯に混ぜて薄めます。
使用方法
- 重曹を薄めたぬるま湯を口の中に入れ、2−3回うがいします。
- 口内炎の症状が治まるまで毎日使ってください。
今回ご紹介したように、口内炎の症状を解消する自然療法はとても簡単です。お気に入りの方法を選び、症状が緩和するまで続けてください。
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