骨盤に良い3つのヨガポーズ
骨盤は胴の下部にあって腰部を形成する骨格で仙骨・尾骨と左右の寛骨から成ります。
女性の多くが骨盤筋に問題があったり、不快感を感じたりしていると言われています。一般的に骨盤の衰弱は妊娠、骨盤の傷害、または運動不足などによって起こります。
この記事では、骨盤の運動に適したヨガポーズをご紹介します。とても簡単で一週間以内に効果が現れるはずです。長期的な結果を得るためには、定期的に行うことが大切です。
注意事項
骨盤のケアに関して、いくつか注意をするべきことがあります。わからないことがあったら、ぜひ医師に相談してください。
・過去半年以内に骨盤の手術を受けた方は、ヨガを行う前に医師に相談してください。
・ヨガのポーズは快適で、痛みを引き起こすことはありません。不快感を感じたら、強さを弱めてください。
・最初は、ヨガのポーズを2〜3回繰り返して行うことから始めてください。慣れてきたら、繰り返す数を増やしましょう。
・ぜひ一つ一つのポーズをゆっくりと自分のペースで行ってください。あまりスピードアップすると怪我をする可能性があります。
1、足の親指をつかむポーズ
このポーズは、骨盤の健康を改善し、足を強化することができます。ただし、慢性的な頭痛や低血圧などの問題がある方は、このポーズを行わないようにしてください。
・両足を20センチくらい離して立ちます。足をまっすぐにして立ち、少しずつ前に上半身を倒していき、深呼吸をしながら行います。
・柔軟性がある方は、手が足の指に触れるまで曲げます。それ以外の方は、足首に触れるようにしてください。手が足に触れたら、ゆっくりと10秒をカウントする、もしくは30秒間待ちます。
・ゆっくりと息を吐き出し、3回繰り返します。
この記事もお読みください
2、ブリッジポーズ
3、山のポーズ
・体をリラックスさせて、腕を体の横に沿わせます。もう一度足を押してから、和らげます。
・体重が両足に均等に乗るようにします。下腹部を引き締めてゆっくりと上げます。
・両脇に手を広げて、手のひらを太ももの横に沿わせます。
・肩を持ち上げずに、背中をストレッチします。
・ポーズを30秒間維持してください。
・20秒間の休憩を挟みながら、3回繰り返します。
このヨガのポーズには健康的なリスクは何もありません。めまいや不快感を感じたら、すぐにやめてください。一般的には問題ありませんが、貧血の方は何らかの不快感を感じる可能性があります。
この記事もお読みください
定期的にヨガをして、骨盤の健康を維持しましょう
これらのポーズはとても簡単です。ぜひ毎日行ってみてください。特に長期間運動をしておらず、骨盤に問題がある方にとってはスタートに適しています。
引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。
- Sweta KM, Godbole A, Awasthi HH, Pandey U. Effect of Mula Bandha Yoga in Mild Grade Pelvic Organ Prolapse: A Randomized Controlled Trial. Int J Yoga. 2018;11(2):116–121. doi:10.4103/ijoy.IJOY_32_17
- Wieland LS, Shrestha N, Lassi ZS, Panda S, Chiaramonte D, Skoetz N. Yoga for treatment of urinary incontinence in women. Cochrane Database Syst Rev. ;5(5):CD012668. doi:10.1002/14651858.CD012668
- Taneja DK. Yoga and health. Indian J Community Med. 2014;39(2):68–72. doi:10.4103/0970-0218.132716