コレステロール値の低下に役立つ6つのハーブ療法
心血管系の健康を維持するためには、コレステロール値を正常に保つことが欠かせません。そして、コレステロール値を低下させるためには、ハーブ療法の効果が高いと考えられています。
今回の記事では、高くなってしまったコレステロール値を軽減するのに効果的なハーブ療法を6つご紹介します。
ハーブ療法に加えて、健康的な食生活、運動、心身の健康維持を欠かさないようにしてください。
コレステロールの低下に役立つハーブ療法
ハーブの中には、副作用のリスクを伴わず、コレステロールを自然な方法で軽減する効果があるものがあります。
ハーブ療法を用いる時には、同時に動物性の食品の摂取量をコントロールしながら、野菜を積極的に食べることが大切です。
また、精神面の健康状態も非常に大切です。
ストレスはコレステロール値が高くなる原因の一つです。
心の健康を大切に、ストレスの少ない毎日を送るように心がけてください。
1. 緑茶
薬用効果がある緑茶は、昔から多くの国で自然療法に使われてきました。
緑茶のもつ抗酸化作用は老化を予防するのに役立つことに加えて、緑茶に豊富に含まれるカテキンが悪玉コレステロール値を軽減するのに役立ちます。
毎日1〜2杯の緑茶を飲むことをお勧めします。
ただし、食事中に緑茶を摂取すると、鉄分が体内に吸収されるのを妨げる可能性があるため、食事とは別の時間に飲んでください。
ハーブティーとは異なり、緑茶にはカフェインが含まれているため注意が必要です。
こちらも記事もご参考に:悪玉コレステロールを減らすための効果的な食事療法
2. アーティチョーク
アーティチョークは肝臓の健康維持に役立つ、栄養価の高い野菜です。
アーティチョークで作るお茶は、やや苦味がありますが、コレステロール値を低下させるのに効果があると言われるお茶です。
またアーティチョーク茶は、胃腸の機能を全般的に改善しながら、体内の毒素を浄化する自然療法として働きます。
3. 生姜
生姜は、健康的な食生活に欠かせない食品です。
コレステロール値を低下させる効果に加えて、消化機能を促進しながら体液貯留を軽減し、減量を促進すると言われています。
生姜は、生姜茶として飲むか、生のまままたは乾燥させた生姜パウダーを料理に使う方法があります。
生姜を料理に使うと、風味やジューシーさを高める効果があります。
4. タンポポ
タンポポは、肝臓や腎臓に良いデトックス効果の高い薬用植物なので、体内をクレンズしながら様々な病気を予防する効果が期待できます。
タンポポに含まれるイノシトールという成分には、コレステロールを減らすだけでなく、動脈への悪影響を防ぐ働きがあります。
タンポポ茶として、またはタンポポオイルとしてサラダのドレッシングに使うなど様々な使い方があります。
こちらの記事もご参照を:タンポポのさまざまな用途と効能
5. サフラン
サフランという名前は聞いたことがあっても、その効果についてはあまり知られていません。
サフランは、料理に黄色がかった着色をする食品として人気がありますが、実はサフランで作るお茶には、コレステロールの低下を助ける働きがあります。
サフランに含まれる色素であるクロセチンの働きにより、サフラン茶を毎日摂取すると、毛細血管に栄養を与え、アテローム性動脈硬化症を予防するのに役立ちます。
つまり、サフランを摂取することで、心血管系の健康維持にもつながります。
6. ミルクシスル
マリアアザミとしても知られているミルクシスルは、コレステロール値を低下させるのに役立つハーブです。
さらに肝硬変、肝炎、脂肪肝などを発症した時にも肝機能を再生するのを助ける肝臓のための最良のハーブ療法の一つです。
ミルクシスル茶として摂取すると、血中の中性脂肪値を正常に保ちながら体内の炎症を軽減します。
さらに血液を浄化しながら健康状態を良好な状態に保つため、年に1~2回、3ヶ月間継続して飲むことをお勧めします。
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