子どものおもらしとおねしょについて

幼児期のおもらしは、成長につれて治ります。ですが、続くようなら生活習慣を見直してあげるべきでしょう。
子どものおもらしとおねしょについて
Alejandro Duarte

によってレビューと承認されています。 生物工学者 Alejandro Duarte.

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最後の更新: 06 12月, 2022

おもらしやおねしょは、医学的には遺尿症、尿失禁として知られています。普通は幼い子どもがしやすく、夜間、気がつかないうちにお布団でおしっこをしてしまい、ついついイライラしてしまうお母さんも多いのではないでしょうか。ですが、おもらしは夜間に限ったことではありません。

また、4歳以上の子どもが3ヶ月以上、週に2回以上のおねしょ、おもらしをするようであれば、何かの病気として診断されることもあります。

おもらし、おねしょは男子に多いようです。アメリカ小児科学会は、自己評価の低い子どもはおねしょやおもらしが長く続く傾向にあると見解しています。また、年齢が上がるにつれて、おねしょの回数は減るとしています。

子どものおもらしと夜尿症

おねしょの原因

トイレと子供

こどものおもらしの原因は、まだはっきりとは解明されていません。ですが、以下のようなものが原因として考えられます。

  • 膀胱が小さい:膀胱が発達しきれておらず、尿を保てないのです。
  • 膀胱がいっぱいになっている感覚がわからない:深い眠りにつくタイプの子どもは、膀胱がいっぱいになっても目が覚めない場合があります。膀胱のコントロールをする神経がまだ発達していないためです。
  • ホルモンバランスの欠如:抗利尿ホルモン、バソプレシンの分泌が十分でない時におねしょやおもらしをしてしまうことがあります。
  • 尿管の感染:単におねしょやおもらしをするだけではなく、尿の色がピンクや赤みがかっていたり、痛みを伴う場合は、感染症にかかっているのかもしれません。
  • 睡眠時無呼吸症候群:おもらしやおねしょの裏に、睡眠時無呼吸症候群が隠れているケースもたまにあります。これは睡眠中に一時的に呼吸が妨害される病気です。
  • 慢性の便秘:排便に使われるのと同じ筋肉が排尿にも使われます。そのため、慢性の便秘を抱えている子どもは、この筋肉がうまく機能しておらず、おもらしやおねしょを引き起こしているのかもしれません。

上述した原因に加え、遺伝性であることも多いようです。つまり、両親のどちらかが幼い頃におもらしやおねしょをしていたのなら、子どももそうである可能性があるのです。

子どもにとってストレスの多い環境も、おねしょにつながるということも覚えておきましょう。

 

 

症状と複雑化

おもらしやおねしょは、健康を脅かすような状態ではありません。体の機能が悪いわけでもありません。尿失禁が原因です。また、尿失禁は夜間に起こることが多いでしょう。少なくとも、1ヶ月に2回はあるでしょう。

おもらしやおねしょは、精神的な部分にも影響を与えるでしょう。恥ずかしいと思ったり、自信を喪失することになるからです。周りの大人は、時間が経てば解決することだと忍耐強く対応することが大切です。

一方、おもらしやおねしょが身体的な問題を引き起こすこともあります。例えば、おしっこで濡れたままのパンツを履いている、布団を清潔にしていない、などが続くと、肌のかぶれの原因となるでしょう。

あまりに頻繁におねしょをするのなら、夜間だけオムツを使うことも考慮しましょう。

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子どものおもらし:予防と対処法

おまるに座る子供

まず、おもらしをしてしまうという子どもには、時間を見て定期的にトイレに行くよう誘いましょう。大人が時間を見て声をかけることで、うっかりトイレに行くのを忘れていた、という状況を防ぐことができるでしょう。

通常、子どもが成長するに連れておもらしは無くなります。夜寝る前に水分をあまり取らさないなど、生活習慣を見直すことも大切です。

それでも改善しない場合は、小児科医に相談しましょう。おねしょアラームを利用するよう勧められるかもしれません。このアラームには小さなセンサーがついています。おしっこが出始めを察知すると、アラームが鳴り、子どもを起こしてくれます。

最後になりましたが、薬を使うという手段はあくまでも最終手段として残しておきましょう。副作用があるだけでなく、尿の夜間生成を単に遅らせ、膀胱を落ち着かせるだけでしょう。

おもらし予防や対策として、押さえておきたい点を以下にいくつか挙げますので、参考にしてみてください。

  • 寝る前に最低2回はトイレに行くよう促す。
  • 2時間ごとにトイレに誘い、思い出させる。
  • 毎朝、起きたら一番に下半身を清潔にして皮膚の荒れを予防する。

前述したように、子どものおもらしやおねしょは、成長に従って自然と無くなるものですが、時にはなかなか治らないケースもあります。その場合は、小児科医に相談することを忘れないでください。


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