トイレトレーニングの開始時期と子供の反応

5月 4, 2019
「トイレトレーニングはいつから始めたらいいのか?」という疑問を持つ人が多くいるでしょう。実はトイレトレーニングの開始時期は年齢ではなく、子供の成長を考慮に入れて決めることが大切です。

トイレトレーニングの開始は、これまで赤ちゃんだと思っていた我が子が自立する、画期的な出来事の一つです。

オムツを外した時の赤ちゃんの反応は、正しいタイミングではずしたかどうかによっても異なります。

赤ちゃんは、私たちが予想するよりも早く、腸と膀胱をコントロールする方法を学びます。

そのため正しいタイミングでオムツを外せば、数日でトイレトレーニングが完了する子供もいますし、数週間かかる場合もあります。

大切なのは、子供の成長はそれぞれ違うため、子供の年齢でトレーニングの開始時期を決めるのではなく、子供がどれだけ成長したかを見極めることが大切です。

赤ちゃんがトイレトレーニングの準備ができるかを確認する方法

おしっこやうんちが出そうな時に隠れ始める子供や、オムツにおしっこをするまでの間隔が3時間以上あいている子供はトイレトレーニングの準備ができたと考えていいでしょう。

その一方で、オムツをしていることで精神的に安心する子供がいます。

この場合はオムツを外す準備はできていないため、トイレトレーニングを強制してはいけません。

大切なのは、慎重に正しい開始時期を待つことです。

トイレトレーニングを開始する2~3ヶ月前には、少しずつトイレについて話し始め、トイレトレーニングに関する物語や絵本、そして写真などを見せて

「トイレとは何か?」

「トイレは何をする場所なのか?」

を丁寧に楽しく説明しましょう。

トイレトレーニングを始めるのに最適な年齢は?

オムツをした赤ちゃん

1歳半から2歳のときにおむつを外そうとすると、2歳以降でトイレトレーニングを始めるよりも、時間が長引く可能性があります。

ただし、1歳半頃の子供でオムツを嫌がる子供の場合は、試してみても問題はありません。

少しの間オムツを外して、子供がどのように反応するかを見極めていくのが親の役割ですが、忍耐強く子供を応援するのがトイレトレーニングを成功させる鍵です。

一般的にトイレトレーニングを開始するのに理想的な年齢は2〜3歳だと言われています。

おしっこやうんちといった単語を理解し、口に出すことができるだけでなく、排泄が起こりそうだというのを大人に知らせることができる年齢だと考えられているからです。

こちらもご参照を:おむつを替えるために赤ちゃんを起こすべき?

トイレトレーニングに否定的な反応をした場合

トイレトレーニングを嫌がる子供を見ると、親はなぜだろうと疑問に思うかもしれません。

現代の紙オムツは、吸水性がよく子供がおしっこやうんちをしてもさほど違和感を感じないようにできています。

そのため、おむつをとるということが逆に子供に恐怖感を与えることもあり、オムツに執着してしまう結果となります。

また、大人用の便座が大きすぎて怖いという子供もいます。

子供用の小さな便座を取り付けても怖がる場合は、小さな台を置いて足がつくようにするか、子供が楽しく座ることができるおまるを使いましょう。

オムツをとってトイレトレーニングを始める方法

オムツを外すタイミング

まず第一に、親の指示に従うことができる子供が、トイレトレーニングを開始する準備ができていると考えてください。

パンツ式のオムツや下着を脱ぐように指示を出します。ここで難しいようならば、しばらくオムツや下着を脱いだり履いたりすることを教えてください。

次の段階はパンツ式のオムツや下着を脱いでトイレに座るという難易度の高い指示です。

このオムツトレーニングを楽しくするためには、子供の好きな便座やおまるを購入して、座りたいという意識を強く持たせることが大切です。

他にも、表を作ってシールを貼るなど、子供に合う様々な楽しみを見つけてやる気を持続させてください。

こちらもご覧ください:新生児を世話する際のアドバイス

失敗したときの準備はできていますか?

トイレトレーニングの家庭で、子供がおもらしなどの失敗をするのは普通のことです。

トイレに行きたいと知らせることができても、トイレまで間に合わないなど、親がうんざりしてしまうような失敗も多く起こります。

ここで大切なのは、親がどのように対処するかです。

子供は自分の腸や膀胱をコントロールする方法をゆっくりと学びます。

オムツをとったからといって一日で成功するものではないことを忘れてはいけません。

トイレトレーニング中の失敗を叱ってはいけません。

常に前向きな姿勢を子供に見せ、親は子供のトレーニングをサポートしていることを優しい言葉や態度で示すことが必要です。

日中だけでなく、夜間のオムツも一気に外す親もいますが、これはどちらでも大丈夫です。

親の負担を軽くするためには、夜間のオムツはしばらくつけたままにしても良いでしょう。

おねしょが少ない子どもの場合は、夜間もオムツを外してもいいですが、おねしょが多い場合は、シーツをなんども洗濯するのは親の負担になります。

男子と女子の違いはありますか?

赤ちゃん二人とおまる

人生の最初の数年間で、女子は男子よりも成長が早い傾向にありますが、精神面では、男子は新しいものに積極的に挑戦する傾向があるため、オムツを外すと言う新しいことに興味を示すことが多いと言われています。

またおしっこが出たと言う感覚にも違いがあります。

その違いとは?

女の子の多くは、男の子よりも言語の発達が早い傾向にあるため、トイレに行きたくなった時に大人に伝えられます。女の子は男の子よりもトイレトレーニングが早いと言われるのはこのためです。

衛生面では、男子の方が優位でしょう。男子の場合は、公共のルールもありますが公共のトイレに行けばすぐにおしっこをすることができます。

その一方で女の子は、オムツや下着をおろしてからトイレに座ると言う過程がありますし、トイレがきれいかどうかにも注意が必要です。

女子の認知力は、男子よりも早い傾向があるため、トイレの使い方を学ぶのが早いと言われ、男子はすぐには使いこなせないのが一般的です。

しかしこれにも個人差があるため、すべての子どもがこの例に当てはまるわけではありません。

結論

トイレトレーニングを行う過程で大切なのは、忍耐力です。

子供への愛情を示しながら、親が忍耐強くサポートすることで、トイレトレーニングが成功します。

子供はまだこの世に生まれてから数年で、すべてのことを学んでいる最中だと言うことを親が忘れては行けません。

そして子供を教育することで、親も多くのことを子供から学んでいるのです。

Anandan, V. (2008). Diaper dermatitis. Indian Journal of Practical Pediatrics. https://doi.org/10.1016/S0031-3955(05)70248-0