過活動膀胱が避けるべき5つの食べ物

9月 25, 2019
辛い食べ物にはいくつかの健康効果が認められますが、過活動膀胱の場合は、膀胱内の組織を刺激して尿漏れを引き起こす可能性があるので避けた方が無難です。

過活動膀胱とは、急に強烈な尿意をもたらす膀胱のことです。

膀胱周りの筋肉の不随意収縮により引き起こされる症候群で、尿漏れ(切迫性尿失禁)に繋がることがあります。

過活動膀胱に悩む人にとっては、自分でコントロールしにくいからという理由だけでなく、社会生活で恥をかいてはいけない、と生活を制限されることからも、この疾患は大変大きな問題となり得ます。

何よりも心配なのは、多くの人がこの問題から目を逸らしがちで、正しい治療を受けないので、後に重度の失禁になったりその他の尿疾患になってしまうことです。

ですので、過活動膀胱の制御の仕方とどんな食事が症状を悪化させるのかを知ることが重要なのです。

この記事では、過活動膀胱の主な原因をいくつかと、合併症防止のために避けるべき5つの食べ物をご紹介します。

 

過活動膀胱の原因とは

過活動膀胱は、膀胱内にさほど尿が溜まっていないのに膀胱周りの筋肉が不随意収縮を始めるときに引き起こされます。

この収縮が強烈な尿意をもたらすので、多くの場合、すぐにお手洗いに行かないと意思に反して尿漏れが起こります

リスク要因

膀胱の制御を失う理由が不明な場合もありますが、過活動膀胱の発症の引き金となる可能性のあるものには、下記のように様々なものがあります。

  • 水分の取りすぎ
  • 神経の問題
  • 利尿作用のある薬の服用
  • 尿管の感染症
  • 糖尿病
  • 前立腺肥大
  • 便秘
  • 加齢による認知機能低下
  • カフェインまたはアルコールの過剰摂取
  • 腫瘍や尿結石などの膀胱内の異常
  • 残尿
  • ヘルニア
  • ストレス

こちらもお読みください:ストレスが及ぼす負の影響

過活動膀胱の症状

過活動膀胱

過活動膀胱とは、排尿習慣へ様々な変化を与える症候群です。主な症状は下記の通りです。

  • 強烈で急な尿意
  • 無意識の尿漏れ
  • 1日8回以上の頻尿
  • 夜中の尿意(夜間頻尿)

過活動膀胱が避けるべき食べ物

特定の食べ物を過剰摂取すると、膀胱内の不快感と炎症を悪化させるので悪影響を及ぼす恐れがあります。

これからご紹介する食べ物は回復過程を妨げる可能性があるので、少なくとも治療中は制限することが極めて重要です。

1. トマト

トマト 過活動膀胱

トマトが1、2位を争うほど栄養たっぷりの食べ物だということは、紛れも無い事実です。しかし、過活動膀胱の悩みを抱える患者には推奨されていません。

  • トマトには、尿路と膀胱内の組織を刺激する酸が含まれています。これによる利用作用が尿生成を増やし、尿もれを引き起こすことがあります。
  • 一方、トマトは調理すれば酸性度が高くなり、砂糖が加えられるレシピもあるため、影響が悪化する可能性があります。

2. コーヒー

コーヒー、およびその他のカフェインを含む食品は、尿意の制御が難しい人に悪影響を与える可能性があります。

  • コーヒーという名の刺激物は、少量しか飲まなくても、脳や神経の活動を活発にします。
  • 結果として、膀胱の機能を妨げ、尿があまり溜まっていない時でも尿意が高まります。

3. 辛い食べ物

辛い食べ物 過活動膀胱

辛い調味料には 健康によい栄養素を含むものがたくさんあります。しかし、膀胱や尿路に何か問題を抱えている時は、刺激を与えてしまう可能性があるので、摂取はお勧めできません。

  • 辛い料理は炎症反応を引き起こし、膀胱の活動を大幅に活発化させます。
  • カイエンペッパー、チリペッパー、ターメリックなどの辛い調味料を食事のメニューから外しましょう。

4. 柑橘系のジュース

美味しくてビタミンCの重要な供給源ですが、酸性度が強いため、過活動膀胱の患者は避けましょう。

  • 柑橘類は膀胱を刺激し、尿意が高まってしまいます。
  • さらに、柑橘類には利尿作用が少々あり、尿意が高まって尿もれに繋がることがあります。

こちらもお読みください:健康的に減量を促進してくれるレッドジュースについて

5. 甘い食べ物

甘い食べ物 過活動膀胱

人工甘味料を含むあらゆる甘い食べ物は、過剰摂取すると体に悪影響を及ぼします。

  • 精糖は粘液を刺激し、炎症した患部を悪化させます。
  • これにより、尿意の制御が効かなくなり、痛みやヒリヒリとした灼熱感が出ます。
  • 焼き菓子、お菓子、その他のスイーツは避けましょう。

過活動膀胱の症状があるならば、ぜひ医師に相談してください。中にはコントロールができない要因もありますが、生活の質に影響を与えないように、症状を軽減する方法や薬があります。