子どもにおける情緒的剥奪の6つのサイン

· 2月 7, 2019
人生の中であなたにとって最も大切な人からの愛情を感じることが出来ないことを想像してみてください。それが感情の剥奪を経験している子供たちが感じていることです。親のあふれる愛情をしっかり子供に伝え、「自分は大切にされている」と子供が感じるようにすることが大事です。

キス、抱きしめる、思いやり、アドバイスなどは、親が子供に示すことの出来る愛情表現の一部です。情緒的剥奪を避けるためには、子供にしっかり「愛している」という気持ちを見せなければなりません。これは、子どもの心の健康と社会的成長につながる大切なものです。

子供の成長は親や保護者にかかっています。経済的なものや教育だけでなく、感情や心の成長に関して重大な役割を担っているのです。

親が愛情を示し子供を理解しようとすることほど、子供にとって重要なものはありません。これらは健全な環境を築き、家庭で学び成長する糧となります。

ですが、多くの子供が親の愛情を充分に受けていません。それは家族の問題であったり、環境のせいであったりします。こういった情緒的剥奪につながる状況は、子供の態度に大きく影響を及ぼします。

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情緒的剥奪のサインとは?

子どもの頃は、周りの人からの愛情と保護の中で育たねばなりません。ですが、子供が成長するにつれ、親の愛情表現は徐々に少なくなっていきます。

窓の外を眺める女の子

 

長時間労働など疲労困憊させるような現代のライフスタイルは、家族と共に過ごす時間を気づかぬ間に徐々に奪ってしまいます。これは子供に愛情を注いだり、子どもが親にとってどれだけ大切な存在であるかを感じる時間を奪ってしまうことです。

そうすると子供は孤独になり、無視されているような気持ちになります。また親子間のコミュニケーションが減ることで、子供の自己肯定感が低くなることもあります。

子どもが以下のような行動を取る様になったら要注意です。

他人とよくトラブルを起こす

常に言い訳をしたり警戒したりする

・ストレスに苦しんでいる

・ストレス度が高いことから、免疫系が弱まっている

 

1.言うことを聞かない

子どもの喧嘩

情緒的剥奪は、「注目されたい」という気持ちを引き出します。かんしゃく、公の場で泣くなど不適切な態度を取り、親の言うことを聞かないことで、注目を得ようとします。

親の十分な愛情や注目を得ていない子供は、親の目を引く状況を作り出そうとします。そしてその目的が達成されなければ、より態度が酷くなり、頻度も増します。以下のような態度がその例です。

・あまり笑わない

・攻撃的

・怒り

・衝動的

・気分がころころ変わる

症状について更に深く見ていきましょう。

 

2.攻撃的

勉強

子どもが攻撃的になった時は、彼らの言い分にしっかりと耳を傾けましょう。親が話を聞いてくれる、理解しようとしてくれると思うだけで、そこから自信が生まれ、本当に伝えたい心配事などを話してくれます。

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3.不安感

恐れ

感情的な孤独と愛情の欠如は、不安な気持ちを助長し、他人と接するのを恐れるようになります。

安心感を感じることがなく、常に心理的に不安定な状態にあると、周りの環境に対して身を構えたり警戒するようになります。子どもが見せる不信感は「何かがおかしい」というサインなのです。

 

4.恐れ

恐怖心

情動障害のある子どもが専門家の適切な治療を受けていなければ、空虚感や不信感を生み出す場合があります。しかもそのまま放っておくと、成長するごとに築く人間関係が、その空虚感と不信感にまみれたものになってしまいます。

親などの家族や保護者からの愛情をしっかりと感じていないと、見捨てられることへの恐怖心が、小さな体にしみついてしまいます。しかもそれを振り払うのは非常に難しいのです。

情動障害がある場合は、精神科医やセラピストの助けを借りましょう。恐れに打ち勝ち、親子間の関係を再構築するサポートをしてくれます。

 

5.成績が悪い

学校の勉強

愛情と注目の欠如は、学習障害を引き起こしたり、勉強への意欲を奪うこともあります。心理学者たちによると、情緒的剥奪のある子供は、言語に問題があったり、学校の成績が悪い子が多いそうです。

他の子に比べて言語の発達が遅く、社会的スキルもあまり備わっていません。他人の感情に敏感で、人と愛情関係を築くことを避けます。

 

6.電子機器への執着

子どものおもりを電子機器に頼る親もいます。テレビやタブレットに子供の気を持っていかせることで、自分が楽をしてしまうのです。

ですが、そういったものに頼ると、人との関りが薄くなってしまいます。

子どもと依存

 

まとめ

愛情の欠如は、愛する人を失う恐怖心をあおります。そのため、子供は身の回りの起こっていることに常に警戒するようになるのです。

赤ちゃんの頃からそういった環境にあると、一生不安感を持ったまま生きることになります。常に、愛情と安心感を感じる関係を求めるようになるのです。

子どもには愛情を目に見えるように表現しなければなりません。愛情は彼らの個性を作り上げ、脳の発達にも良い影響を与えます。

愛情の欠如は不安感でいっぱいの性格、つまり情緒的剥奪、自己中心的、アイデンティティに問題を抱えた人間へと成長させてしまいます。愛情のない環境で育つと、安定した人間関係を築くのが難しくなり、他人とぶつかることも多くなるでしょう。