気を付けるべき目の5つのサイン

· 6月 8, 2017

日常生活を送る上で欠かせない器官の一つである目ですが、知らず知らずのうちに酷使されていることがあります。

現代社会では、長時間の使用により、視力低下や目の不調のリスクが高まるような、さまざまな電子機器に囲まれて生活しています

例えばパソコンの画面を長時間見続けることは、眼精疲労の原因となります。

日本眼科学会では、「眼精疲労とは、視作業(眼を使う仕事)を続けることにより、眼痛・眼のかすみ・まぶしさ・充血などの目の症状や、頭痛・肩こり・吐き気などの全身症状が出現し、休息や睡眠をとっても十分に回復しえない状態をいいます。」と説明しています。

また、体調不良や、何らかの病気のサインとして、目に異変が現れることもあります

できる限り視力を維持するため、また深刻な症状を予防するためには、普段の生活習慣に気を付けると共に、目に異変を感じたら、すぐに病院で診察を受けるなど対策を取ることが大切です。

この記事では、見過ごしてはいけない5種類の目の症状についてご紹介します。

1. 目がかすむ

目のかすみを訴える人は多くいます。

単に、目にゴミなどの異物が入ることによって目のかすみが起きることもありますが、白内障など、もっと深刻な症状や病気も目のかすみの原因となります。

白内障は、高齢者に多く見られる病気ですが、年齢を問わず発症する可能性があります。

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2. 白目が黄ばむ

白目が黄ばんでいる場合、多くは肝臓の不調と関連しています

肝臓に異常が起きると、血液中のビリルビンの量が過剰になり、白目や皮膚が黄色くなる黄疸と呼ばれる状態になります。

3. 目がチカチカする

ベッドから飛び起きるなどして急に立ち上がると、血圧が一時的に下がってめまいがしたり、目がチカチカしたり、星が見えたりすることがあります。また、眼精疲労も目がチカチカする原因となります。

しかし、そういった一時的な症状とは別に、緑内障、網膜剥離など、何らかの病気が原因となり、予測できないタイミングで目がチカチカすることもあります。

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4. まぶたが下がる、落ちくぼむ

加齢とともに肌にハリがなくなっていき、まぶたにシワができるのはごく普通のことです。

また、肌に栄養が足りていない場合にも、まぶたを含めた皮膚がたるむことがあります。

しかし年齢に関係なく、まぶたが下がり、目を開きにくくなる「眼瞼下垂」という症状が起きることがあります。

原因にはさまざまなものがありますが、脳動脈瘤など何らかの病気が原因となってまぶたが下がることもあります。

5. 視界がぼやける

目を酷使したり、携帯電話やパソコンのスクリーンなどを長い時間見続けて、過度の明るさに目をさらしたりすることで眼精疲労となり、視界がぼやけることがあります。

しかし、何か別の問題が原因となって視界がぼやける場合もあります。

例えば、視野が普段は正常であっても、時々急に狭くなり目がぼやけるという場合、目が炎症を起こしている可能性があります。また、白内障などの病気が原因で視界がぼやけることもあります。

より深刻な状況としては、突然、数分間何も見えなくなるという場合、脳血管に関連した症状の可能性もあります。

気になる症状がある場合は、決してそのままにせず、病院で診察を受けましょう

Hanson, L. L., & Utz, V. M. (2016). Cataracts. In Practical Management of Pediatric Ocular Disorders and Strabismus: A Case-based Approach. http://doi.org/10.1007/978-1-4939-2745-6_18 Deng, J., Tsui, E., & Chapman, C. B. (2015). Blurred vision. JAMA Oncology. http://doi.org/10.1001/jamaoncol.2015.2297