憩室症と憩室炎:/知っておくべき症状と自然療法

4月 1, 2016
憩室炎は、慢性にならないかぎり症状がありません。長い間のまちがった食生活が原因であると考えられています。

憩室とは、通常大腸の内壁にできる、外に向かって飛び出した小さなポケット。憩室がたくさんある状態を憩室症、憩室が炎症や感染症を起こした状態を憩室炎と言います。ふだんあまり耳にしない病名ですが、加齢とともに誰にでも起こり得ますから、ぜひ知っておきたいもの。今回は、大腸憩室症と憩室炎について、ごいっしょに学んでいきましょう!

憩室炎について知っておくべきことがら

憩室炎は、大腸にできたポケットに糞便がたまったりして炎症や感染症を起こした状態です。通常60歳以上の人に多く見られますが、確かな原因はわかっていません。

憩室ができる原因は、長い間のまちがった食生活にあると考えられています。つまり、食物繊維の不足・過度の便秘・加工食品の大量摂取などです。

憩室炎の問題のひとつは、多くの場合、慢性になるまで症状が現れないこと。病状が悪化すると、次のような症状が出る可能性があります:

  • 血便
  • ガスまたは腹部膨満
  • 発熱
  • 寒気
  • 下腹部の圧痛
  • 吐き気と嘔吐
  • 食欲不振
  • 腰の痛み

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憩室症のミニ知識

憩室炎

憩室症になると、結腸内にたまった糞便を排泄するのがむずかしくなることがあります。

結腸に糞便がたまると、毒素による危険性が高まります。これは、さまざまな病気を引き起こしかねません。感染症が腹膜などの他の器官に広がる可能性があります。

憩室症の原因として考えられるもの:

  • 有害物質や刺激物を含んだまちがった食生活
  • 太り過ぎ・便秘・トイレに行く回数が少ないことなどが原因で、腸の筋肉が弱まる。
  • すわりがちなライフスタイル・悪習慣・運動不足。
  • 感情的な原因:消極性・ストレス・まわりからの圧力・不安感。

憩室症の症状に含まれるもの:

  • 便秘
  • 排便中の腹部の痛み
  • 腹部の炎症
  • 固い便
  • ガス
憩室症

憩室症と憩室炎によく効く自然療法

憩室症や憩室炎の治療には、食習慣を変え、毎日運動を始めるだけでなく、自然の恵みを利用することもできます。以下、オススメの家庭療法をご紹介します。

アマニ(フラックスシード)

アマの種(アマニ)やその粉末には、食物繊維がたっぷり含まれています。アマニはすりつぶして水分を加える必要があることを覚えておきましょう。そうしなければ、かえって症状が悪化します。

アマニの粉末大さじ1杯を朝の空腹時に、もう1杯を寝る前に、十分な量の水といっしょに摂りましょう。

ただし、この自然療法は、妊娠している方・血液の病気を患っている方・腸閉塞の方にはおすすめしません。

小麦ふすま

小麦ふすま(ウィートブラン)も、手軽に利用できる食物繊維の宝庫のひとつ。便秘を緩和し、便の質を改善する手助けをしてくれます。小麦ふすま粉を以下の料理に加えてみましょう:

  • ケーキ
  • スープ
  • クリーム
  • サラダ
  • スムージー
  • 生ジュース

カモミール

このハーブには、炎症を抑え、憩室症や憩室炎の症状を軽減する効能があります。お茶として飲むのが一番です。

材料:

作り方:

水にカモミールを加えて沸騰させ、数分間煎じます。少しさまして飲みましょう。甘味が欲しい方はハチミツ少々を加えましょう。ハチミツにも、消毒作用と抗炎症作用があります。

カモミール

ミント

ミント(ハッカ)には、消化と腸の問題の治療に役立つさまざまな成分が含まれています。食後にミントティーを飲むと、腹部膨満感・胃痛・吐き気の緩和に役立ちます。

1日にカップ1~3杯飲むことをおすすめします。

材料:

  • ミントの葉 大さじ1杯
  • 水 カップ1杯

作り方:

ミントの葉でお茶を作りましょう。ハチミツかステビアで甘味をつけてもOKです。ただし、胃酸逆流症を患っている方は、この自然療法を利用しないでください。

オレガノ

このよい香りのするハーブには、結腸の感染症を抑える効能があります。料理に利用するほか(オレガノは料理に最もよく使われているハーブのひとつです)、オレガノ茶を作って飲む人もいます。

材料:

  • 生またはドライオレガノ 大さじ1杯
  • 水 カップ1杯

タイム

食物繊維を含んでいるのは種だけではありません。タイムも食物繊維源としてすぐれています。また、鎮痛作用・抗けいれん作用・抗炎症作用もあります。

タイムは、憩室炎のような問題を抱えている方にぴったりの薬草です。サラダ・スープ・クリーム・ソースなどの風味づけに使いましょう。

タイム

クミン

インドサフランとしても知られているクミンには、すぐれた抗炎症作用があります。ただし、体温を上げますし、非常に強い風味があるため、少量ずつ使うようにしましょう。

憩室炎によって引き起こされる腸の腫れを軽減します。

リンゴ

ご承知のように、リンゴにはたくさんの効能があります。水溶性・不溶性両方の食物繊維を含んでおり、消化器系と腸が正しく機能するよう助けてくれます。

憩室症でお悩みの方は、皮をむいたリンゴを、消化しやすいように必ず小さく切ってから、生または調理して食べましょう。

プラム

プラムは、生でも乾燥させたものでも、便秘の特効薬として知られています。食物繊維をたっぷり含んでおり、憩室炎の患者さんにおすすめです。

プラムは便通を整え、腸内の水分が便をやわらかくするのを助けます。

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憩室症や憩室炎の患者さんが避けるべき食品とは?

憩室症または憩室炎

もし憩室症や憩室炎を患っていらっしゃるなら、以下の食品を避けましょう:

  • 丸ごとの種
  • イチゴ
  • ポップコーン
  • ごま
  • ひまわりの種
  • ざくろ
  • ブラックベリー
  • ラズベリー
  • コーヒー
  • チョコレート
  • 炭酸飲料
  • 加工食品
  • 精製された砂糖・小麦粉
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