感情に任せて食べる「エモーショナル・イーティング」について

感情に任せて食べてしまうと、過食をする傾向があります。食べ物を現実逃避に使ってはいけません。

空腹を満たすため、そして栄養補給を行うための食事ですが、時には感情に任せて食べてしまう「エモーショナル・イーティング」が起こります。

自分の中で消化できない感情を解消するために何かを食べてしまうことを「エモーショナル・イーティング」と呼びます。これは「感情的摂食」と訳されることがあります。

子供の頃に自分の感情を表現する方法を学ばなかった人は、自分の感情を心の奥にしまう習慣がつき、それがエモーショナル・イーティングへとつながります。

こちらの記事もご参考に:悲しみによる過食を防ぐ方法 

悲しみが涙となってあふれ出した時、その悲しみを恥ずかしく感じたことはありますか?

怒りの感情を自分の心の奥に閉じ込めて自分の本当の気持ちを口にできない時、その感情をどのように解消していますか?

空腹だから食べ物を口にしているのか、自分の感情を満足させるために食べているのかを見極めてください。

エモーショナル・イーティング

過食

 

空腹ではないのに台所に行き、最初に目についたもの(ほとんどの場合は不健康な食品)を口にする傾向がある場合は、感情に任せて食べていることがほとんどです。

これは食べるという行為により、自分の感情を隠しています。

自分に芽生えている負の感情に直面することを避け、心が「飢え」っているのを食べ物で満たし、現実逃避を行います。

過食性障害は、これ以上食べられないと感じるまで食べ続ける病気の一種で、空腹ではないのに大量の食べ物を食べるだけではなく、心の中の深い悲しみや怒りなどの感情を食べ物で覆い隠そうとしていることがほとんどです。

海外の映画で、大きなアイスクリームの容器から直接食べている様子を見たことはありますか?

実はこれは映画の中だけではなく、実生活でも起こり得ることなのです。

これらの過食性障害をはじめとする摂食障害の原因の一つが、様々な感情を処理できないことです。

例えば、愛する人を失ったことによる悲しみ、将来への不安や、現在の仕事や恋人を失うのではないかという恐怖などがその一つです。

何かを失ったとき空虚感が私たちを支配し、この感情を解消する(間違った)方法として、食べ物へと救いを求めることがあります。

それでは、感情に任せて食べてしまうときの感情についてご紹介します。

こちらの記事もご参考に:不安感の原因となる9つの習慣

過食性障害

過食性障害

むちゃ食い障害とも呼ばれる過食性障害を見極めるためには医師の診断が必要ですが、自分の過食の原因が何かを自分で見極めることができます。

過食をやめたい時は、その原因となる感情を解消する必要があります。

  • ストレス:食べ物を味わうことなく早食いをする
  • 恐怖心:台所や食べ物が心の拠り所となる
  • 罪悪感:必要以上に食べて体重が増加する
  • 悲しみ:甘いものやジャンクフードを常に欲する
  • 空虚感:食べ物で喜びを感じ、満足感を感じることで空虚感を満たすために大量に食べる

自分の過食の原因は見つかりましたか?

大切なのは、自分自身に対して正直になり、自分の心の中で何が起こっているのか、そしてそれをどのように解消すべきなのかを見極めることです。

現実逃避のために食べ物を使い、自分が直面している感情を解消できると考えることがありますが、自分の精神状態から目を背けず、自分の心の声に耳を傾ける必要があります。

なぜ罪悪感を感じているのか?

何を恐れているのか?

空虚感の原因は何か?

これらの質問に対する答えこそ、心の奥に閉じ込めた感情を解消する重要な鍵となります。

感情に任せて食べてしまう時、空腹でもないのに不健康な食品を大量に摂取することで、自分の体を痛めていることを実感してください。

食べ物を心の拠り所とし、自分の感情を制御して解消することを諦めていませんか?

心の奥に閉じ込めた感情は、何かを食べることでは解消されません。一時的には幸せな感情がやってくるかもしれませんが、食べ終えた後、同じ感情が戻ってくるだけではなく、食べてしまったことへの罪悪感が加わることがほとんどです。

自分を大切に

 

感情に任せて食べてしまうのは、その感情を表現する方法を知らない場合や表現するのが怖いというのが原因の一つだと言われています。また自分の感情を心の奥にしまっておきたいと考える人もいますが、それが原因で過食を引き起こします。

大切なのは、食べることで現実逃避をしようとしている時は、自分の心の中の感情から目を背けているという事実を理解することです。どれだけ目を背けてもその感情は無くなりません。

子供時代の心の傷が、今でも心の中に罪悪感を残しているケースや、悲しみを受け入れて表現する方法を知らないケースもあります。

自分の内面と直面し、自分を理解した上で分析することで、健康的に自分の感情を解消することができます。

怒りを感じている時や罪悪感を感じている時は、思い切ってその感情を表現してみましょう。誰かを傷つけることなく、自分の感情を表現するのは難しいことではありません。

誰の中にも様々な感情が生まれますが、その感情は心から消え去るのが一般的です。感情がいつまでも心の奥に残る時に不健康な感情となり、その感情に任せて食べる「エモーショナル・イーティング」が起こります。

 

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