かかとの痛みを和らげる6つの自然療法
かかとの痛みは様々なことが原因となって起こります。一般的には、足に合っていない靴を履いているため、怪我をしてしまったため、ランニング中やウォーキング中の姿勢が悪いため、タコやマメができているため、その他疾患などあることが原因として挙げられるでしょう。
この痛みは通常それほどひどいものではなく、また、たまにしか起こらないのですが、かかとの痛みを抱える人にとっては一刻も早く治したい不快な症状です。
幸い、軟膏を始め、抗炎症効果のある素材を使った様々な自然療法があります。
1. アップルサイダービネガー
アップルサイダービネガーは薬用として様々な場面で使えるお酢です。抗炎症作用、鎮痛作用に優れているため、怪我からくるかかとの痛みを軽減するのに効果的でしょう。
材料
- 水 2カップ(500ml)
- アップルサイダービネガー 1/2カップ(125ml)
準備
- 水を鍋に入れて火にかけ、沸騰させます。沸騰したらボールに入れ、アップルサイダービネガーを入れましょう。
使い方
- ちょうど良い温度になったら足を浸します。15〜20分間浸しましょう。
- かかとの痛みが軽減するまで繰り返しましょう。
こちらも参照『アップルサイダービネガーを使った美容レシピ』
2. エプソムソルト
エプソムソルトを使った古くから伝わるこの方法には、痛みのあるかかとの不快感を落ち着かせる効果があります。炎症をコントロールし、循環を活性化することであっという間に症状を緩和してくれるでしょう。
材料
- エプソムソルト 1/2カップ(100g)
- 水 3カップ(750ml)
準備
- 熱いお湯にエプソムソルトを入れて溶かします。大きめのボールかたらいに入れましょう。
使い方
- 液にかかとを20分間浸します。丁寧に乾かしましょう。
- これを毎日行います。かかとの痛みが癒えるまで続けましょう。
3. セージとアップルサイダービネガー
アップルサイダービネガーの効能とセージの持つ抗炎症効果、鎮痛効果を組み合わせたトリートメントです。
炎症を抑え、循環を改善するため、様々な怪我に効果的な外用治療法として使えるでしょう。
材料
- セージの葉 6枚
- アップルサイダービネガー 1/2カップ(125ml)
準備
- セージの葉を潰し、アップルサイダービネガーと一緒に鍋に入れます。弱火で5分間グツグツさせた後火を止め、室温になるまで冷ましましょう。
使い方
- 液を浸したコットンで患部を押さえます。
- 2時間そのままにしておきます。その後洗い流しましょう。
- 1日2回行います。3〜4日続けましょう。
4. オリーブオイルとクローブオイル
オリーブオイルとクローブのエッセンシャルオイルを組み合わせたものには、怪我や使い痛みで辛いかかとを癒すセラピー効果があります。
このオイルに含まれる抗炎症作用は収縮した筋肉組織を和らげ、循環を促すことで開放感を与えてくれるでしょう。
材料
- オリーブオイル 大さじ2(32g)
- クローブエッセンシャルオイル 大さじ1(15g)
準備
- オリーブオイルとクローブのエッセンシャルオイルを混ぜます。電子レンジで少し温めましょう。
使い方
- 肌に塗布しても大丈夫な温度かどうか確認します。優しくマッサージしながらかかとに塗布しましょう。
- 洗い流さずにそのままにしておきます。1日2回行いましょう。
こちらも参照『お家でできる5つのオリーブオイルマスクで贅沢スキンケア』
5. ワセリンとカイエンヌペッパー
カイエンヌペッパーを使った抗炎症効果のある軟膏はかかとをリラックさせてくれるでしょう。
カイエンヌペッパーに含まれる活性物質であるカプサイシンは痛み止め、抗炎症剤として働き、痛みやコリを軽減してくれます。
材料
- ワセリン 大さじ3(60g)
- カイエンヌペッパー 小さじ1/2(2g)
準備
- ワセリンを電子レンジで少し温めて柔らかくします。そこにカイエンヌペッパーを入れて混ぜましょう。
使い方
- 作ったワセリン軟膏が少し固くなってきたら、かかとに塗ってマッサージしましょう。
- 1日2回繰り返しましょう。
6. アルニカ軟膏
アルニカ軟膏は外側からくる痛みに効く人気のある治療法です。鎮痛作用があるため痛みをコントロールしてくれるのです。また、筋肉痛や神経のピリピリした痛みなどにも効果があるでしょう。
材料
- アルニカ 小さじ1/2(2g)
- オリーブオイル 大さじ2(32g)
準備
- アルニカとオリーブオイルを混ぜ合わせます。
使い方
- 作った軟膏をかかとに塗布し、マッサージします。洗い流す必要はありません。
- 痛みが消えないようであれば、1日2回行いましょう。