科学的根拠に基づくナツメグの利点

1月 25, 2020
ナツメグには、鎮痛作用、抗炎症作用、そして抗酸化作用があります。今回の記事で、科学的な根拠に基づくナツメグの利点を発見してください!

インド原産の香辛料であるナツメグには、多くの薬効成が含まれています。

ナツメグは、細かくして料理に使ったり、そのままお茶として飲む方法があります。

今回は、科学的根拠に基づくナツメグの利点をご紹介します。

ナツメグという香辛料には、ビタミンA、B、Cなどのビタミンや、マグネシウム、リン、鉄、カリウムなどのミネラルが含まれています。

今回ご紹介する健康上の利点に加えて、非常に栄養価が高い香辛料です。

ナツメグの利点

肝臓の保護

ナツメグには、高脂血症、高血糖、心臓組織の損傷、および肝毒性などから肝臓を保護する働きがあると考えられています。

実際にマウスを使った実験では、肝臓が効率的に保護されたことを確認しなした。

ナツメグには、凝固特性などを持つモノテルペンが含まれているため、血栓症などから肝臓を保護するだけでなく、心臓の健康維持や保護にも役立つと考えられます。

科学的根拠に基づくナツメグの利点 痛みを感じている女性

現時点では、限られた研究結果しかありませんが、研究者たちはナツメグには肝臓を保護する特性があると考えています。

痛風の症状を緩和

ナツメグには、炎症や痛みを緩和する特性があるため、関節の腫れや慢性炎症による痛みを和らげるのに役立つと考えられています。

抗炎症作用は研究により確証されていますが、それ以外の作用はまだマウスによる研究の段階なので、さらなる研究で、人間への効果を分析する必要があります。

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角質除去

粉末のナツメグと蜂蜜を組み合わせることで、肌に効果的に作用する角質除去剤が出来上がります。

これを使えは、角質だけでなく、余分な皮脂を取り除く効果があります。

またナツメグと蜂蜜の持つ防腐効果と再生効果を活用して、ニキビ予防マスクを作る方法もあります。

ナツメグの過剰摂取は有害になる可能性がある

ナツメグを過剰に消費すると、副作用が生じる可能性があります。

ナツメグに含まれるアルキルベンゼン誘導体、テルペン、そしてミリスチン酸からなる揮発性オイルは、吐き気、幻覚、炎症、ショック症状などを引き起こす可能性があるため、適量を守って摂取してください。

また、大麻に似たリラックス感覚をもたらすことがありますが、過剰摂取によって脱水症状や広範囲の痛みが生じる可能性があります。

また、24時間後、または36時間以上を超えたときに、有害な症状が現れる場合があります。

ナツメグに含まれるどの化合物の毒性が最大なのかは現時点では明らかになっていませんが、ミリスチンがより水溶性のアンフェタミン代謝物によって酸化される可能性があると、専門家は考えています。

科学的根拠に基づくナツメグの利点 粉末ナツメグ

ナツメグの大量摂取は、健康に害を及ぼす可能性があります。適量の消費を心がけてください。

ナツメグのタイプ

そのままのナツメグ、挽いた粉状のナツメグ、そしてナツメグのエッセンシャルオイルなどの形で入手できます。

エッセンシャルオイルは、製薬業界やアロマオイル業界で使用されます

香料として使用されるだけでなく、ナツメグオイルを使って、リウマチの痛みや歯痛を緩和する応急処置として使われることもあります。

さらに、茶色の半固形物質であるナツメグバターも販売されています。

ナツメグバターの75%はトリミリスチンです。

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結論

ナツメグは、料理をはじめとした幅広い用途のある香辛料ですが、健康を増進する特性もあります。

ナツメグを適度に使用すると、様々な病気や健康状態の改善に役立つとも考えられていますが、それにはさらなる研究が必要です。

様々な利点のあるナツメグですが、奇跡的な効能があるわけではないことと、過剰摂取は健康に有害となるリスクがあるため、適量を摂取することが大切です。

1日に推奨されている量を超えて摂取しないことが大切ですが、万が一摂取してしまった場合は、すぐに病院に行きましょう。

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