重曹を使ってタオルを清潔にする方法

お店に行けば、しつこい汚れが落ちる素晴らしい効果を謳った商品がたくさんありますが、重曹も負けてはいません。有害な化学物質を使いたくない、という人はぜひ試してみてください。今日は、重曹を使ってタオルを清潔にする方法をご紹介します。

真っ白だったはずのタオルが、なんとなく黄ばんできた…そんな経験はありませんか？　残念ながら、普通に洗っても真っ白にはなりません。ですが、重曹を使うと、黄ばんで見えるタオルの美しさが戻ってくるかもしれません。

では、一体どのように重曹を使えばいいのでしょうか。

重曹を使ってタオルを洗うと良い理由

重曹は古代より存在する天然素材です。何世紀にも渡り、家事に使われてきました。安価で手に入るだけではありません。効果も抜群なのです。生地を傷めることなく、美しさを取り戻してくれるでしょう。

もちろん、市販の商品の中にも重曹を使ったものはあります。白くし、除菌し、柔らかくしてくれる効果があるからです。また、生地の種類にもよりますが、油シミを取り除いてくれることもあります。

ご覧のように、重曹は、繊維に蓄積された様々な汚れを取り除いてくれる洗剤の代用品なのです。それだけでなく、悪臭を取り除き、真菌や細菌の繁殖を防いでくれるでしょう。ご存知ない方がいるかもしれませんが、タオルは微生物の恰好の繁殖場所なのです。タオルは湿り気をおびやすく、私たちの体の皮膚細胞が残りやすいからですね。

重曹をタオルに使う利点

シミをとりのぞくだけでなく、タオルを綺麗にしてくれる重曹。他にはどのような利点があるのでしょうか。

• カビ臭を取り除く
• カビの繁殖を防ぐ
• 油汚れや食べこぼしなどのシミを取り除く
• 市販の柔軟剤を使わなくても、柔らかく仕上がる
• 安価で手に入る
• 呼吸器系や皮膚アレルギーのリスクがない
• 使いやすい
• どこにでも売っている

重曹を使ってタオルを清潔にする方法

タオルを洗うのに重曹の効果を得たいからと言って、高価な重曹入り洗剤を買う必要はありません。実際、他に何も添加していない、ピュアな状態の重曹を使う方がずっと良いでしょう。しつこい汚れを取り除く際は、重曹と他の天然素材を組み合わせることも可能です。

では、使い方を見ていきましょう。

シンプルに洗う

最もシンプルな方法は、タオルを洗濯機に入れた後、重曹を1カップ入れる方法です。その後、予洗いのコースでスタートさせましょう。

汚れがしつこい場合は、以下の手順を試してみてください。

• 最初に熱いお湯を用意し、重曹1カップを入れて溶かす。
• この液にタオルを浸け、一晩おく。
• 翌日、通常通りに洗濯機で洗う。

ぜひお試しください！

重曹とホワイトビネガーの液

お家でナチュラルクリーニング、と言えばホワイトビネガーでしょう。重曹と組み合わせると、重曹の効果がアップします。これは、ホワイトビネガーにはブリーチ効果があり、真菌や悪臭を取り除いてくれる助けとなるからです。また、柔軟剤としても働きますよ。

重曹とホワイトビネガーを混ぜると、強力な家事の助っ人となるでしょう。

材料

• ホワイトビネガー　1カップ
• 重曹　1カップ
• 熱いお湯

使用方法

• • • 洗濯機に洗いたいタオルを入れ、熱いお湯を注ぎ入れます。
    • ホワイトビネガーを入れ、通常洗いで洗濯機を回します。

• 熱いお湯をたっぷりを足し、重曹を入れます。
• 屋外に干しましょう。

まとめ

重曹を使ってタオルを真っ白に、清潔にしたいのなら、他にも組み合わせがあります。

例えば、重曹とレモン汁を混ぜ、しつこい汚れに塗布すると汚れが落ちやすくなるでしょう。つけたら20分おいておきましょう。その後は普通に洗い流します。また、別の方法として、ティーツリーオイルや過酸化水素と混ぜる方法もあります。ここでのポイントは、汚れが落ちやすくなるようにしばらくおいておくことです。

今日ご紹介した重曹を使った方法はとても効果的です。ですが、化学物質を使った市販の汚れ落としのような強さはありませんので、全く同じように汚れが落ちるというわけではないかもしれません。その点を踏まえた上で、人体や環境に優しい方法として、是非試してみてくださいね。