自宅で手作り!空咳に効く咳止め薬3つ
「乾いた咳・空咳」とは、痰が絡まない咳のことを指します。体が 喉や気管の中に異物を感知したときに起こる反応で、咳が異物を押し出す役目をします。
乾いた咳・空咳を治すためには、体が異物を取り除く手助けをしてあげないといけません。
そのために、低刺激でありながら効果抜群の手作りの咳止めをご紹介します。ベストな解決法は、問題を悪化させないようにナチュラルな方法を選ぶことです。
医師の診察を受けたのにも関わらず乾いた咳の原因が不明なら、精神的要因の影響があるかどうか考えてみてください。心の問題が体の不調となって現れる人もいます。
その場合は、ここでご紹介する咳止め薬以外に、心理セラピーやヨガなど別の解決策も試してみてください。
心理的苦痛が体に出ている場合、ありがちではありますが、温かい牛乳にハチミツを入れてみてください。喉が楽になるだけでなく、気分も楽になるはずです。
空咳に効く咳止め
1. 生姜+ハチミツ+レモンの咳止め
これらの材料は全て抗菌効果がバッチリのものですが、ハチミツと生姜は特に痛みの緩和に効果を発揮します。
材料
- レモン 3切れ(45g)
- ハチミツ 大さじ2(20g)
- 生姜 3片(50g)
- 水 2カップ(500ml)
作り方
- レモンと生姜を水に入れて湧かす。
- ハチミツを加える。
- 15分間待つ。
- ガラスのボウルに液を漉しながら入れる。
- そして冷蔵庫で保存する。
冷蔵庫で2ヵ月持ちます。スプーン山盛り1〜2杯分を、咳が治るまで毎日食べるとよいでしょう。
また、Mayo Clinicによると、はちみつそのものを食べるだけでも咳止めとして効果があるそうです。ただし、ボツリヌス菌の感染の恐れがありますので、1歳未満の赤ちゃんには与えてはいけません。
こちらもお読みください:ジンジャーウォーターの効能トップ5
2. アニス+カモミール+クローブの咳止め
これらの材料はそれぞれ空咳にバッチリの特性を持っており、抗菌効果と痛み止め効果があります。また、空咳の原因となる痙攣も防いでくれるでしょう。
材料
- 水 1カップ(250 ml)
- カモミールのティーバッグ 1袋
- アニス 大さじ½(5g)
- クローブ 2本
作り方
- まず、水にカモミールを入れ、沸騰させる。
- 次に、クローブとアニスを加える。
- 7分程度待つ。
- 液を濾す。
先ほどのレシピと同様に、簡単に長期保存ができる咳止めです。また、空咳が治るまで毎日、1日2〜3回摂取しても良いでしょう。天然材料で作られているので、体に耐性ができたりアレルギーを発症するまでは、副作用の心配もないでしょう。
こちらもオススメ:過敏性腸症候群を抑える5つのお茶
3. 赤唐辛子+生姜+リンゴ酢の咳止め
他の記事で、病原菌を殺すリンゴ酢の効果についてご紹介しましたが、赤唐辛子にも同じ効果があります。辛い食べ物は、病原菌と闘うのに効果的だと考えられています。ですから、香辛料の効いた咳止めをご紹介しましょう。
材料
- 赤唐辛子 大さじ1/4(1.5g)
- ハチミツ 大さじ1(10g)
- 粉末生姜 1/4個分(1.5g)
- 水 大さじ2(20g)
- リンゴ酢 大さじ1(10g)
作り方は、材料を全て混ぜ、スプーン1杯を毎日摂取するだけです。あっという間に良くなるはずです。
大抵の人にとっては美味しくはない咳止めですが、薬局で買う薬用の咳止めだと思いましょう。良薬は口に苦し、ということで是非お試しください。
人は皆同じではありません。同じ健康問題を抱えていたとしても、体の反応は異なることがあります。自分の体に一番合った咳止めを見つけ、辛い咳を緩和しましょう。
こちらの記事もおすすめです。