自己免疫疾患:推奨される食品と禁じられる食品

· 8月 17, 2018
自己免疫疾患を発症している人は、自分の生活のニーズに合った食事法に従う必要があります。

本記事では、自己免疫疾患を発症している人が、適切な食事計画を立てるためのアドバイスをご紹介します。

自己免疫疾患を発症している人は、推奨されている食品と、禁じられている食品があることを理解してください。自己免疫疾患を発症しているときには、毎日の食事が非常に大切で、食べるものによってこの疾患の症状が緩和・寛解されることがあります。

 

自己免疫疾患とは?

自己免疫疾患とは、免疫系に問題が起こることで発症しますが、免疫系に問題が生じることで、自分自身の細胞を攻撃し、体内の特定の器官や組織を破壊します。

これまでに80以上の自己免疫疾患が発見されていますが、最もよく知られているものの一部は、セリアック病、関節リウマチ、および多発性硬化症です。

自己免疫疾患と食品
自己免疫プロトコルとは?

「自己免疫プロトコル」と呼ばれる食事制限は、自己免疫疾患の症状を予防・緩和する方法で、免疫システムを癒すのに役立ちます。

この食事制限は、自己免疫疾患に罹患している人で、この方法にしっかりと従うことができる人にはお勧めです。この食事制限に使われる食品は全て健康で理想的です。

また自己免疫プロトコルは、パレオダイエットの原則と類似している部分がありますが、 AIPと省略されることもあるこの自己免疫プロトコルの場合は、毎日の食事から穀類、豆類、乳製品、糖類などの食物を排除するだけでなく、食事の開始時に消化器系に炎症を引き起こす他の食品も除去します。

食事の開始時に排除される可能性のある刺激性食品は、卵、ドライフルーツおよびナッツ、人工甘味料、アルコール、香辛料、コーヒー、およびココアで、排除することで腸壁および漏出性腸症候群などを治癒します。

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自己免疫疾患を発症しているときに禁止されている食品

まず第一に、菓子類や加工された食品を排除する必要があります。これらの食品は、健康的な食事を心がけるときにも良くない食品とされていますが、自己免疫疾患に苦しんでいる人にとっては特に有害です。

また、重金属を大量に含むソーセージやハムなどの加工肉やひき肉など、または鮭やマグロなどを大量に摂取することはお勧めできません。

加工食品は避ける
自己免疫プロトコルの効果

このプロトコルに従う多くの人が、病気の症状の改善または寛解へと達します。ただし、どのような慢性疾患の症状かにもよります。

現段階では、自己免疫疾患には完治する方法がないため、短期間ではなく、長期にわたる生活習慣の改善とライフスタイルの見直しが必要になります。

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自己免疫疾患を予防する健康食品

自己免疫疾患を予防・緩和する食品は、体内に多くのエネルギーを与える食品です。

ジャガイモやサツマイモなどの芋類やタピオカ、そしてグルテンを含まない炭水化物が豊富な食品は特にお勧めです。

これらの食品は朝食として、またはスープ、野菜たっぷりのクリームシチュー、サラダ、または野菜チップスとして食べるのもお勧めです。

健康的な脂質を含む食品

アボカド、脂肪分の多い魚、シード類、そして植物性油などの健康な脂肪が豊富な食品も、自己免疫疾患の予防に最適です。

「脂肪」または「脂質」という言葉を聞くとそれらの食品を避けがちですが、健康的な脂質と呼ばれるこれらの食品は私たちの健康に欠かせません。

そしてこれらの食品から、強力な抗炎症薬としての成分を含むオメガ3やオメガ6脂肪酸などが得られます。ただし、油を加熱する食べ方、特に揚げ物は避けなければなりません。生のままなどの摂取方法がお勧めです。

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