自家製ギリシャヨーグルトのレシピ
食べた物を記録して体調管理をきちんとしたい、と思っている人も多いでしょう。「人は食べ物でできている」という言葉が存在するのもそうした理由からです。健康な食生活をすれば、おそらく、一般的に健康的な習慣を身に付けられることでしょう。今日は、自宅でおいしいギリシャヨーグルトを作る方法を学びましょう。
これからご紹介するギリシャヨーグルトは摂取カロリーや炭水化物を減らすのに役立ちます。また、ヨーグルトは何にでも合う食べ物でもあるので、調味料として朝食に摂取したり、おやつとして食べることもできます。
ヨーグルトは、歴史的には料理界ではデザートしてふるまわれてきましたが、お好みに合わせて好きなように使うことが可能です。ヨーグルトは、栄養士からもお墨付きの健康食の一つで、バランスの取れた食事には欠かせないものになっています。
ギリシャヨーグルトは、牛乳やヤギの乳を発酵させたものから作られています。乳脂肪が9%以上であるため、従来のヨーグルトよりもクリーミーで濃く、おいしい仕上がりになっています。
また、ギリシャヨーグルトの発酵過程は手作業であることが多く、より多くのタンパク質とミネラルが残ることから従来のヨーグルトよりも良いとされています。つまり、ギリシャヨーグルトは元来のヨーグルトよりも体に良く、濃厚なのです。
ギリシャヨーグルトは店頭でも、通常のヨーグルトより高価な値段で売られていますが、自宅で作るのを好むという人もいます。自家製のヨーグルトはずっと安価で、食べるのがもっと楽しくなる方法です。
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自宅でギリシャヨーグルトを作る方法
ヨーグルトを作る際、乳の発酵過程が非常に重要になります。ヨーグルトを作る機械や密封性の高い瓶を用意しましょう。安定した温かい温度で保存することが可能になります。
材料
- 全乳牛乳 または 全乳ヤギ乳 4.5カップ(900ml)
- クリーム 1/2カップ (100ml)
- プレーンヨーグルト 1/4カップ(50g)
ヨーグルトメーカーを使用する場合の手順
- もし自宅にヨーグルトメーカーがある場合は、ヨーグルトを作るのがずっと楽になります。材料を全てメーカーに入れて、最低8時間発酵させるだけでOKです。
- 時間が経ったら、ヨーグルトメーカーの中にできたヨーグルトを濾して、別の容器に移し替え、4時間冷蔵保存します。
ヨーグルトメーカーを使わない場合の手順
これまで何世紀も作られてきたのと同じように、伝統的な手法でとても簡単に自家製ギリシャヨーグルトを作れます。ただ発酵に時間がかかるため、多少の忍耐が必要です。ですが、この手法で作るヨーグルトは一番体に良いヨーグルトに間違いありません。
- まずはじめに、材料を鍋に全て入れ、煮たつまで中火で熱します。
- 温度として理想的なのは85℃です。あれば、調理用温度計を使うと良いでしょう。なければ、指を乳につけて、少なくとも5秒はつけていられることができれば、適温と言えます。
- 煮立ったら、15分ほど冷ましましょう。
- その後、ヨーグルトの素を密封性の高い蓋がついた容器に注ぎ、温かい場所に置きましょう。8~10時間ほど発酵させます。
- 時間が経ったら、ヨーグルトを濾して、別の容器に移し替えます。この時、ガーゼやチーズクロスを使って、ヨーグルトを濾します。
- この作業は時間がかかるため、冷蔵庫に入れた状態でヨーグルトを濾しても良いでしょう。
- 最後に、食べきれるサイズとして個別に小さい瓶に詰めます。ヨーグルトをすくった後に残る液体は、乳清です。飲んでも良いし、他の料理に使っても良いでしょう。
- さあ、これで自宅でギリシャヨーグルトをおいしく頂く準備ができましたね。
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アドバイス
- ヨーグルトを発酵させるのに理想的な場所はオーブンの中です。低温で予熱した後、電源をオフにして、ヨーグルトを詰めた瓶を中に入れると良いでしょう。
- 密封性の高い蓋がついた瓶がない場合は、ボールに布をかぶせて、サランラップや袋に入れると良いでしょう。
- ヨーグルトを固めの質感にしたい場合は、大さじ1~2杯の粉ミルクを加えましょう。そうすることで、発酵する前により固まりやすくなります。
- 低カロリーヨーグルトを好む場合は、スキムミルクや脂肪分ゼロのプレーンヨーグルトなどといった脂肪分が低めの材料を使っても良いでしょう。
- 1つの容器に対して1リットル分作ることをお薦めします。
- ヤギの乳を使う場合、発酵時間は牛乳の倍である20時間~24時間にしましょう。
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