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自家製バターの作り方
体に悪いと考えられがちなバターですが、質の良いバターを適量を摂取すれば、その成分が体に良い影響を与えます。

健康に良くない精製された不飽和オイル、防腐剤などの、体に悪い成分が入っていないバターを手作りし、質の良いバターを適量食べて、健康になりましょう。
なぜバターは体にいいの?
バターには、体を健康に保つのに欠かせない栄養素や、飽和脂肪が含まれています。
しかし、気を付けなければいけないのは適量を守ること、そしてバターと一緒に健康的な食事をとることです。
バターに主に含まれているのは:
・ビタミン:天然のバターは溶油性のビタミンA、D、E、そしてKを取ることができる栄養のある食べ物です。ビタミンAは目によく、免疫力を高めるために不可欠です。ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、体の機能を促進し丈夫にします。
・ミネラル:バターの主なミネラルのひとつはセレンです。これはまだ証明されていませんが、この強力な抗酸化作用はがん細胞の減少に関係があるといわれています。また、バターの中にはヨードが効率よく吸収できる形で含まれています。
・脂肪酸:バターやいくつかの飽和脂肪には、がんを予防する物質が含まれています。特にその中の、共役リノール酸(CLA)という物質はがんを防ぎ、体重を減らす効果があるといわれています。共役リノール酸(CLA)は、主に牧草を食べて育った牛からとれた牛乳やバターに見られるという報告があります。
・レシチン:レシチンは、細胞の老化を防止し、コレステロール増加の原因となる脂肪の新陳代謝を高め、老廃物を排出します。
・コレステロール:これが主にバターが体に悪いといわれている原因のひとつですが、実はコレステロールはすべて体に悪いというわけではありません。高コレステロールと関係がある病気は、炭水化物の取りすぎが原因であることが多いからです。ですから、少量のバターの摂取は危険ではなく、むしろ健康に効果があり、病気のリスクを減らす助けにさえなります。
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体に良い、手作りバターの作り方
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材料
・動物性生クリーム(脂肪分が30%以上のもの) 1/4カップ
・塩 少々
作り方
・生クリームをミキサーか、きちんと蓋の閉まる広口瓶に入れます。必ず、入れ物の半分より少ない量を入れてください。
・10分間(またはそれ以上)お好みの固さになるまで、生クリームをかき混ぜます。瓶の場合は、思いっきり振ります。混ぜていると、白い液体と固形物に分離し始めるのがわかるでしょう。この液体はホエーと言って、ほかの料理に使えます。
・できるだけバターとホエー(乳清)が分離するまでかき混ぜる、または振り続けます。
・一度ホエーを取り除いたら、一つまみの塩を入れて、もう2,3分混ぜます。そしてバターがちょうどいい固さになったら、残っているホエーを水で流します。この時にバターをざるに入れてやると簡単です。体にいい手作りバターを食べる準備ができました。
・最後にバターを容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。一か月位保存ができます。
メモ:タイム、バジル、チャイブなどの生のハーブを細かく刻んで加えて、オリジナルのバターを楽しむこともできます。