1日に飲む水の量を増やしてもっと健康になる7つのコツ

水を飲むのに飽きてしまう方は、味付けにフルーツやハーブを加えて楽しんでみましょう。そうして少しずつ味のついてない水を飲む量も増やしていけます。
1日に飲む水の量を増やしてもっと健康になる7つのコツ
Eliana Delgado Villanueva

によって書かれ、確認されています。 栄養士 Eliana Delgado Villanueva.

最後の更新: 05 4月, 2021

1日にもっと水を飲もうと目標を立ててみたものの、達成できなかった経験が何度ありますか?きっと何度もあるという人が多いでしょう。しかし、あきらめないことが大切です。このシンプルな習慣は、多くの健康問題に対処したり病気を予防するのに最適な方法の一つなのです。

本当に一日に水をコップ8杯飲むことが絶対不可欠かどうかについては意見が分かれますが、どの専門家も、体の水分を保つために十分な量の水を飲まなければならないということについては意見が一致しています。ただし、その量については個人差があります(性別、年齢、生活スタイル、健康状態など)。

今回の記事では、1日に飲む水の量を苦労なく増やす簡単な7つのコツをご紹介します。

もっと水を飲む努力は健康と美への投資

飲む水の量を増やそうと思ったら、この習慣が自分の健康に(さらには見た目にも)非常に良い影響を与えるということをよく認識しておくことも長続きさせる秘訣です。以下のような効果があります。

  • 髪につやが出る。
  • 便秘に効く
  • 腎臓や泌尿器の機能を高める
  • 体の機能や臓器の働きを助ける。これには肌も含まれる。
  • 体液の流れが滞ったりむくみが出来るのを防ぐ(または症状を軽減する)。
  • 炎症や痛み、特に膝や頸椎の症状を和らげる。

次に、一日に飲む水の量を増やすためのポイントを見ていきましょう。

1. 常にマイボトルを携帯する

ボトルに水を入れる女性

水を飲み忘れないための1つ目のアドバイスは、いつもマイボトルを携帯するのを習慣にすることです。少なくとも1リットル入るボトルを用意し、1日に2回満タンにしましょう。

時間を無駄にせず楽に何度でも飲むことができるように、このボトルをどこへ行くにも携帯しましょう。

すでにこれを実践している人に見習って始めてみてください。錆びないスチール製やガラス製のものが環境に良いこともお忘れなく。

2. 氷とレモン

ジュース、コーヒー、炭酸飲料など他の飲み物を飲むことに慣れているのが理由で水を飲むのが苦になる方は、まず体をデトックスして水、もしくは少なくとも自然なもので味付けした水を飲むことになれる必要があります。

この変化にうまく取り掛かる方法としては、水に氷とレモンを入れて飲む、あるいは必要であれば、カロリーを上げずに甘みをつけるためステビアを数滴たらして飲むと良いでしょう。少しずつこのレモネードから水へと移行していきましょう。

3. フレーバーウォーターを手作りする

手作りフレーバーウォーター

水をよりおいしくするもう一つの方法は、フレーバーウォーターです。飲む数時間前に、水にフルーツ、花、ハーブなどを漬けておきます。見た目もきれいで、ほのかな風味がつくおかげで水が飲みやすくなるでしょう。

4. アラームやリマインダー機能を活用する

いつも1日の終わりに水を飲むことを思い出して、残りを全部飲むにはもう遅すぎる、という方には、実践的な解決法を提案します。アラームやリマインダーを活用することです。こうすれば、思い出したときに一度にたくさんの量を飲む代わりに、こまめに少しずつ水を飲む助けになります

職場に、冷蔵庫に、寝室にメモを貼る、またはスマートフォンで一定の時間ごとにアラームが鳴るようにしておけば、この習慣を日常のルーティンに取り入れることができるでしょう。慣れていけば、リマインダーを使う必要がなくなるはずです。

5. 運動をして飲む水の量を増やす

 

発汗を促してのどが渇くようにするというのも、水を飲む量を増やす一つの方法です。そして汗をかくための最適な方法は、ある程度激しい運動を少なくとも週3回から4回行うことです。

ダンスや有酸素運動など、スポーツを実践することで体が水分を必要とするため、無理なく½リットルから1リットルは水を飲む量を増やせるはずです。

もっと知りたい?こちらをどうぞ:全身のストレッチメニューを取り入れよう!

6. 朝起きた時に水を飲む

水を飲むのに最も大切なのは、朝起きた時です。朝起きたばかりで朝食も朝のコーヒーもまだの時にこそ、水分補給が必要です。それは、水分を全くとらない状態で何時間も過ごした後だからです。

  • 朝起きたら、まず水を一杯飲みましょう。一気に飲み干す必要はありません。少しずつ落ち着いて飲みましょう。大切なのは、朝食や最初の一杯のコーヒーの前に水をコップ一杯分飲むことです。
  • その後は、午前中と午後一日をかけて必要なだけの水を飲みます。
  • 夜中に何度も起きてトイレに行かなくてよいように、眠りにつく2,3時間前からは水を飲みすぎないように気を付けましょう。

7. 食前食後に水を一杯飲む

水を飲む女性

のどが渇いているのをお腹が空いているのと勘違いして何かを食べることがよくある、ということをご存知でしたか?次の実験を試してみてください。食事と食事の間にお腹が空いた時、水を1杯飲んで数分待ちます。こうすれば、もっとたくさん水を飲めるだけでなく、つまみ食いで太らず体重をコントロールすることができるはずです。

また食事の30分前にコップ1杯の水を飲む習慣をつけることも、水を飲む量を増やす一つの方法です。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。