一番体に良いバナナの食べ頃は?

1月 22, 2016

バナナは、おいしいだけでなくとても安くてヘルシーな食べ物として、世界中でもっとも消費されている果物です。多くの人がバナナを食べると太る、という都市伝説を信じて、ダイエットのときにはバナナを食べません。しかし、逆にバランスの取れたダイエットをして体重を減らしたい人は、適度にバナナを食べたほうがいい、ということが分かっています。

バナナの栄養価は?

バナナは炭水化物が豊富です。炭水化物は主に穀類、いも類、果物などからとれ、体を動かすエネルギーになります。バナナには糖分がたくさん入っていますが、脂肪が少なく、食物繊維が豊富なので、そのぶん糖分の吸収を抑える働きをします。 

また、カリウムが豊富で、精神を安定させる効果があるのが特徴です。カリウムには体内の水分を一定に保つ働きをし、高血圧、痛風、リウマチなどの病気に効果があるのです。

バナナは果物の中で一番カロリーが高く、100グラムで90キロカロリーあります。しかし、たとえカロリーが高くても、適度にバナナを食べることで理想の体重を維持し、バナナの効果を十分に利用することができます。おいしいだけでなく、免疫力を高めるビタミンC、新しい細胞を作り出すカギとなるビタミンB6も含まれています。banana

 

バナナは、血液の循環を改善し、筋肉のけいれんを予防し、抗うつに効き、コレステロール値を下げ、肌と髪を美しく保ちます。ダイエットにバナナを積極的に取り入れれば、さらに多くのの効果あります。ですが、一番体にいいバナナの食べ頃はいつなのでしょうか。

必要に応じて食べ頃が違う

バナナの食べ頃は、まだ青いときのほうが好きな人もいれば、完熟したほうが好きな人もいるので、人それぞれです。しかし、好みはさておき、大切なのはバナナの熟し度合いによって栄養価が変わることです。

バナナが熟すほど、甘くなるということは、誰でも知っています。これは、バナナに含まれている酵素がでんぷんに変わり、さらに熟すとでんぷんがしょ糖、ブドウ糖、果糖のような単糖類や二糖類に変わるからです。でんぷんが糖に変わるときにバナナは熟成し、消化されやすくなりなす。しかし、いろいろな研究の結果、熟すときにビタミンとミネラルの一部が減ってしまうことがわかりました。

その一方、最近の研究ではバナナが熟すときに、体に有効ないろいろな抗酸化物質や、がんになりにくい物質を作り出すことがわかりました。バナナが完全に黄色くなり、黒い斑点ができたとき、悪性細胞を死滅させるTNF(腫瘍壊死因子)という物質が作られます。さらにバナナが熟すほど、がんに対しての抵抗作用があることもわかりました。黄色く熟したバナナは、青いバナナと比べて8倍免疫力を高める効果があることもわかっています。

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つまり、ほとんどの人はバナナが完熟したとき、特に皮が黄色くなり黒い斑点ができたときに、食べるのがいいでしょう。しかし、糖尿病になる恐れがある人、急な血糖値の上昇を抑えたい人は、まだ青いバナナをダイエットに取り入れましょう。

バナナを食べないほうがいいとき

専門家は、肝不全や腎不全の人がダイエットでバナナを食べることを勧めていません。バナナを食べる前に、医者に相談しましょう。

気を付けておきたいこと

  • バナナはとてもおいしいので、いろいろなレシピに使えますが、バナナの効果を最大限に引き出すのは、生で食べた時です。
  • バナナを冷蔵庫で保存するのはやめましょう。味も落ち栄養も減ります。
  • 一度皮をむいたら、傷みやすいのですぐに食べましょう。
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