他人の意見より自分の良心に耳を傾けよう!

9月 27, 2016
心と体の健康を得たいと思うなら、何よりもあなたの良心が重要視されなければなりません。あなたの価値観に従い、不当な行為を避けましょう。

明らかな良心にまさる枕はない、とよく言われます。心にやましいところがなければ、毎晩、赤ちゃんのようにぐっすり眠れることでしょう。

これは単純ですが、まぎれもない真実です。あなたの良心は、あなた自身とまわりの世界とに対する感じ方を決定するからです。それは、精神の調和とバランスとを達成しようと常に努めています。

この単純な調和を達成するため—あなたの言葉や行いが、あなたの人格の核となる価値観と一致するため—には、他者の意見や圧力よりも、自分自身の良心を優先することが大切です。

もちろん、明らかな良心を持つためには、時には個人的な戦いを繰り広げ、特定の環境または社会的集団から身を遠ざける必要があることは、すでにご承知のことでしょう。

明らかな良心という個人的で強力な心理的構成要素を維持するためには、さまざまな段階を経験しなければなりません。その中で初めて、何が一番大切で、何が二義的なものかということを、少しずつ理解し始めることができるのです。

今回は、この点について、ごいっしょに考えてゆきましょう。

明らかな良心が持つちから

明らかな良心を持たない人たちがいます。良心がうずいて、夜よく眠れない人たちもいます。

許しがたいことをした、人を傷つけた、借金がある、誘惑に負けた、自分の義務から逃げ出した……そんな人たちは、深刻で複雑な心の痛みを体験するものです。

こちらの記事もお読みください:よりよい睡眠を促すリラクゼーション法

良心って何?

良心に関する研究の第一人者のひとりは、ウイリアム・ジェームズです。作家ヘンリー・ジェームズの兄であるこの有名な19世紀の哲学者兼心理学者は、私たちの良心は3つの部分に分けることができると考えました:

経験的自我

この中には、自分自身のものであると考え得る、あらゆる特質が含まれています。自尊心を始め、自己認識や好み、あるいは痛みを引き起こすので避けたいものなど、すべてここから生じます。

純粋自我

これはもっと精神的で、本質に関わる次元です。私たちのもっと奥深い部分であり、時として完全には自覚されていません。

これは、何かが起こったとき、それが「正しくない」と告げる本能であり、私たちはそれに反応せざるを得ません。

変化する自我

私たちはライフサイクルにおいて常に変化を体験しますが、それを通して、何らかの側面を私たちの人格および意識に融和させる新たな方法を発見する場合があります。

人間は毎日成長しており、体験することは学ぶことである、ということを決して忘れてはなりません。

2-mind-and-space

良心とは、これらの側面を微妙に組み合わせたものです。

私たちは、時と共に変化する自分自身の価値観を持っていますが、それと同時に、一種の「内なるコンパス」も持ち合わせています。それは、たとえば正しくないと私たちが考える、ある状況を明らかにする手助けをしてくれるのです。

こちらの記事もご覧ください:私にピッタリの人って?性格タイプ別相性判断

自分の良心に耳を傾けないことのリスクとは?

ウイリアム・ジェームズのおかげで、私たちは、良心とは自分の存在に根ざしており、私たちを導き、変化したり学んだりするのを助け、正しいこととまちがったこととを区別することができるようにしてくれるものである、と理解しています。

それじゃあ、どうしてある人たちは自分の良心の声に耳を傾けることなく行動するんだろう、という疑問を抱いている方もいらっしゃるでしょう。

その答えとして、次のようなことが考えられます:

  • 人によっては、外側の世界を重視するあまり、まわりの人たちが言うことや、その人たちを喜ばす必要性によって導かれてしまい、自分自身の内なる声に耳を傾けないことがあります。
  • 私たちの良心が外的要因よりも軽く見られている場合、無関心・不安・幸福感の欠如・自尊心の問題などが起こってきます。
  • その一方で、中には他者を軽視し、純粋に自分勝手なやり方で自己の利益だけを重視する人たちもいるかもしれません。
  • ご存知のように、良心は私たちの価値観によって形づくられ、何が正しく何がまちがっているかを告げてくれる「本能的な」エッセンスのようなものです。
  • でも、価値感を無視し、何が気高く、何がりっぱなのかを理解することなく、自分だけの幸せを追及しているために、自分の良心に耳を傾けない人たちもいるのです。
3-butterfly-flowers

自分の良心の声に耳を傾けることを学びましょう!

毎日自分の良心の声に耳を傾けることほど、健康的で充実した行為はありません。

私たちは、そんなの当たり前のことだと考え、これまでもそうやってきたし、自分は行動と本質的な価値とが一致する微妙な調和のうちに人生を送っている、と思い込んでいる可能性があります。

こちらの記事もおすすめします:苦しみの最中、脳の中で何が起きているのか?

でも、時として、常識や他者からの期待という形で、自分以外の人間の意見に引きとめられることだって大いにあり得ます。

ですから、以下のシンプルなアドバイスを、いつも心に留めておきましょう:

  • もしあなたの良心が行けと言っているなら、とどまってはなりません。
  • もしあなたの良心が真実を語れと言っているなら、うそをついてはなりません。
  • もしあなたの良心が自分自身を守れと言っているなら、逃げてはなりません。
  • もしあなたの良心がとどまって助けろと言っているなら、立ち去ってはなりません。
  • もしあなたの良心が思いきってやってみろと言っているなら、怖れてはなりません。
あなたへおすすめ