グルテンフリーダイエットの健康への影響

9月 5, 2019
グルテンフリーダイエットへの需要が高まっていますが、グルテン不耐性などやアレルギーを発症していない場合は、グルテンフリーダイエットを取り入れるべきではないでしょう。

グルテンフリーダイエットと呼ばれる食事法は、ある特定の健康上の利点を約束しますが、場合によってはこの食事法が正しいわけではありません。

現在では、グルテンフリーダイエットは、誰に対しても健康の利点をもたらすのか、それとも新しい流行のダイエット法に過ぎないのかという議論が続いています。

セリアック病ではない人のグルテンフリーダイエット

グルテン製品をやめる女性

「グルテンを食生活から完全に取り除くことで減量効果がある」という考え方から、グルテンフリーの食事法が普及しましたが、これは事実ではありません。

グルテンとは、私たちの体にとって必須のタンパク質ではありませんが、食事から完全に排除するのは、セリアック病に罹患していない場合にはお勧めできません。

グルテンに対してある程度の敏感さやアレルギー、そして不耐性を持っている人が一部に存在しているのは事実です。

この場合は。医師などの専門家の診察と指導により、正しい治療と食事法を行うことが大切であり、グルテン不耐性と診断された人は、実際に食事からグルテンを排除する必要があります。

また炎症性腸疾患や自己免疫疾患を発症している人、そしてホルモンや神経系の障害に悩んでいる人にも、グルテンフリーダイエットが推奨されます。

しかし、グルテンに対する不耐性やアレルギー、そして前述の疾患に悩んでいる人だけが、医師や専門家の指導のもとで行うのがグルテンフリーダイエットであり、減量したいからというだけでこの食事法を始めるべきではありません。

私たちの食生活において、植物性食品と動物性食品の両方、そして全粒穀物や乳製品をバランスよく摂取することが大切です。

グルテンフリーダイエットは、特別な必要性がある場合を除いて、盲目的にその減量効果を信じるのはお勧めできません。

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セリアック病

セリアック病

セリアック病は、原因不明のタンパク質のグルテンに対する遺伝性の不耐症です。

セリアック病を発症すると、小腸の粘膜における慢性的な炎症と、この臓器の絨毛の進行性萎縮を引き起こします。

そしてセリアック病と診断された人々はグルテンフリーダイエットを採用しなければなりません。

グルテンへの不耐性がある場合は、ガス、鼓脹、腹痛、下痢、そして便秘などの消化器系の問題が起こります。

さらに、皮膚の問題、疲労感、そして睡眠障害などを発症することもあります。

セリアック病の主な特徴の1つは、体重を増やすのが困難だという点です。

これは、セリアック病患者の小腸の絨毛が、小麦製品から栄養素や栄養素を吸収することができないためです。

ただし、減量を目的として不必要に食事からグルテン製品を排除すると、逆に体重の管理が難しくなり体重が増える可能性もあります。

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非セリアック・グルテン過敏症

非セリアック・グルテン過敏症は、人口の1~6%が発症します。これらの治療には、医師はグルテンの排除を推奨します。

過敏性腸症候群(IBS)は、しばしば非セリアック・グルテン過敏症と深い関わりがあります。

人口全体の約15%が罹患しており、腹痛、下痢、および鼓腸を伴いますが、グルテンフリーダイエットが、これらの症状を軽減するのに役立ちます。

その一方で、小麦タンパク質に対してアレルギーを発症する人がいます。

小麦へのアレルギーの症状は子供と大人で異なります。

子供時代には、成長するに従ってアレルギー症状が減るさまざままアレルギーの影響を受けることがあります。

小麦アレルギーの症状は、かゆみから腸の不快感までさまざまであり、診断も簡単ではありません。

唯一の治療法は、小麦と小麦から派生する食品や製品を全て食生活から排除することです。

そのため、グルテンフリーダイエットが採用されます。

グルテンフリーダイエットは、セリアック病、グルテン過敏症、またはアレルギーを患っている人にのみ有益であることを知っておくことが重要です。

そうでなければ、グルテンを食生活から排除するべきではありません。