がん予防に効果のある7つの飲み物
がんは、誰でも発症する可能性のある深刻な病気であり、遺伝的要因から生活習慣まで、さまざまな原因があります。がん治療は医学やテクノロジーの面で大きく進歩してきましたが、依然として世界中で主な死因の一つとなっており、誰もが懸念を抱いています。この記事では がん予防への効果 があるとされる7種類の飲み物をご紹介します。
これまで、がんの予防と食生活の関連について、世界中でさまざまな医学的研究が行われました。例えばハーバード大学ブリガム・アンド・ウィメンズ病院のMichael Gaziano氏を始めとする研究チームは、10年以上にも渡ってガンとビタミンの関係について研究してきた結果、ビタミンA、C、D、Eなどの抗酸化成分を含む食品の大部分が、がん予防に優れた効果を発揮することが分かりました。
それでは、がんにかかるリスクを減らすために頻繁に飲むべき、ナチュラルな7つの飲み物を見ていきましょう。
パイナップルと生姜のスムージー
パイナップルには、がん予防や、化学療法や放射線治療の副作用を軽減するのに役立つ、ブロメラインと呼ばれる酵素が含まれています。ブロメラインには抗がん作用と、健康な細胞を守る作用があると言われています。
生姜もまた、抗がん作用があることで知られています。
作り方
カットしたパイナップル、生姜、牛乳をジューサーに入れて混ぜれば、がん予防のためのスムージーの完成です。
オレンジとラズベリーのジュース
前述のように、抗酸化成分とビタミンは、がんの予防と治療において重要な役割を果たしています。オレンジやラズベリーのような、優れた抗酸化作用のあるフルーツを使ったジュースは、がん予防のために完璧な飲み物と言えるでしょう。
作り方
オレンジの果汁とラズベリーをジューサーに入れて混ぜてください。空腹時に飲むのが理想的です。
りんごとにんじんのスムージー
にんじんには、体の防御機能を刺激する作用があるため、がん予防の大きな助けとなります。また、にんじんには、抗がん作用のあるファルカリノールという成分が含まれています。
一方りんごは、特に皮の部分に、がん予防に効果的なビタミンと抗酸化成分が豊富に含まれています。この2つの材料を組み合わせて、がん予防に素晴らしい効果のあるドリンクを作りましょう。
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作り方
カットしたにんじんと、皮をむかずにスライスしたりんご(よく洗ったもの)を、少量の水と一緒にジューサーに入れて混ぜてください。完成したら、時間を置かずに飲みましょう。
バナナとマンゴーのスムージー
どちらもビタミン、ミネラル、抗酸化成分が豊富に含まれています。特にバナナには非常に豊富なミネラルが含まれており、がん予防や、体の機能の正常な働きのために効果的です。
作り方
両方のフルーツを、少量の水と一緒にジューサーに入れて混ぜ、好みに応じて蜂蜜などで甘みをつけて飲んでください。
ブラックベリースムージー
野生のブラックベリーには抗酸化成分が豊富に含まれており、抗がん作用、抗神経変性作用、抗炎症作用があり、特に結腸がんの予防効果があることが研究で明らかになっています。
作り方
ブラックベリーを、水または牛乳と一緒にジューサーに入れて混ぜたら完成です。がん予防のために時々飲むようにしましょう。
生姜茶
米国ミネソタ大学のアン・ボード、ジガン・ドンの研究によると、生姜には、がん細胞に対抗する作用(アポトーシス)があり、生姜を使った自然療法はがん予防、またがんの治療を補うものとして優れた効果があることがわかっています。
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作り方
1/2カップの水を沸騰させ、スライスした生姜を加え、10分間煮出したら火を止め、レモンの果汁を加えてください。適温まで冷ましてから飲みましょう。
ワイン
アメリカがん協会によると、適量のワインを飲むことによって、がんによる死亡の可能性が大きく低下するということです。これは、ワインに含まれる強力な抗酸化成分であり、がん予防にも効果があるフェノール(レスベラトロールとケルセチン)が原因ではないかと考えられています。