腹直筋離開:その治療法とは?

腹直筋離開:その治療法とは?
Carlos Fabián Avila

によってレビューと承認されています。 医者 Carlos Fabián Avila.

によって書かれた 編集チーム

最後の更新: 06 12月, 2022

腹直筋離開は腹部の筋肉にすき間ができてしまう病気で、筋肉が強度を失ったり、筋肉を組み合わせている組織がダメージを受けた際に起こります。

人間の体は消化器系、呼吸器系、神経系、循環器系、骨格、筋系の臓器で構成されており、体を覆う筋肉の中には腹部や胴に位置する腹筋と直腸筋が存在します。

平行と垂直の2つの部位が直腸の筋肉を構成しており、コラーゲンで満たされた繊維構造である白線(腹直筋の真中の縦ライン)とくっついています。

腹直筋離開のタイプ

女性が妊娠した時、通常お腹周りは9か月かけて7から35センチ大きくなります。これが腹筋を伸ばしてしまい、2パターンの腹直筋離開に起因するのです。

解剖的な離開

1つ目のタイプは腹筋が裂けて腸の部分に隆起を生じさせるケースです。このタイプの腹直筋離開は身体的な活動が原因となります。

こちらの記事も興味深いですよ:自然に筋肉量を増やす為に始めるべき5つの習慣

機能的な離開

腹直筋離開

もう一つのタイプは腹筋が分離する時です。この状態は腹部が非常に脆くなっている状態なので医学的な処置を必要とします。

腹直筋離開による影響

妊娠中に起こる得る影響は次のようなことがあるので注意しましょう。

  • 骨盤が固くなり、骨盤臓器脱や失禁、そして骨盤の痛みなどが起こる
  • 運動中に腹部の真ん中が膨らむ
  • 臓器を支える力が弱くなる
  • 腹部がたるむ
  • 焼けるような感覚を感じたり、消化不良や体の重みが生じる
  • 背中に痛みを感じる
  • 脱腸、または出べそ

腹筋は妊娠中に分離しやすいです。もし自分もこのような状態で悩んでると思ったら病院で適切な処置をしてもらいましょう。また、医者のアドバイスと共にこれから紹介する方法も実践してみてください。

腹直筋離開の対処法

まず、腹直筋離開を患うと完全にこの症状を回復できるとは限りません。これは筋肉に大きな変化が起こり、元のような強度を取り戻せないからです。しかし、腹筋を鍛える方法も存在するので、その方法を一緒に見ていきましょう。

軽い運動

小銭や小物など落ちた物を拾う作業は腹部に圧力をかけてしまうので避けるようにしてください。また、ベッドから起き上がる際は、片側をサポートした状態では起き上がらないように気を付けましょう。

エクササイズ

エクササイズ

低圧力の腹部のエクササイズは患部の回復や、直腸筋を強化するのに効果的です。しかし、これはあなたの知っている腹筋やワークアウトとは違うので専門家のアドバイスをもらうようにしてください。

こちらの記事もオススメです:35歳以上で母となることのメリット

腹直筋離開用の副木

腹直筋離開用に開発された特別な副木(骨折した時などの当て木)もありますが、長期的な使用には向いていないことを知っておきましょう。

健康的な食事

健康的な食事を摂ることで便秘を防ぐことが出来ます。すると、トイレに行った時など腹筋や骨盤底筋を余分な圧力から解放してくれるのです。

健康的な食事

骨盤底筋の強化

妊娠前に腹筋や骨盤底筋を鍛えておきましょう。この特別なエクササイズを定期的に行うことで症状の悪化を防ぐことが出来るのです。

もし腹直筋離開が悪化した場合、次のような対処法を実践することも出来ます。

腹直筋離開についてのアドバイス

腹直筋離開は避けられない問題かもしれませんが、その症状を出来るだけ軽減するアドバイスも存在するので紹介したいと思います。

  • 妊娠中は重たいものを持たないようにする。
  • 妊娠中の日々の動作は出来るだけ力を入れないようにする。
  • 食事にタンパク質やビタミンCを豊富に取り入れる。
  • 毎日たくさん水分を摂る。

腹直筋離開は妊娠中、または出産後に起こることがあります。ですので、今回紹介したアドバイスや対処法をこの症状を管理するのに役立ててみてください。

また、これは医学的な治療が必要な症状でもあります。そして、全ての女性が経験するわけではないのも事実です。妊娠という人生の特別な時間を楽しく過ごせるよう、心配し過ぎずには注意してくださいね。


引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。



このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。