服に残るデオドラント剤の跡を消す6つの方法
時に、デオドラント剤または汗のシミが衣類を着られなくしてしまうことがあります。
しかし処分することが解決法ではありません。シミを取り除きイヤな臭いを消すには、きれいに洗えるようにちょっとした手間をかけるだけで十分なのです。
今回ご紹介する、家庭でシミ抜きをするコツをどうぞお試しください。
1. ホワイトビネガーと熱湯
ホワイトビネガーに含まれる酸によって、衣類の脇部分のシミをとても簡単に取り除くことができます。
同時にこの材料は、衣類を柔らかくきれいにしてくれるため、洗濯に最適な材料です。
材料
- ホワイトビネガー 125ml
- 水 4リットル
方法
- ホワイトビネガーを水の中に注ぎ、ふたをして日光の当たらない場所に保管します。
- シミのある服を洗う前に、ビネガーを混ぜた水を洗面器にとり、つけ置きをします。
- 数時間後、いつものように洗濯をします。
また、単に洗濯機で洗濯する時に洗剤や柔軟剤と共にホワイトビネガーを入れるのも良いでしょう。
こうすればイヤな臭いを消すだけでなく、衣類の色落ちを防ぐこともできます。
こちらもご参照を:衣類の白さを取り戻す8つの方法
2. 重曹
重曹は家庭になくてはならないアイテムで、次々にその驚きの活用法が発見されています。
今回は、衣類に残るデオドラント剤を取り去るのに役立ててください。
材料
- 水 大さじ1(10g)
- 重曹 大さじ3(30g)
方法
- プラスチック容器に水と重曹を入れ、ペースト状になるまで混ぜます。
- このペーストをシミに直接塗り、布によくしみ込むようにそっとこすります。
- そのまま数分間作用させます。
- その後、通常どおり洗濯します。
このシンプルなシミ抜き法は色落ちする可能性がありますので、白や淡色の衣類にのみおすすめです。
こちらもご覧ください:衣類の素材をチェックするときに役立つ9つのコツ
3. オキシドール
重曹と同様、オキシドールにも毎日の家事に役立つ無数の効能があります。
殺菌剤、消毒剤として使えるだけでなく、シミ抜き剤や漂白剤としても役立つ製品です。
次の方法で、きっと効果があるはずです。
材料
- 5%のオキシドール 大さじ3(30ml)
- 水 1リットル
方法
- 容器に材料を入れて混ぜ、きれいにしたい服を浸します。
- 多数ある場合は、1リットルの水に対し大さじ3のオキシドールを加えます。
- 数時間作用させたら、ぬるま湯ですすぎます。
4. 肉を柔らかくする粉末
市販の肉を柔らかくする粉末は、肉類を柔らかくして調味するだけでなく、衣類のデオドラント剤による跡を消すためにも使えます。
次の方法を試してみると、その効果を実感できるでしょう。
材料
- 肉を柔らかくする粉末 大さじ3(30g)
- 水 大さじ3(30ml)
方法
- 肉を柔らかくする粉末と水を混ぜて、均一になるようよく混ぜます。
- これをシミの上に広げ、数分間こすります。
- その後、少なくとも半日そのまま置いて作用させます。
- 通常どおり洗濯します。
5. レモン果汁
レモンは自然派シミ抜き法に使う最良の材料の一つです。
その漂白作用によって、レモンは落ちにくいシミを柔らかくして落とす助けとなります。
次の方法でレモンの効能を引き出してください。
- レモンを半分に切ります。
- 衣類の脇の部分を、果汁がしみ込むようにレモンの切り口でこすります。
- ついでに首周りや手首の部分など、汚れやすい部分にも果汁をしみ込ませて活用しましょう。
- 日に当てて干し、少なくとも3時間そのままにします。
- ぬるま湯ですすいだ後、通常どおり洗濯します。
日光がレモンのシミ抜き効果をアップさせるので、必ず日に当ててください。
6. 塩と酢
前に挙げたように、酢はシミ抜きに最適な材料ですが、塩と混ぜることによってその効果がさらに高まります。
材料
- 塩 150g
- 酢 200ml
- 熱湯 200ml
- 食器洗い洗剤 大さじ½(10g)
方法
- 服が入る容器に塩、酢、熱湯を入れ、混ぜます。
- 次に食器洗い洗剤を加えます。
- その中に服を入れ、3時間つけ置きます。
- 冷水ですすいだ後、通常どおり洗濯します。
いずれの方法をとるにしても、シミがついた服を長くそのままにしておかないことが重要です。
時間を置けば置くほど、シミ抜きが難しくなります。
また、こうした厄介なシミを防ぐのに最適なのは、市販のデオドラント剤を自家製のものに代えることです。