婦人科で行うパップテストとは?

27 9月, 2019
女性特有のさまざまな病気を見つけるために、婦人科では多くの検査が行われています。その中でもパップテストと呼ばれる子宮頸がん細胞診は、海外では最も一般的な検査の一つです。本記事で詳しくご紹介します。

パップテストとは、女性の子宮頸がんを検出する、海外では一般的な定期検診に含まれる検査の一つです。

女性の子宮頸がんを検出できる検査ですが、子宮頸がん以外にも生殖系の問題を検出するのに役立ちます。

パップテストという名前は、子宮頸がん診断の先駆者であるゲオルギオス・ニコラオス・パパニコロウ(Georgios Nikolaos Papanikolaou)に由来します。

パップテストは、子宮頸がん細胞診や子宮頸がん検診と呼ばれることもあります。

この検査の目的は、子宮頸部で癌になる可能性のある異常細胞を検出して前癌細胞を早期に発見することで、癌の発生を予防したり治療を早期に開始することができます。

またパップテストでは炎症や感染症、そして他の疾患が見つかることもあります。

女性は、パップテストをいつから受け始め、どのくらいの頻度で検査を受ければいいのでしょうか?

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パップテストとは?

婦人科で行うパップテストについて

パップテストとは、婦人科医が子宮頸がんのような特定の病気を早期に発見するのに役立つ検査で、病院や個人病院で行う検査です。

特別な機器は必要なく、検査も短時間で完了します。

痛みはありませんが、多少の不快感が生じることもあります。

  • 婦人科の定期検診では、骨盤検査とともにパップテストが行われます。
  • 子宮、膣、卵巣の状態を確認するための一般的な検診を行い、膣の中に膣鏡を入れて確認することもあります。
  • 目視や膣鏡による検査の後、婦人科医は子宮頸部から体内組織のサンプルを、スクレーパーまたは子宮頸ブラシを使って採取します。
  • サンプルを小さなガラス板に置き、専門家が分析するために研究所に送ります。
  • 数日後には結果がでますので、医師に連絡をするかオンラインなどで確認をします。

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パップテストを最初に受ける年齢

パップテストを受ける年齢と頻度

一般的には、21歳からパップテストを開始するべきだと推奨されています。

かつては、16歳または18歳で最初のテストを受けるように推奨していましたが、現在は、性的に活発ではなく、症状のない健康な10代の若者は検査を受ける必要がないと専門医は考えているため、ほとんどの専門医が、21歳からパップテストを受けるように推奨しています。

性的に活発になったら、定期的に婦人科医を訪れて定期検診を受けましょう。

何か問題や症状が現れている場合は、必ずすぐに診察を受けてください。

性的に活発になるということは、ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染するリスクが高まることを意味し、場合によってはがんにつながる可能性があります。

性的に活発になると、他の種類のウイルスや性感染症(STI)を発症するリスクも高まります。

パップテストを行う頻度

婦人科医による定期検診とパップテスト

パップテストや定期検診を受ける頻度には個人差があり、家族の病歴や自分の病歴などを考慮に入れます。

病歴や症状もなく問題がない場合、21〜29歳の女性は少なくとも3年ごと、そして 30〜65歳の女性は、特定の状況に応じて3〜5年ごとにパップテストを受けるように医師は推奨します。

65歳以降は、定期的な検査は不要になりますが、HIVを発症している人や免疫系が弱いなどの危険因子がある場合、または以前に子宮頸がんなどの治療を受けた人は、必ず医師の指示に従ってください。

  • Centros para el Control y la Prevención de Enfermedades. División de Prevención y Control del Cáncer. Prueba de detección del cuello uterino mediante la prueba del VPH y la de Papanicolaou. Extraído de: https://www.cdc.gov/spanish/cancer/hpv/pdf/hpv_brochure_es.pdf
  • Fundación ABIM. 2018. Pruebas de Papanicolaou. Extraído de: http://www.choosingwisely.org/wp-content/uploads/2018/02/Pruebas-De-Papanicolaou-AAFP.pdf