大腸のデトックスに! ハーブティー5選
大腸は消化器系の一部で、最終の部分に位置し、便を形成し貯留する長い管です。
大半の脊椎動物において消化管の最終部分となっており、固形廃棄物が体外に排出される前に水分と塩分を吸収します。
大腸の汚れと関連する一般的な症状
大腸が汚れている場合、または詰まりがある場合、以下に挙げるようなさまざまな症状が起こることが多いので、大抵は気付くものでしょう。
- 頭痛
- 口臭
- エネルギー不足、疲労感
- だるさ
- 腸の腫れ
- 便秘
- 体重増加
なぜ大腸のデトックスが必要?
身体をきれいに保つことは、一つの選択肢ではなく優先事項です。
毒素、不要な発酵産物、飽和脂肪、ウイルス、寄生虫、真菌などを排出しなければならないからです。そのため、身体の機能がうまく働くように維持しようと思えば、少なくとも1年に2回デトックスが必要なのです。
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大腸をデトックスするためのハーブティー5選
1. フェンネルシードティー
フェンネルシードティーは、消化促進作用があり、消化器系を守るのに理想的です。
お腹の不快感や腫れがある時におすすめです。
材料
- フェンネルシード 小さじ1(5g)
- 水 500ml
- ハチミツ 小さじ1(7.5g)
作り方
- 水を火にかけてフェンネルシードを加え、沸騰させます。
- 沸騰したら火を消します。
- 濾してカップに注ぎ、ハチミツを混ぜます。
- 7分間そのまま置いた後、飲みます。
消化を助けるハーブティーなので、毎日一番重い食事の後に飲むのがおすすめです。
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2. タイムティー
タイムには腸に残ってしまう廃棄物を取り除く浄化作用があるとされています。
また消化の促進、胃や腸のけいれんの防止、ガスの発生や腸に腐敗物質が溜まることを予防するなどの効果があると考えられています。こうして大腸の荒れによる症状を減少させてくれるでしょう。
材料
- タイム 大さじ1(15g)
- 水 250ml
作り方
- 水にタイムを入れて沸騰させ、数分間抽出します。
- その後約7分間そのまま置き、飲みます。
3. カモミールティー
カモミールティーには抗炎症作用、引き締め作用、浄化作用があります。大腸の不快感や、ストレスによる胃腸の緊張、ガス、消化不良の緩和に非常に効果的な自然療法です。
カモミールには鎮痙作用もあり、大腸の筋肉を落ち着かせる穏やかな鎮静剤として作用するかもしれません。また胃の荒れとけいれんも抑えてくれるでしょう。さらに殺菌作用、抗真菌作用、抗菌作用も持ち合わせています。
材料
- カモミールの葉 一つかみ(10g)
- 水 250ml
作り方
- 水にカモミールを入れて火にかけ温めます。
- 沸騰したら火と消して、5分間そのまま置きます。
- 寝る前にこのカモミールティーを飲みましょう。
4. ミントティー
ミントティーにはリラックス作用、消化作用があり、腸をケアし正しく栄養分を吸収する助けとなるかもしれません。
ミントの葉には、胃腸の筋肉に作用する鎮痙効果と鎮静効果があるメントールとサリチル酸メチルが豊富に含まれています。そのため大腸の荒れに伴う症状を抑えることにつながるかもしれません。
材料
- ミントの葉 大さじ1(15g)
- 水 500ml
作り方
- 水を沸騰するまで温めます。
- そこにミントの葉を加え、5分間煎じます。
- その後火を消して、さらに5分間そのまま置きます。
- 朝食前の空腹時と寝る前の2回に分けて飲みましょう。
5. カスカラ・サグラダのハーブティー
カスカラ・サグラダ(Rhamnus purshiana)は穏やかな下剤として作用する植物です。大腸の壁の筋肉を引き締め強化するので、便秘を防ぐことにつながるかもしれません。
材料
- カスカラ・サグラダの樹皮 大さじ1(7g)
- 水 250ml
方法
- 水を火にかけ、カスカラ・サグラダの樹皮を加えます。
- 沸騰したら火から下ろし、約5分間そのまま置きます。
- 一般に寝る前に飲むのが良いでしょう。
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