膣感染を治療するナチュラル石鹸の作り方
エッセンシャルティーツリーオイルは膣感染の治療に最も効果的で、バクテリアや真菌が成長するのを防ぎます。
膣感染は女性によくある悩みの一つです。予防する方法はたくさんありますが、女性ならば誰もが人生で1度は症状を経験するでしょう。
この感染症の主な原因は、真菌のカンジダ菌が以上に繁殖することです。カンジダ菌は常在菌で膣に常に存在しますが、繁殖しすぎると、膣内環境のpHの値に変化が起き、感染病に繋がってしまいます。
症状は深刻ではなく、治ったりまた感染したりの繰り返しですが、長期の感染や、合併症を防ぐために治療することが大切です。
お店で買える治療薬の他に、症状を素早く緩和してくれる、体に優しくてナチュラルな方法もあります。
今日の記事では、抗バクテリアと抗菌効果があり膣感染症を治療してくれる、石鹸の作り方を紹介します。
なぜ膣感染症になるのか?
石鹸の作り方を説明する前に、膣感染症に繋がる要因について詳しく説明しておきましょう。
カンジダ・アルビカンスや他の微生物は膣に常に存在します。しかし湿気や温かい環境、pHの値の変化によって、感染症に繋がることがあります。
リスクを上げる要因には以下のようなものがあります。
- 抗生物質を含む薬の服用
- 太り過ぎや肥満体型
- 糖尿病
- 妊娠
- 避妊をしていない性行為
- 半乾きやきつめの下着の着用
- デリケートゾーンを清潔に保っていない
こちらもご覧ください:衛生的な下着5選
膣感染症の症状
膣感染症の症状は、原因となる微生物の種類(真菌、細菌、ウィルス)によって様々です。
しかし、主に下記のような症状が現れます。
- おりものの量や色が変わる
- デリケートゾーンの変わった匂い
- 膣の外側の不快感とかゆみ
- 排尿時の痛み
- 性行為時の痛み
- 性器周辺の白くて乾いた斑点
こちらもご覧ください:デリケートゾーンのかゆみを解消する自然療法5選
デリケートゾーンを守るナチュラルソープの作り方
今回紹介するナチュラルソープの材料は、感染症を引き起こす原因となる真菌や細菌を効果的に排除し、膣内のpHのバランスを整えてくれます。
既製品の石鹸と違い、この石鹸は強い化学品や化学物質など痒みをひどくしてしまうものを使用しません。
さらに、この石鹸は不快感を軽減し、気になる匂いを抑え、おりものの量も減らしてくれます。
材料
- グリセリン石鹸 1個
- オーガニックココナッツオイル 1/2カップ(100g)
- エッセンシャルティーツリーオイル 大さじ1(15g)
- エッセンシャルタイムオイル 大さじ2(30g)
準備するもの
- 耐熱容器
- 木製のへら
- 石鹸の型
作り方
- グリセリン石鹸を耐熱容器に入れて、湯煎で溶かしましょう。
- 完全に溶けたら、オーガニックココナッツオイルとエッセンシャルオイル2種類を加えます。
- 木製のヘラで、材料がまんべんなく混ざるまでよく混ぜ合わせます。
- 混ぜ終わったら、湯煎から下ろして数分間冷まします。
- 固まる前に、石鹸の型に流し込みます。
- 冷所に置いて室温で冷まします。完全に固まったら、型から外します。
使い方
- お風呂に入る時にデリケートゾーンの外部をこのソープで洗いましょう。
- 感染症の症状が治るまでこのソープを使い続けてください。
膣感染症治療時のアドバイス
膣感染症の原因が何であっても、治療時に役立つ知っておきたいアドバイスがあります。
- 綿など、軽くて通気性の良い素材でできた下着をつけるようにしましょう。
- ヨーグルト、ケフィア、コンブチャなどのプロバイオティクスの食品を取るようにしましょう。
- サイズがきつい服は避けましょう。
- エッセンシャルティーツリーオイルを下着に少しつけて、細菌や真菌が繁殖するのを防ぎましょう。
- 水や健康に良い飲み物をたくさん飲みましょう。水分量を保つことで、デリケートゾーンの潤いが保たれ、感染症から守ってくれます。
- 感染症が治るまで、性行為は避けましょう。
- パウダーや香水などをデリケートゾーンに使用するのはやめましょう。膣内のpHのバランスや、微生物の環境をかえてしまう恐れがあります。
自宅でこのナチュラルソープを試してみてはいかがですか? お店でもデリケートゾーンを健康に保つための石鹸が販売されていますが、今回ここで紹介したソープはそれに加えて良い効果がたくさんあります。
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