ブロークンハート症候群:知っておくべき5つのこと

11月 5, 2017
ブロークンハート症候群は女性に多くみられる病気ですが、過去に心臓疾患を患った男性ならストレスが発端になって起こる可能性があります。

"ブロークンハート"と言うと詩的な響きがあるかも知れませんが、これは心臓の病気です。

これは最近になって発見されたストレスに起因する心筋症です。

90年代に日本の医師が論文を発表し、他に見られないいくつかのこの病気の特徴を挙げています。

左心室が軽く収縮し息苦しい感覚をもたらし、アドレナリンが異常に分泌されます。

 

奇妙な症候群

これは3つの特徴のある、たこつぼ型心筋症の一種です。

以前に比べて、この病気に関する様々なことが分かってきました。ですがこの先もまだまだ研究を進めるべきものです。

特徴の1つは、重大な心臓疾患に発達したり特別な治療をする必要もないまま、数日で治ってしまう事です。また、女性のみに起こる疾患です。

研究の必要はまだまだありますが、現時点で知っておくべきことはその引き金となるもの、そして予防法です。

ここではこの症候群に関する興味深い事実をお伝えします。

 

1.ブロークンハート症候群が男性に起こると深刻になる可能性がある

ブロークンハート症候群は女性の中では一般的な病気です。事実、これは女性のみにしか起きない病気だと信じている人もたくさんいます。また、ごく頻繁に起こる心臓の病だとも誤解されがちです。

ここではっきりさせておきたい事柄がいくつかあります。

・ブロークンハート症候群は、特に更年期の女性に起こりがちな症状です。

・ですがたこつぼ型心筋症は男性にも起こり得ます。男性にとってはそれほど一般的な物ではありませんが、軽視してはいけません。

男性の場合、女性に比べて高い比率で心臓に関する病歴のある人にこの症状が現れやすいようです。そのためこのストレスに起因する心筋症は男性が患うと深刻な、死につながる問題になりがちなのです。

いづれにせよこれは女性に起こりやすい症状であることは間違いがなく、だからと言って医者が毎日この病気の対処をするとか、救急センターでよく見かけるというほどには一般的な病気でもありません。

 

2.心不全ではない、一時的な不調

身体の透視図 心臓

たこつぼ型心筋症の最もやっかいな事は、病を患った本人が致命的心臓発作を起こしていると勘違いするところです。

症状は同じですが、テストをすれば心不全ではないことは一目瞭然です。

動脈を防いでいる血栓がない

左心室が円錐型になっている

・これはアドレナリンが一時的に心筋を変形させているためです。ですが冠動脈には影響がありません。

通常この症状は、特に何もしなくても自然と改善します。

ですが過去に心臓病の病歴がある人や1度以上ブロークンハート症候群にかかったことのある人は深刻な状態につながる可能性があるので注意が必要です。

 

3.ある日突然感情が心臓を攻撃する

失望、誰かを失う、感情への強い衝撃、悪い出来事。。。

私たちの心は常にこういったものに対処するよう準備が整っているわけではありません。脳もまた上手く反応が出来ず、心臓を直接攻撃するような有害なホルモンを複数分泌したりします。

・ドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリンが異常なほど分泌されます。これらのホルモンはカテコールアミンと呼ばれ、血中を流れて直接心臓の筋肉に影響を与えます。

しびれるような胸の痛み、息苦しい感覚、めまいなどを起こします。

本人は、まるで死んでしまうのではないかと思うほどの苦しみに陥ります。辛い状況に心が上手く対処できなかったがために、感情が敵となって体を攻撃しているのです。

 

4.ブロークンハート症候群で死ぬことはありますか?

ブロークンハート症候群で死ぬことはありません。

ですがいくつかはっきりさせておきたい事柄があります。

・ストレス度の高い状況を上手く乗り越えていけないと、心筋症などになる事があります。これは心臓発作などを引き起こす可能性があります

・何度もブロークンハート症候群を経験すると、心臓の筋肉にダメージを与えることがあります。

・他に心臓に疾患を抱えている場合、たこつぼ型心筋症は重大なダメージを与えることがあります。

ブロークンハート症候群は、体が発する警告として受け取るべきです。心身ともに今まで以上にケアをするようあなたを促しているのです。

 

5.誰も逆境や悪い出来事を予測は出来ないけど「自分を訓練する」事は出来る

夕日の沈む海辺で瞑想する

誰も明日何が起こるかなど予測できないし、悪い出来事に備えることも出来ません。

出来る事と言えば体をケアし、心が強くなるよう訓練することくらいです。自制心や心の中の静けさを保ち、早く立ち直れるよう鍛えましょう

・毎日の生活習慣を見直しましょう。喫煙を控え、健康な食生活と運動を心がけてください。心臓を強くするサポートになります。

・心を鍛えましょう。瞑想など、様々なリラクゼーションテクニックを学ぶと良いです。

・感情を解き放つ事の出来る活動をしましょう。心を開放し幸せな気持ちにさせてくれるものを探してください。:ダンス、絵を描く、執筆、友達とのおしゃべり、何かのクラスを受けるなど。

ブロークンハート症候群は死に至るような深刻なものではありませんが、上手く処理できない感情が予測不可能な瞬間に、そしてそれがどのように体に痛みを引き起こすのか、身をもって感じる疾患だと言えます。

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