ビーツと人参のスムージーで/肝臓と血液のデトックス
ビーツと人参はビタミンが豊富で、血液循環を促進させる抗酸化作用があります。また、ビーツには腸の働きを一定に保つ効果もあります。
そんな健康的で体に良い野菜を簡単に摂取できるのが、ビーツと人参のスムージーです。このスムージーは、爽やかでおいしいというだけではありません。定期的に飲むことで血液をきれいにし、より生き生きとした生活を送ることができるようになります。
日々、私たちが気づかないところで私たちの体は、大量の毒素を摂取しています。間違えたダイエット方法、薬、環境汚染、そしてストレスでさえも私たちの肝臓機能に障害を与える日々の敵なのです。
今回は、ビーツと人参のスムージーだけではなく、今日から始められる良い生活習慣の実践をおすすめします。
血液と肝臓をきれいにするビーツ
ビーツで肝臓を強くして、よりきれいな血液へと浄化することができるのです。その他にも様々な健康効果があるので、ここでご紹介します。
抗酸化作用が豊富
抗酸化作用がいかに体にとって必要かということは、もうみなさん聞き慣れていると思います。しかし、その抗酸化作用というものは、一体何をしてくれるのでしょうか。
- 早期老化と闘ってくれます。
- 細胞を健康にして、細胞を強くしてくれます。これは、肝臓の健康にとっても欠かせないことです。
- 抗酸化作用は、フリーラジカルが与える影響を止めたり、組織を守ったり、全体的な健康を最適化してくれます。フリーラジカルが与える影響には、主に老化や動脈硬化などが挙げられます。
- 血圧を一定に保ってくれます。
ビーツは抗酸化作用が最も豊富な野菜の一つなのです。ベタカロチン、血清カロチノイドとフラボノイドを含んでいて、それらが美しい真っ赤な血の色を作り出し、肝臓をきれいにするために効果的に働きます。また、脂肪肝疾患があるのなら尚更のことです。
2012年に興味深い医学的研究が、『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』によって発表されました。その研究は、脂肪肝疾患を持つ人々がビーツジュースを飲んだ結果、数ヶ月後に劇的な改善が見られたということを明らかにしました。肝臓の脂肪レベルが減り、燃焼も見られました。
新陳代謝を活性化させ、脂肪を燃やす
このビーツと人参のスムージーは、エナジードリンクとして楽しむことができると同時に、体重減少を促進してくれます。1日の始まりや食事の前に飲むのに最適です。
- ビーツは、食物繊維が豊富です。腸にある、栄養の適切な吸収を阻害する毒素を取り除いてくれます。
- 腸の働きを改善します。
- 肝臓細胞に脂質が溜まるのを防ぎます。
- ビーツは、新陳代謝を活発化させ、リンパ系機能を最適化させます。
血液をきれいにし、心臓を守る
古代からビーツジュースは、血液の健康を改善したり、血液を強くするために飲まれてきました。実際にこの事実は、今日の私たちの生活にも良い結果をもたらし続けています。
- ビーツはカリウムが豊富で、高血圧を安定させます。
- 血液中のコレステロール値をさげてくれます。
- ビーツジュースはマグネシウム、リン、葉酸、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンCなどの栄養が豊富に含まれています。
こちらもご覧ください 健康改善に効果を発揮するビーツのレシピ5選
人参は血液と肝臓をきれいにする
多くの人が、人参は目と日焼けに良いということを知っているでしょう。しかし、人参はそれ以上の効果を持つ野菜なのです。
- 定期的に人参を食べることは、正常な血液循環を促します。
- 人参は、ミネラルと抗酸化化合物とともに、ビタミン(A,B,C,E)を多く含んでいます。そして、最も重要なことは、人参にはほとんどカロリーがないということです。
- もし肝臓細胞をいたわり、最適化し、再生させる1つのビタミンがあるすれば、それはビタミンB群です。人参は、動物性食品を摂ることなく、それらに必要なビタミンB群の量を含んでいます。
- ポタシウムとリンも豊富で、血液と神経を再活性させる2つの要素を含んでいます。
- 人参に含まれる母細胞はプロビタミンAが豊富です。プロビタミンAが血液の流れに達すると、レチノールへと変化します。レチノールは毒素によって破壊された細胞を修復してくれます。
ビーツと人参スムージーの作り方
材料
- 中サイズの調理済みビーツ1つ
- みかん2つ
- 人参2本
- 水200ml
手順
- とても簡単です。初めに、人参をよく洗ってください。それから、小さく切ります。そのあと、みかんを分けて(お好みでオレンジジュースを使うこともできます)、ビーツをミキサーにかけやすいよう4つに切り分けます。
- 全ての材料がそろったら、ミキサーに入れます。なめらかに、均一に混ざったら、硬くなりすぎないように水を入れます。
朝に飲むのに適しています。
こちらもご覧ください デトックススムージー6つ
引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。
- The Association of UK Dietitians. (s.f.). Skin health. BDA. Consultado el 13 de febrero de 2024. https://www.bda.uk.com/resource/skin-health.html
- Biblioteca Nacional de Medicina. (30 de julio de 2022). Fibra soluble vs insoluble. MedlinePlus. Consultado el 20 de febrero del 2024. https://medlineplus.gov/spanish/ency/article/002136.htm
- Fateh, H., Rashid, S., Muhammad, S., Al-Jaf, S., & Ali, A. (2023). Comparing effects of beetroot juice and mediterranean diet on liver enzymes and sonographic appearance in patients with non-alcoholic fatty liver disease: a randomized control trials. Frontiers in Nutrition. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC10469647/
- Harvard T. H. Chan. School of Public Health. (s.f.). Antioxidants. Harvard T. H. Chan. School of Public Health. Consultado el 13 de febrero de 2024. https://www.hsph.harvard.edu/nutritionsource/antioxidants/
- Health Gov. (s.f.). Dietary Guidelines for Americans. U. S. Department of Health and Human Services. Consultado el 13 de febrero de 2024. https://health.gov/our-work/nutrition-physical-activity/dietary-guidelines
- Mount Sinai. (s.f.). Vitamin A (retinol) information. Mount Sinai. Consultado el 13 de febrero de 2024. https://www.mountsinai.org/health-library/supplement/vitamin-a-retinol
- National Heart, Lung and Blood Institute. (24 de marzo de 2022). Anemia por deficiencia de hierro. National Heart, Lung and Blood Institute. https://www.nhlbi.nih.gov/es/salud/anemia/anemia-ferropenica
- Zeratsky, K. (23 de agosto de 2023). Juicing: what are the health benefits? Mayo Clinic. Consultado el 20 de febrero del 2024. https://www.mayoclinic.org/healthy-lifestyle/nutrition-and-healthy-eating/expert-answers/juicing/faq-20058020
- Zheng, J., Zhou, Y., Li, S., Zhang, P., Zhou, T., Xu, D-P., & Li, H. (2017). Effects and mechanisms of frutos and vegetable juices on cardiovascular diseases. International Journal of Molecular Sciences. 18(3): 555. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5372571/