アルツハイマー症の兆候を察知するための方法

· 3月 28, 2018
今回の記事では、アルツハイマー病の兆候を察知する方法をご紹介します。医師の診察を受けるときに役立ちます。

アルツハイマー病は一般的に高齢者が発症する病気で、アルツハイマー病に関連して次のような質問がよく聞かれます。

  • アルツハイマー病を早期に発見することは可能でしょうか?
  • アルツハイマー病の兆候は何ですか?
  • 自分の家族を病院に連れて行ってアルツハイマー病かを診察してもらうときには、どのように診断されますか?

アルツハイマー病は脳細胞の変性と脳塊の損失によって引き起こされる病気で、記憶喪失を引き起こし、社会的相互作用や社会的行動、そして日常生活に大きなに影響を及ぼします。

アルツハイマー病を完治する治療方法は確立されていないのに、早期発見が大切だと言われる理由は、アルツハイマー病の進行を遅らせながら、いくつかの症状を緩和する特定の処方薬があるからです。

アルツハイマー病の兆候を察知することはできますか?

現代では、アルツハイマー病の早期発見を目的とする多くの研究が進められていますが、決定的な治療方法は見つかっていません。

ただし、この病気を発症するとある特定の共通した症状が現れ始めることは多くの研究から明らかになっています。

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進行性疾患であるアルツハイマー病

高齢者

残念ながら、アルツハイマー病は時間とともに進行しますが、その進行段階で現れる症状などからその段階を特定できます。

アルツハイマー病を発症する初期段階では、その症状は非常に軽いと言われていますが、様々な行動や思考がゆっくりになります。

一般的には言語能力を失い始め、会話をしていても話が通じなくなったり、周りの人のように思考して会話を続けることができなくなります。

また新しいコンセプトを学んだり新しい仕事を覚えようとしても、スムーズに行うことができず、エネルギーを喪失したり疲労感を感じますが、これらの症状は、初期段階ではアルツハイマー病とは診断されず、単なる加齢や老化の一種だと混同されることがよくあります。

アルツハイマー病の症状

次にご紹介するのは、アルツハイマー病の中期段階で頻発する症状の数例で、このうちのいくつかは周りからもその兆候を容易に判断できます。

短期記憶

アルツハイマー病患者に頻発する症状の一つが、短期記憶の喪失です。例えば数分前に何を言ったかを覚えていなかったり、同じことを繰り返し質問することがあります。

また自分が数分前に「何かを置いた場所」を忘れるなどの短期記憶は喪失しても、過去に起こった出来事はしっかりと覚えていることがあります。

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空間と時間の感覚の喪失

特定の日付を忘れ、季節や年号などの記憶や感覚が失われます。またアルツハイマー病患者は、特定の場所までのルートや行き方を忘れたり、自分がいる場所までどうやってきたのかを忘れることが頻発します。

推論が困難になる

推論や数字による思考を行う上で問題が発生します。つまり議題などを作成することが不可能になります。

アルツハイマー病を発症すると、逐次合理的思考が変化すると言われており、これはお金の計算や料理などという単純な、しかし段階をふむ作業が難しくなります。

日常生活を送る能力が制限される

日常生活に困難が生じる

入浴する、シャワーを浴びる、自宅に戻る、仕事を行うなどの日常生活が困難になります。

気分の低下

ある種の抑うつ障害および自己陶酔状態、不安または過敏症がアルツハイマー病の一般的な症状で、患者の性格が変化します。

画像と物体の混乱

アルツハイマー病の一般的な症状の一つが視力の変化です。 読書、距離感の判断、色の認識などで問題が生じることがあります。

言語能力の喪失

高齢者のカップル

アルツハイマー病患者は、自分が言おうとしていることを、一貫して明瞭に表現することができず、混乱が生じる可能性があります。アルツハイマー病患者に共通する行動特性の1つが、会話を止めて何かの名前を覚えようとすることです。覚えることはできませんが、必死で覚えようと努力することがあります。 

また、アルツハイマー病の患者は、ある特定のことを表現する正しい言葉が見つからない場合は、自ら新しい言葉を作り出すことがあります。

正しい判断力の消失

アルツハイマー病を発症している人は、正しい判断力を失い、例えば理由がなくても家族や他人にお金を払ったり、必要以上の金額を払おうとすることがあります。またお釣りをもらわずに店を出ようとすることもよくある症状です。

アルツハイマー病の症状が進行すると、患者自身が何かを判断したり決定を下すことが不可能になります。

アルツハイマー病の兆候を見つけるのは非常に複雑で難しいと言われていますし、今回ご紹介した症状やアルツハイマー病のすべての症状が同時に起こるわけではありません。

そのため、アルツハイマー病の症状と疑わしい症状が自分または大切な人に現れたら、専門医の診察を受けることが最善の方法です。

専門医は他の病気や障害の可能性を疑い、それが排除されてアルツハイマー病だと診断されると、治療が始まります。