床の傷を簡単に消す方法
家をきれいに片付け、いつまでも新しい状態に保つ努力をしていても、床に傷がついてしまうととても悲しい気持ちになります。
しかしこれからは心配は無用です。
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本記事では、床についてしまった傷を消す方法をご紹介します。
時間の経過とともに床の傷が増えていきます。
家具の移動などをはじめとして、椅子を動かした時、ペットを飼い始めた時、またはカバンに小石がついていたなど、気をつけていても知らないうちに、または思いもよらない理由で床に傷がつくことがあります。
床の傷に気づくと、もうそれは一生取れず床がダメになってしまったように感じますが、実は簡単に床の傷を「取り除く」方法があります。
床の傷を消す方法
1.ハードウッドフロアの浅い傷
広葉樹または寄せ木細工などでできた木製の床であるハードウッドフロアは、実は傷がつきやすい床です。
表面上にできた傷を取り除くには、床と同じ色の木材補修ペンが必要です。
ホームセンターやネットショップで購入できます。次の手順に従ってください:
- 水に浸した柔らかい布で傷のついている部分をきれいにして、ほこりや汚れを取り除きます。
- ペンの色が床と同色かを確認してください。
- 傷が床と同じ色になるまで、ペンの先端で傷を塗ります。
2. ラミネート加工された床の浅い傷
木製の床の安価な代替品であるラミネート加工された床は、実は簡単に傷がつくことが多いため、傷に対処する方法を身に付けることが重要です。
- 傷がついた場所をきれいに拭いたら、補修用のペンを使用して傷を埋めます。
- 補修用のペンには通常、床修理キットが付属していますので指示に従って使いましょう
- 余分塗ったワックスをきれいに取り除いたら、湿った布で滑らかにします。
- 24時間乾燥させてください。
- 床と平らになるまで、小さな木パテ(キットに付属しています)を使って、傷を埋めます。
- 余分なパテを布などできれいにしてください。
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3.ハードウッドフロアにできた深い傷
ハードウッドフロアについた深い傷というケースはより深刻ですが、少なくとも部分的に改善することは可能です。
まずは床と同じ色の木製の充填材が必要です。 次の手順でおこなってください。
- 湿った布で傷ついた部分をきれいにします。
- 床にポリウレタンやニスの層がある場合は、その部分を溶剤で拭いて除去してください。
- 湿った布を使用してもう一度拭いて乾燥させます。
- 人差し指を使って木材フィラーを少量塗り、損傷した部分に広げます。つけすぎても心配はいりません。後で取り除くことができます。
- 1日以上乾燥させてください。
この方法を行いたくない場合や床が傷ついたら困ると心配な場合は、プロに頼んでください。ただし今回ご紹介した方法はとても簡単です。
4. 御影石の傷
古い家の床には御影石などが使われている部分があります。これらの床は正しく維持されれば、家の雰囲気に美しさを与えます。
しかし御影石の耐久性は弱く、家具による傷や重いものを落とすと破損する可能性があり、その場合は残念ながら、プロに任せるしかありません。
ただし、御影石の浅い傷や汚れは簡単に除去することができます。
次の手順に従って実行してください:
- 濡れた布で傷を拭いて汚れを取り除いた後、乾燥させてください。
- 傷の上に研磨用のペーストを塗布します。この場合はペースト容器の指示に従ってください。
- 細かいスチールウールで磨きをかけます。御影石の損傷を防ぐため、ゆっくりと数分間続けてください。
- 研磨後に御影石のテストをします。
- 表面に水を数滴を落とし、数分後に水が広がるようならば、シーラーを再塗布する準備が整ったサインです。
美しい床を維持するためには、床に傷がつき損傷する可能性を未然に防ぐことが大切です。しかし万が一傷ついてしまった場合は、今回ご紹介した方法を活用して簡単に傷を取り除いてください。