別れの後に自己肯定心を取り戻すには?

· 4月 30, 2018

パートナーとの別離を、私たちはネガティブなものとして捉えがちですが、心の傷を癒し、別離のポジティブな面を活かすには、別離後の悲嘆のステージを通過することが必要です。

それが、トラウマ的なものであろうとなかろうと、各々の別離には一連の結果が伴うものです。そのなかの一つが、自分自身を尊重し愛する心への影響です。別離の後に、自己肯定心、自尊心を保つことは、可能でしょうか?

答えは「イエス」です。しかしながら、これを可能にするには、そもそも自尊心が影響を受けたということに気づく必要があります。

パートナーとの別離後は、人生は新たな道を辿ります。独りになり、相手と手を繋いで一緒に歩くこともありません。一緒に描いた未来図も、もはや存在しないのです。

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別離に直面した時に、不安が湧きあがってくるのは自然なこと。突如として、決断を下すのが難しくなったり、あるいはポジティブに未来を描くことが難しくなったりします。こんな時には、いとも簡単に自分自身を責めてしまいがちです。

別離後に自尊心を取り戻すには、自分自身をケアするところからはじまる

ベッドに横たわり目を開けている男性

別離後に、自尊心を高めるためには、自分自身をケアするということが、とるべき最初の重要なステップです。

パートナーとの別離後は、自尊心は落ち込みがちですし悲しみへと沈み、自分自身への配慮を忘れてしまうものです。

その結果、自分自身をケアするのを止めてしまうのです。私たちは、エクササイズしたり、ヘルシーな食習慣を脇に除けてしまうのです。 この痛みの経験から回復する代わりに、可能であるなら、もっとネガティブな感情を強めることを選ぶのです。

友人と距離を置いたり、孤立したりするのも、良い考えではありません。彼らこそが、ストレス解消をさせてくれる存在であり、同じように別離を経験していて、ベストなアドバイスをしてくれる存在かもしれないのです。

痛みを感じ、それを存分に感じきるために、独りになりたいと思うのは、自然なことです。その期間があまり長期間に及ばない限り、それは健全なことだと、頭に入れておくべきです。

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私たちは、不健康な食生活をして、エクササイズも止め、自分自身を完全に見捨ててしまうことが出来ます。でも、これは、2,3週間以上は、続くべきではありません。

それ以上続く場合は、専門家の助けを求めることをお奨めします。なぜなら、鬱の症状を引き起こす可能性があるからです。

SNS(ソーシャルネットワーク)に逃避しない。

ハート

別離後の自尊心を高めるためには、SNSを通じて、未来のパートナー候補とチャットを始める誘惑を克服することが重要です。

「あなたに必要なのは、出会い系アプリを通じて、別離を経験したばかりで誰かを見つける希望を失った人たちとのデートなのです」というメソッドがあることは否定できません。

しかしながら、これは健全なお奨めの選択肢ではありません。それは、自分の期待にマッチした人を見つけるのが不可能だからではなく、悲嘆の期間を乗り越えるのは、必要なプロセスだからです。

自分が将来独りぼっちにならないと信じたいため、あるいは痛みを感じるのを避けるために、誰かに必要とされているともう一度感じられるように、SNSへ逃避することは、前向きな姿勢ではありません。

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痛みを感じるのも、ハートが粉々になったと感じるのも、絶望を感じるのも、自然です。私たちの自尊心は、落ちてしまいましたが、それを回避することによってではなく、直面することによって、それをもう一度引き上げなければなりません。

私たちは、インターネットではなく、現実世界で、さらに時間を費やして、別離以来湧きあがってきた痛みを癒す時間を自分自身に与え、起きた出来事を受け容れなければなりません。

悲しみを感じるのは自然でも、悲観的になるのは、自分自身の選択の問題

悲しむ女性

自身の自尊心を高めたいなら、あなたが認識すべき最初のことは、悲しみとは、全ての人が抱くナチュナルな感情であると認識することです。

私たちは、その感情に「ネガティブなもの」とレッテルを貼るために、悲しみを拒否する傾向にあります。でも、ネガティブな感情は、とても必要なのです。

別離後に、悲しい時には悲嘆の部屋へと入り、それを受け容れ、克服しなければなりません。そして、出来るだけ早く立ち直って、そこを去ることです。これは、必要なステップなのです。でも、そのステップをとりたくないなら、何が起こるでしょうか? 私たちは、好むと好まざるとに関わらず、たとえその部屋の明かりを消したとしても、その部屋に実際にはいないんだと信じることで自分自身を偽ったとしても、結局はその悲嘆の部屋に入るでしょう。

悲しみを避けようとすればするほど、より長く私たちは、その部屋で過ごすことになるでしょう。そして、これは、私たちを悲観論者へと変えてしまいます。

私たちは、悲しみに直面する代わりに、無視すること、自分自身をごまかすことを選択しがちです。自分自身を直視する代わりに、回復のためのチャンスとして経験を捉える代わりに、自分自身をケアし、成長する代わりに、そうしてしまうのです。

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というわけで、あなたが直面している悲しみを見て、それを感じて、それを理解し、そして、なにより、起こったことを受け入れる限り、別離の後に自尊心を取り戻すことは可能です。

その状況に希望を見出すことはまだ出来ないでしょうが、そこに希望があることを、あなたは知っています。あなたがすべきことは、同じことが起きた他の状況を想い起こしてみることなのです。

なにもかも、別離と共に終わったでしょうか?

いいえ、なぜなら、全ては過ぎ去るからです。