鬱と慢性的な背中の痛み

10月 21, 2016
慢性的な背中の痛みは、日常生活に支障をきたす問題。また自分でできることが制限されるせいで、社会生活も普通の人のようにいかず、そのせいで精神面にも影響が。

慢性的な背中の痛みは、生活の質に直接影響する問題です

動きが制限されているのを実感すると気持ちが落ち込み、最終的にうつ症状へを引き起こすこともあります。

専門家は、どのような痛みでも、慢性化するとその人の精神面に大きく影響すると言います。背中の痛みは、その中でも特に多く見られるものです。

研究によると、慢性的な痛みに悩まされる人は一時的、長期的なうつ症状にかかる可能性が高く、さらに骨格筋の痛みを悪化させることもあります。

毎日の身体の痛みが最終的に心の健康を奪う危険があるため、生活の質を向上させる方法を見つけることが大切です。

慢性的な痛みを感じながらの生活

慢性的な痛みの原因として一般的なのが、関節炎、偏頭痛、全身性エリテマトーデス、そしてもちろん背中の痛みです。

痛みが10~15日間続き、5~6カ月毎に繰り返す時は「慢性」と定義することができます。

覚えておきたいのは、アメリカ疼痛学会(American Academy of Pain Medicine)の調査によると、背中の痛みに対して処方される薬で痛みが治ったという人は、全体の58%程度でした。

つまり、痛みに悩む人のほぼ半分が効果的な対処法を見つけられず、痛みに悩まされながらの生活を強いられています。

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背中の痛みが鬱へとつながる原因

慢性痛の専門家、ジョゼフ・ガーブリー医師によれば、背中の痛みが心の健康に悪影響を及ぼすのはとても一般的なことです。

まず最初に背中の痛みが引き起こす諸症状を理解する必要があります:

背中の痛みに悩まされる人は睡眠に影響が出る傾向があります。

体力を回復してくれる深い眠りは、心身の健康に欠かせないため、十分な睡眠がとれない状態が数カ月続くと、身体的に常に疲労感があり、やる気や集中力が欠落し、疲労感や無気力などの症状が現れて最終的に心の健康状態にも悪影響を及ぼします。

もう一つ注意が必要な点は、慢性的な背中の痛みを抱える人は、質の高い価値のある社会生活を送ることが困難になり、外出、ダンス、旅行、そしてビーチに行くといった活動はもとより、ただ外食するだけでも鎮痛剤を飲む必要が生じることがあります。

痛みが解消されず、日常生活に影響が出ると、家に閉じこもりがちになり、自分は周りから孤立していると感じることから精神的な苦痛が増えて心の状態にも悪影響を及ぼします。

ガーブリー医師は、逆に慢性の痛みのための薬が時に鬱症状を引き起こす原因になるとも言います。

それは、薬の副作用により、活力の低下、疲労感、または動きが鈍くなるなどの副作用が生じるため、最終的に無関心、落ち込み、悲しみなどを感じる傾向があります。

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背中の慢性痛の対処法

まずは背中の慢性的な痛みの原因を理解しましょう。

正しい診断結果を得るためには、数人の医師の診断を受けることをお勧めします。

ご存知ですか?:背中が痛いのはこのせいかも!背中の痛みの原因6つ

痛みに詳しい医師を探す

慢性的な痛みを引き起こす病気を発症したら、専門家の指導を受けることが欠かせません。

大きな医療機関には、痛み全般に詳しい医師がいる場合が多いため、深刻な副作用を起こすことなく、少しずつ症状が改善する薬を処方してくれます。

理学療法、水泳、ヨガ

信頼できる理学療法士の両方を受ける、水泳やヨガを実践するといった方法は、継続的に行うことで症状を改善する効果があります。

運動や治療を自己流で行うと逆に体を傷めてしまう危険があるため、専門家の指導に従うことが大切です。

こちらの記事もご参考に:不安とストレスを和らげる5つのヨガのポーズ

 

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良い人間関係を作る

背中の痛みのせいで孤独に感じてしまう場合は、人間関係が大切です。

痛みが生活の中心となってしまうのを避け、コミュニケーションを心がけることで、うつ症状などを発症するリスクが低下します。

慢性的な痛みは辛く、忍耐力が必要になります。

一人で抱えこまず、周りのサポートを受けてください。

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