失敗例から学ぶ:狭い部屋を広く見せる方法

些細に思えることが、実は部屋全体の印象や機能に大きく関わっています。今回は狭いスペースを最大限に活用するためのアドバイスをいくつかご紹介します。
失敗例から学ぶ:狭い部屋を広く見せる方法

によって書かれた Fernando Clementin

最後の更新: 08 8月, 2023

狭い部屋では、好きな家具やインテリアに囲まれて快適に過ごすことができないと諦めていないでしょうか。部屋のレイアウトやインテリアにおける重大なミスを避ければ狭い部屋でも無限の可能性があります。

狭い部屋、特に寝室は、その家に住んでいる人以外には、ほとんど使用されない空間です。非常にプライベートなスペースですが、ふさわしいレイアウトやインテリアをほどこせば、快適にリラックスした空間づくりが可能です。

非常に狭い部屋に住んでいるのであれば、まず見た目を改善したいと思うでしょう。しかし、多くの人がその過程で間違いを犯しているのです。

最も一般的な間違いは何かご存知ですか?

今回は、狭い部屋における7つの間違いをお伝えします。

よくある狭い部屋の失敗例

部屋が非常に狭い場合、家具やインテリアを配置する際に、不要なスペースを占有してしまうことが、大きな失敗につながります。何を置くべきか、何を避けるべきか、次のことを頭に入れておいてください。

1  – 棚を使用しない

小さな部屋の床面積は非常に小さいです。壁を有効に活用してください。壁掛け棚やオーガナイザーは、適切な場所がない際に、本や装飾品などを保管するのに最適です。

もう一つの良い選択肢は屋根裏部屋を利用することです。もう使用していなかったり、部屋で必要としない靴箱や服などを収納できる場所です。

ディスプレイ 狭い部屋を広く見せる方法

2  – 鏡を置かない

鏡は光を反射するメリットがあります。少なくとも視覚的には、部屋のスペースを広げることができます。大きなスタンディングミラーを選んだり、鏡をいくつか置くことをためらわないでください。

鏡は部屋を大きく見せるのに、非常に効果的です。

3 – 部屋に合わない家具を置く

狭い部屋での家具選びにおいて非常に多くの人が犯す間違いです。残念ながら、その部屋の特徴と、家に住んでいる人のニーズと好みによっても異なってくるので、解決するのが最も難しい問題でもあります。

まず、最も頻繁に使う家具だけを選び、あまり使用しない家具は取り除くことが大切です。不必要だと思うインテリアもやめてください。

オーダーメイドの家具を注文することができれば、部屋に合った家具を選べ、失敗ははるかに少なくなるでしょう。

一般的なルールとして、動線と動作空間を十分に確保できるように家具を配置することが大切です。部屋の中央に物を置くことを恐れてはいけません。部屋の小さな空間を大きく見せるのに役立つからです。

4 – 自然光を妨げる

十分な明るさがない場合、狭い部屋は更に小さく見えてしまいます。部屋の中に若干、自然光を取り入れてください。厚手のカーテンやブラインドを使用しないようにしましょう。 – 薄い布で作られたより明るいもの、またはシンプルなデザインを選んでください。

5 – 色を恐れる

明るい色は小さな部屋にうまく調和しないと考える人もいます。

しかし実際には、逆です。

明るい色を組み合わせて雰囲気を強調し、よりその色に注目を集めることで、見栄えがよくなります。デザインの専門家は、最大3色、できれば同じ色調を使用することを薦めています。

6 – 小さいラグを敷く

これもまた一見矛盾しているように感じますが、部屋の中央に大きなカーペットを敷くことで、部屋が狭く感じるのを防ぎます。素敵なコーヒーテーブルやソファをラグの上に配置するとさらに良いでしょう。

狭いスペースには大きすぎるのではと考えているでしょうか?

心配はご無用です。

多くの人が小さな部屋をレイアウトする時に犯す過ちは、インテリアにとって正しい要素が何であるかを知らないことです。

適切な家具を置いた大きなカーペットが部屋にあれば、その部分に注意を向けることができます。これは、知覚を狭いスペースから遠ざけるのに役立ちます。大きな家具やカーペットを利用することで、狭さを軽減する効果があるのです。

7  – 間違った場所にベッドを置く

狭い寝室のレイアウトをする場合は、その主な機能は休息のためであることを覚えておいてください。最も重要な機能はベッドであるべきです、まずするべきことは、ベッドを最もよい場所に配置することです。

寝室の様々な条件を考慮してベッドの配置を決めてください。照明、換気、温度、カーペット、そしてベッドサイドテーブルの配置など、これらすべてが重要です。風水によると、ベッドは広いヘッドボードを使いドアの反対側に配置すると良いそうです。また、ベッドの後ろには窓がない方が良いとされています。

狭い部屋をレイアウトする際に失敗するとスペースを有効に使うことができず、さらに狭く感じてしまいます。今回ご紹介した失敗例を心に留め、より落ち着いた快適な空間づくりを目指しましょう。


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