リンゴ酢が糖尿病にいいってホント?

リンゴ酢で糖尿病をコントロールし、副作用を引き起こさないようにするためには、この自然療法を医師の指導のもとに行い、1日に大さじ2杯の投与量を守ることが大切です。

リンゴ酢は、昔からさまざまな自然療法に用いられてきた食品です。

リンゴ酢の最も一般的な利用法は調理に使うことですが、必須栄養素と活性化合物とが豊富なため、世界中の数多くの文化圏で広く利用されてきました。

リンゴ酢の人気のもうひとつの理由は、健康に役立つさまざまな効能を持っているため。その多くは科学的研究によって証明されています。

これらの効能のほとんどは、身体の自然なpHバランスを保ち、消化機能を改善するのに役立つ微量元素および酸の含有量が高いことに由来します。

中でも最も研究されてきたリンゴ酢の持つ効能は、糖尿病患者の血糖値を抑える作用です。

この点については、これまでいくつかの重要な発見がなされてきており、リンゴ酢は糖尿病をコントロールするための鍵となり得るという専門家たちもいるほどです。

今回は、どのようにリンゴ酢が糖尿病治療に役立つかのをごいっしょに学んでいきましょう!

リンゴ酢には糖尿病の治療薬と同じくらいの効果があるってホント?

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糖尿病患者の大部分が患っているのは2型糖尿病。インスリンと血糖値がこの問題に関連しています。

私たちはインスリン不耐性、もしくはインスリンの働きが低下するために、身体が血液に含まれるグルコース(ブドウ糖)を調整する能力を失う時、糖尿病にかかります。

リンゴ酢に含まれている栄養素には、インスリン機能を最適化し、血糖値をコントロールすることで、実際に糖尿病を抑え、治療する働きがあるとわかっています。

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これまで医学界は、砂糖とでんぷん質の消化を阻止する薬を開発してきました。これは血糖値が急上昇するリスクを軽減し、それによって糖尿病をコントロールします。

しかし最近、これと同じような作用を持つ成分をリンゴ酢が含んでいることを、科学者たちが発見しました。つまり、リンゴ酢には医薬品によく似た効能があるというのです。

これは、リンゴ酢は酢酸の含有量が高いため。酢酸は生物活性物質で、ほとんどすべての種類の酢に含まれています。

酢酸は食物が胃から出ていく過程を早める、またはグルコースが身体の細胞組織をとおして吸収されやすくすることで、複合糖質が完全に消化されるのを防ぎます。

ある学説は、リンゴ酢には炭水化物を糖質に分解する消化酵素の活動を抑制する力があるため、血流中のグルコースへと変化する過程を遅らせると示唆しています。

このため、身体が血流中の糖質を代謝する時間が長くなり、血糖値が危険なレベルにまで上昇することを防ぐのです。

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糖尿病をコントロールするには、どうやってリンゴ酢を摂ればいいの?

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リンゴ酢の効能を利用するにあたって覚えておくべきことは、絶対に摂りすぎないことと、100%オーガニックのものを選ぶようにすること。

近頃はさまざまなブランドのリンゴ酢が出回っており、安価ものもありますが、精製されているものは有効成分のほとんどが失われています。

この理由から、信頼できるメーカーの製品を購入することが大切です。また、発酵りんごジュースを使って、自家製のリンゴ酢を作ることもできます。

血糖値を調整するためには、毎日リンゴ酢を摂ることをおすすめします。ただし、1日に大さじ2杯以上を摂ってはなりません。また、口やのどに刺激を与えないように、水やその他の液体で薄めてから飲みましょう。

空腹時か寝る前に飲むのが理想的です。ただ寝る前に飲むと、夜中に尿意をもよおすかもしれません。

また、サラダドレッシングとして、あるいは生ジュースやスムージーにまぜて利用してもよいでしょう。どちらも、食事のあとに血糖値が急上昇するのを防ぐのに役立ちます。

酢に含まれている酸は歯のエナメル質を溶かすうえ、敏感な組織をただれさせる可能性もあることを覚えておく必要があります。絶対に推奨されている量を超えないようにしてください。

また酢を長期間摂取していると、骨密度と体内のカリウム値とが低下するおそれもあります。これを防ぐため、この自然療法を1ヶ月に2週間つづけて実行し、その後2週間休むことをおすすめします。

すでにカリウム値が低い方や骨粗しょう症にかかっている方は、リンゴ酢療法を始める前に、かならずかかりつけの医師に相談なさってください。

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