お腹の張りを緩和する家庭療法

10月 6, 2015
私たちが口にする食べ物、特に加工食品には、すでに塩分が含まれています。料理に余分な塩を加えないようにし、低塩食品を買うように心がけましょう。
急に服のウエスト部分がきつくなったり、胃がまるで風船のようにパンパンにふくれる。運動して少しずつ体重が減りつつあるのに、お腹だけは出っ張ったまま。そんなことってありませんか。もしそうなら、ガスなどのせいで、お腹が張っているのかもしれません。今回は、お腹の張りを緩和するにはどうしたらいいかについてお話しします。

元来、食べすぎることがない人や少し食べるだけで満足できる人などは、お腹が重かったり、胃の中に大きな石が入っているように感じたりすることはないはずです。それなのにお腹が張るときは、ある種の食品に対する不耐性(その食品を消化する酵素を持たない)や、胃の粘膜を刺激するものを食べたために起こる胃腸アレルギー、消化不良など、さまざまな理由が考えられます。実際、お腹が張って苦しむ人の中には、乳糖不耐性の人が多いようです。
ですから、どんな食品を食べているか、そしてそれらの食品があなたの胃腸の働きにどう影響しているか、注意しなければなりません。でもそれ以外にも、ちょっとした食習慣の改善や家庭療法をとおして、お腹の張りを緩和することができます。ごいっしょに見てゆきましょう!
胃けいれん

お腹の張りを緩和するにはどうしたらいいの?

塩分を取りすぎない

ナトリウムを摂りすぎると、余分な体液が増えてむくんだりなど、健康に非常に悪い影響を与えます。推奨される1日あたりのナトリウム摂取量は大人で1,500 mg(食塩相当量は約3.8 g)。でも不健康な食生活を送っていると、この2倍近くを消費している可能性があります。ですから、食べ物に余分な塩を加えないようにしましょう。また、食品のパッケージに表記されている栄養表示をチェックして、ナトリウム(または食塩)含有量が少ないものを選ぶようにしましょう。

食生活にもっとカリウムを取り入れる

バナナやほうれん草など、カリウムが豊富な食品は、体内(胃を含む)に溜まった余分な水分を排出するのを助けてくれます。バナナ1本と中くらいのパパイヤ1個でおいしいスムージーを作って飲んだり、皮ごとローストしたジャガイモ1個や、ゆでたほうれん草カップ1/2杯を食べるとよいでしょう。

バナナ1

お酒を飲まない

ご存知のようにいろいろな理由から、アルコール飲料は健康のためによくありません。お酒を飲んだ後にお腹の張りに苦しむようなら、胃腸内でアルコールが発酵し、胃にガスが溜まっているせいかもしれません。

野菜に火を通す

温野菜より生野菜を食べる方が健康のためにいいというのは本当ですが、ひどくお腹が張っているときは、温野菜を食べるようにしましょう。生野菜は消化にもっと時間がかかるため、かえってお腹が張ってしまうことがあるのです。

お腹の張りを解消するのに役立つ食品

抗酸化物質

抗酸化物質を豊富に含む食品には、お腹の張りを緩和する働きがあるだけでなく、身体や血液中のさまざまな毒素を排出するのにも役立ちます。抗酸化物質を多く含む食品には、ブルーベリー・リンゴ・玉ネギ・セロリ・ニンニクなどがあります。毎日、これらのくだものを4サービング、または野菜を2〜3サービング食べるようにしましょう。

食物繊維

食物繊維は、お腹の張りを緩和するのに役立ちます。くだもの・野菜・全粒粉・玄米・オートミールなどを積極的に食生活に取り入れましょう。ただし、食べすぎには注意が必要です。食物繊維を摂りすぎると、逆にお腹にガスが溜まってしまうかもしれません。

玄米1

低脂肪食品

低脂肪食品は、高脂肪食品に比べて非常に健康的ですから、お腹の張りを緩和するのに役立ちます。朝ごはんに食べているペーストリーをシリアルとくだものに置き換える、フライドポテトではなくニンジンかセロリを食べる、肉類ならトンカツなどの揚げ物よりも焼き肉を選ぶなど、食習慣を改善しましょう。

スパイス

フェンネルとクミン、オレガノは、どれも胃腸内に発生したガスによる膨満感を解消するのにすぐれた働きをします。

  • フェンネルには殺菌作用があるため、下痢のときに役立ちます。
  • クミンには鎮静作用と利尿作用があるため、むくみがある人にピッタリです。
  • オレガノは消化を助けてくれます。また、利尿作用もあるので、肝臓と腎臓の健康を守るのに役立ちます。
クミン

ハーブ

リンデン茶は気持ちを落ち着かせる成分を含むため、ストレス解消に効果があります。ストレスに効き目がある薬用ハーブは他にもありますが、どれも食欲や、飢餓感を引き起こす不安感を抑えてくれます。食べすぎるとお腹がますます重くなりますから、これらのハーブはお腹の張り防止に役立つわけです。白樺の葉にも同じような働きがあり、特に生理中に起こる腹部膨満感を緩和してくれます。

お腹の張りを緩和するスムージー

たった4つの材料でお腹の張りを緩和してくれる、非常に効率的な家庭療法です。体内の余分な水分や、胃腸に溜まったガスを排出するのを助けてくれます。

  • ヨーグルト:乳糖不耐性のある人もいますが、ヨーグルトには、腸内で発酵している食物のかすを排出するのに役立つ善玉菌がたくさん含まれています。
  • 生姜生姜には薬用効果があるため、消化不良・膨満感・ガスで苦しいときに大いに役立ちます。胃けいれんを防ぐ働きもあります。
  • バナナ:カリウムが豊富で、余分なナトリウムを取りのぞく手助けをしてくれます。
  • カルダモン:このインド原産のスパイスは、消化を助けてくれます。

作り方:低脂肪ヨーグルトカップ2〜3杯をミキサーに入れ、皮をむいて刻んだバナナ2本・すりおろしたショウガ大さじ1杯・粉末状のカルダモン大さじ1/4を加えます。好みで、スキムミルクカップ1杯・ハチミツ大さじ2杯・氷カップ1杯を加えてもOKです。これをガ—ッとかきまぜたらできあがり。美味しくて、お腹の張りの緩和に役立つスムージーをお楽しみください!

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