にんじんの効能について知りましょう
にんじんは、生でも調理してもとても美味しい野菜です。にんじんの効能は様々です。
にんじんが体にどのように良いのか知りたい方はぜひ、今日の記事をお読みください!
にんじんの栄養価
にんじんにはβカロチンが豊富です。そのため、にんじんは鮮やかなオレンジ色をしているのです。さらに、ビタミンA、C、B1、B2、B3、B6、B9、C、E、K、ヨウ素をはじめ、カリウムやマグネシウム、鉄分、カルシウム、リンなどのミネラルを豊富に含んでいます。
にんじんは、主に炭水化物でできています。また、食物繊維が豊富で、飽和脂肪酸やコレステロールは含んでいません。
最後に、にんじんはカロリーがすくないという点も忘れてはいけません。100gあたりわずか40カロリーしかありません。そのため、バランスのとれた食生活には欠かせない野菜といって良いでしょう。
にんじんの効能
にんじんで体に抗酸化物質を取り入れる
にんじんには、体の健康を守るビタミンAなどの抗酸化物質が豊富に含まれています。また、心臓病を始め、大腸がん、口腔がん、肺がんなど特定のがん疾患のリスクを減らしてくれるかもしれません。
また、ファルカリノールと呼ばれる植物栄養素も含まれています。これは強力な抗酸化物質です。
さらに、にんじんは視力に良いでしょう。特に、暗いところでの視力を改善してくれるでしょう。これは、βカロチンやビタミンAが網膜の細胞の機能を正常に保ってくれるからです。
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にんじんの効能で血圧を下げる
にんじんに含まれる栄養は、血液の循環を正常にし、心臓や肺が正常に機能するための栄養を与えてくれるでしょう。
にんじんはまた、心臓系の病気にかかるリスクを減らし、低血糖を助けてくれるでしょう。これは、人参のカリウムがナトリウムの影響を抑え、血管壁の緊迫を抑えるでしょう。
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食べ過ぎには注意
前述したように、にんじんには優れた効能があります。ですが、食べ過ぎは逆に良くありません。
例を一つあげると、柑皮症とよばれる、手や足などがオレンジがかった色になる症状があります。これは、血中のカロチンの量が多くなりすぎるためです。この状態自体は有害ではありませんが、にんじんの消費量を減らすことでこの症状は抑えられるでしょう。
にんじんの食べ過ぎからくる別の問題に、ビタミンAの過剰摂取があります。ビタミンAの過剰摂取が長期的に続けば、吐き気や目眩、嘔吐、頭痛などが起こるでしょう。
ビタミンAの過剰摂取が続くと、ビタミンA過剰症となります。肝臓に有害なまでの値のビタミンが蓄積されることで起こる深刻な状態です。医療的な措置が必要となるでしょう。
ですが、ビタミンA過剰症は、単にビタミンAを含む食べ物を食べているだけでは滅多に起こりません。このような状態になるには、サプリメントでの過剰摂取が関係している事が多いでしょう。
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