寝不足が引き起こす8つのこと

· 4月 1, 2017
十分な睡眠時間、または質の良い睡眠が取れないと、体や心に悪い影響を及ぼします。ここではその最も一般的な例をご紹介します。

心と体の健康のために、1日8時間の睡眠をとりましょう。

1日8時間の質の良い睡眠は、心と体の健康にとって大切なものです。しっかりとした睡眠をとっていないと、徐々に、生活の質に悪影響を及ぼします。

 眠っている間に、ホルモンを生産したり代謝を行ったりという、体全体のエネルギーの回復が行われます。

そのため、睡眠が妨害されたり十分な時間を取れなかったりすると、心や体に何かしらの影響を及ぼし、その日1日の生活に障害をもたらします。

どういう影響なのか、ここでは8つお話しします。

 

1.血圧を上昇させる

質の良い十分な睡眠がとれないと、動脈と血液の流れに影響を及ぼし、心臓に過負荷を与えます。うまくコントロールが出来ず血管が収縮し、血圧の数値は最高約132にまで上昇させる可能性があります。理想的な数値は120以下です。

 

2. 食欲が増す

睡眠不足は、食欲を増すことによってBMIを高めます。BMIとは肥満度を測る数値で、25以上だと肥満気味であると判断されます。

 睡眠が足りないと、食欲を調整するホルモンであるレプチンの分泌率が低下します。代わりに空腹を感じさせるグレリンというホルモンの分泌を上昇させます。

 日ごろから十分な睡眠を取っていないと、炭水化物や糖分を欲しやすくなります。

 

3.免疫量の低下

睡眠不足によって体が疲れた状態にあると、免疫力に影響を与え、有害な病原体から体を守る抗体をうまく作れなくなってしまいます。

これは自己免疫病原体に加えて、バクテリアやウイルスに感染する危険度を高めます。

 

4.認知障害

脳と神経系の健康には睡眠が大きく関わってきます。

例えば不眠症の患者には、集中力と認知行動に問題が生じます。しっかり眠れていないと、物事を判断したり記憶したりという行動が難しくなるのです。

脳が上手く働かない状態が続くと、プラーク(動脈硬化の原因となる血管のコブ)の元となるタンパク質をうまく分解できず、痴呆やアルツハイマーのリスクを高めます。

 

5.ストレスや気持ちの落ち込みを感じる

数日立て続けにしっかりとした睡眠が取れないと、感情のバランスを図るのが難しくなります。

1日だけしっかり眠れていないだけでも、ストレスを感じやすくイライラしやくなります。それが数日続くと本格的なうつ病を引き起こす恐れがあります。

睡眠不足はコルチゾゾールの分泌を促し、”心と体の健康を維持する”神経伝達物質の分泌を低下させてしまいます。

 

6.2型糖尿病のリスクを高める

あまり知られていませんが、8時間以下の睡眠不足は2型糖尿病のリスクを高めます。

最適な休息が取れないと、代謝過程やグルコース値(ブドウ糖の事。値が高いと糖尿病を引き起こす)のコントロールに害をきたし、危険度を増します。

また、インスリン感受性の値を低下させます。インスリンは、血糖値をコントロールする大事なホルモンです。

 

7.体重増加の可能性

食欲を増す以外にも、体重を増加させる要因を睡眠不足は引き起こします。

過度のカロリー摂取やホルモンバランスのくずれは、代謝に影響を及ぼします。

結果、体が脂肪分や糖分をエネルギーとして使う能力を低下させ、逆にどんどん蓄積されていってしまいます。

 

8.  炎症が起きやすくなる

十分な睡眠を取れなかった日の朝は、お腹や間接などに炎症を引き起こしている可能性があります。

炎症を引き起こす原因はいくつかありますが、この場合は、睡眠不足による組織の炎症によるバランスの乱れが原因です。

しっかり睡眠をとって、炎症のケアをすることはとても大切です。ひどい炎症を起こすと、それが慢性の病気を引き起こすリスクを高めます。

睡眠は単にエネルギーを回復させるためだけのものではありません。健康な体を保つために必要不可欠なものです。毎日8時間以上の睡眠をしっかり取るようにすれば、これらの病気を予防することが出来るのです。