夏の頭痛を和らげるには

1月 3, 2020
夏休みで楽しいはずのサマータイム。しかし頭痛に襲われれば困るものです。今回の記事では、夏の頭痛の原因と、予防方法についてお伝えします。

夏の頭痛には、誰もが一度は悩まされることは間違いありません。夏になると、頭痛の相談が増え、片頭痛が悪化することがよくあります。

さまざまな国で行われた調査では、85〜90%の人々が昨年、少なくとも1度は頭痛があった、と報告しています。ですから、頭痛の相談は、あちこちの病院で最も頻繁にされる内容なのです。

ただし、頭痛が起こるのは男性より女性に多く見られます。男性の80%は、昨年頭痛があった、と回答し、対して女性は95%が同様に答えました。同様に、片頭痛も男性よりも女性に影響を及ぼし、人口の約15%に影響を出しています。

さて、なぜ夏になると頭痛が増えるのでしょう?夏こそリラックスしたり、外で遊んだり、とにかく良い天気を目一杯楽しみたい時期です。

でも、こういった活動が、まさに頭痛の種になる可能性があるのです。

夏の頭痛の背後にある隠れた原因を見てみましょう。

 

夏の頭痛の原因

頭痛の原因になりうるものはいくつかあります。原因がわかっている特定の病気や状態を除き、ほとんどの場合、頭痛の原因は単に1つだけの要因ではありません

夏の頭痛も例外ではなく、ただ夏だからといって頭が痛いわけではありません。その時期に起こりうる一連の条件が揃うために痛いのです。

夏に関連する状況の組み合わせは、繰り返す不快な頭痛につながる可能性があります。よくある組み合わせは、休暇ができたので、睡眠習慣が変わり、日光にいつもよりさらされることです。

もちろん、熱は頭痛の最も一般的な原因の1つです。夏の間、屋外の温度が高いため、体内の血管が拡張しやすくなります。

つまり、熱中症にならないように、熱エネルギーを体内から出すために血管が広がる、ということです。残念ながら、血管が拡張することで片頭痛が起こる可能性があります。

こちらもご覧ください:病院に行かずに熱を下げる方法

飲酒と脱水

夏の間、外の気温が高いので、体はいつもよりも多くの水分を必要とします。多くの人が、暑い時期になるとお酒で渇きを癒そうとします。でも、お酒はお水とは違います。それどころか、さらに脱水症状になり、頭痛に繋がります。

睡眠スケジュールの変化

睡眠
不眠症は夏に悪化する傾向があり、これが片頭痛や頭痛を引き起こすことがあります。

昼間と夜間の時間の使い方が変わるのも、片頭痛が悪化する原因になります。いつもより多くの日光にさらされると、結果として睡眠習慣が変わる可能性があります。

そうなると、夏の間、いつもより睡眠時間が短くなるか、不眠症に苦しむことさえありえます。

普段はちゃんと寝られている人も、夏になると不眠症になるかもしれません。おそらく、仕事は普段より忙しくなくて、子どもを学校に送るために早起きする必要もなくなって、スマホやテレビを眺める時間が長くなります。

また、友人と会う機会も増え、お酒やカフェイン(利尿作用があります)を普段より多く飲み、その結果、頭痛が悪化します。

夏の頭痛を防ぐ方法

夏の頭痛を防ぐためにできる対策を見てみましょう。これらはすべて、大きく2つの目的に分けることができる簡単なやり方です。

  • 夏の暑さを打ち消すため
  • 不健康な夏の習慣に対抗するため

熱を和らげ、夏の頭痛を防ぐための手順

  • 太陽に注意する。夏の日差しは強いので、帽子を被り、白い服を着ることが重要です。また、サングラスも忘れずに。できれば、正午の前後数時間に行う野外活動は避けましょう。日差しが最も強いときです。
  • 温度の急激な変化を避ける。夏には、エアコンを全開で回す人も多いものです。しかし、温度差が大きいところを行き来するのは、頭痛の引き金となります。
  • 家を涼しく保ち、冷たくはしない。家の中では、エアコンで冷やすのではなく、涼しく保ちましょう。なるべく扇風機を選んでください。
  • 水分補給をする。夏の間、体はいつもよりも多くの水を必要とします。脱水症を避けるために、頻繁に水分を摂取し、お酒など、脱水に繋がる飲み物を避けることが重要です。

こちらもお読みください:緊張性頭痛を自然に和らげる方法

水分補給
夏の間は水分補給が絶対大切で、頭痛の予防にもなります。お水をたっぷり飲むようにしましょう!

夏の習慣と闘う

  • 健康的な食事をする。果物や野菜など、水分を多く含む食べ物をより多く摂取することにより、水分摂取量を増やすことができます。片頭痛持ちの人は、頭痛の原因になりうる物質を含む食品を避けましょう。例えば、ソーセージやチョコレートなどです。
  • いつもの睡眠スケジュールを維持する。夏はどうしてもルーチンを変えがちです。しかし、多くの医療専門家は、1年を通して睡眠スケジュールをほぼ同じに保つのが最善であると口を揃えます。同じ時間に寝て起きることが大切なのです。
  • 夜中に目が覚めたり、時間通りに就寝できない場合は、日差しが強い時間帯に30分以内の昼寝をしても良いでしょう。また、昼寝をすることで、日差しが強い時間帯に外に出ることを避けることにもなります。

まとめ

夏の間、頭痛の原因になる条件はたくさんあります。脱水と不眠症に加え、高い気温が、なぜこうもたくさんの人が頭痛に苦しむのか、の答えです。

幸いなことに、日々の習慣を変えることで、自分の健康を保つことができます。今回ご紹介したのが、夏の頭痛を防いだり、痛みを和らげるための方法です。

ぜひお試しください!

  • Cid, J. María Loreto. Cefaleas, evaluación y manejo inicial. Revista Médica Clínica Las Condes 25.4 (2014): 651-657.
  • Auber, Gregory J. Cómo eliminar el calor: tratamiento de los trastornos causados por el calor. Nursing (Ed. española) 23.6 (2005): 28-30.
  • Visens, Laura S. Actualización en la prevención y tratamiento de la migraña. Medicina (Buenos Aires) 74.2 (2014).