無視するのも賢さのうち

8月 24, 2016

時に親しい人から傷つけられると、簡単には許せないことがあります。

これに対処できるよう、私たちは『ほうっておく』ことを学んでおく必要があります。

ウィストン・チャーチル(第二次世界対戦時のイギリスの首相)は、『自分を謗る他人のために日々を費やしている者は誰一人目的を達成することはできない』と言っています。不可抗力を無視することはただの価値のないことを処理する賢い方法でもあるのです。

『価値のあるもの』と『価値のないもの』はどう見極めればよいのでしょうか? 状況は人それぞれなので私たち一人一人がそれを見極めていく必要があります。

『批判家や自分を良く思わない人の悪口』が価値のないものであるという人もいれば、『自身の恐怖心や不信感』が必要ないものであるという人もいます。 今日は、『私たちを阻むものに、どういった時に対処し、またどういった時に無視するべきか』を考えてみましょう。

無視するという賢い技

無視するということは賢い技術であり、大人な対応です。

しかし本当に重要なことは無視してはいけません。それはすなわち私たちを愛してくれる人や私たちの成長を支えてくれる人たちです。また夢や目的を達成する上では『自分には才能がない』などと思ってはいけません。そして部下の要求は決して無視してはいけません。

無視できるために必要ないくつかの教訓を見ていきましょう。

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私たちの最大の欠点は先延ばしをすることに甘んじてしまうということ

心理学に関する、とある面白い記事があります。それは、ただ今はやりたくないからという理由で、人は自らチャンスを逃してしまうということを述べています。『今はそれをやる時ではない』、どうしてこのような考えに至ってしまうのでしょうか。

たとえば『あなたは結婚生活に幸せを感じていない。しかしあなたの両親は少しは耐えなさいと言う』。他人をがっかりさせることを恐れたり、『耐えていれば道は開け幸せが訪れる』という考えに陥ったりするのはやめましょう。

幸せは、先延ばしにすることでは得られません。

私たちが置かれている状況を心の中で『嫌だ』と思っているならば『我慢しろ』などという言葉に耳を傾ける必要はありません。思い切って無視しましょう。

批判や悪口を無視する

批判や悪口を無視するということは一見簡単なように思えます。しかし、批判や悪口は自尊心を傷つけるものであるためそれを無視するにはかなりの労力を要します。

私たちを一番傷つけるのは大切にしている人からの否定的な言葉です。『家族や配偶者、親友が言うことをどうやって無視しろというのか』と思うかもしれません。

しかしあなたを愛する人はあなたの幸せを願い、あなたを尊敬した上で言っているはずなのです。あなたのことを本気で思っている人ならば、あなたの成長を邪魔したり、あなたの自尊心を傷つけたり、侮辱したり皮肉めいたことを言ったりしてあなたをけなすことは決してありません。ですから傷つくだけの場合は、他人の否定的な態度は無視するのが最も賢い方法です。

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自分を束縛する狭い考えを改めるには勇気が要る

私たちの最大の敵は自分自身です。私たちは子供の頃から無意識に狭い考えもったり、あるいはそれを他人からうつされたりします。そしてそれは私たちを『私には関係ない』『私はできない』といった考えに落とし入れます。

自尊心を持たないと他人や自分が置かれている状況、不幸をもたらすようなことを無視するのが難しくなってしまうことがあります。個人的な不安はこれらのジレンマ(色々なことがちらつきなかなか決められない状態)に落とし入れる要因にもなります。

例えば、嫌な仕事を頼まれた時、『断るのは情けない』と思ってしまってやりたくもない仕事きっぱり断るのは難しいでしょう。これらは一例にすぎませんが、こういったことを何度も繰り返していくうちに他人を満足させることが中心になってしまい、自分の立場がなくなってしまいます。

これではいけません。構う必要のないことを無視することは度胸の問題でもあります。幸せになるためには思い切って『嫌だ』という必要があるのです。

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