ミニマリズムを応用してシンプルライフを実践する方法
多くの物を適当な場所に片付ける傾向がある人は、片付ける場所が決まっていないからですが、これは家の中の「秩序」が保たれない原因の一つになります。
部屋と空間が混沌とし、無秩序になる傾向がある場合は、ミニマリズムという考え方を採用して、家の中を整理整頓しましょう。
ミニマリズムの特徴の一つが、家の中のものをできる限り少なくするという考え方です。
余分な家具や装飾を取り除き、基本に立ち返ることで、調和のとれた空間を作り出します。
ミニマリズム、そしてミニマリストとしてのスタイルは、空間と建築要素を重視します。
ミニマリズムを応用してシンプルな空間を作る8つの方法
1. 家の中のものを分類する
最終目標は、必要なものだけを残すことです。
家にある物を一つずつ確認して、必要なものなのかそれとも不必要なゴミなのか、また人に譲ったりリサイクルに出すべきものなのか、または大切に保管すべきものなのかを熟慮してください。
ミニマリズムでは、最小限のものだけが家にありますが、これは家にあるすべてものに大切な役割があり、家に保持する適切な理由があることを前提としています。
感傷的にならず、できる限り物を減らして必要なものだけを手元に残しましょう。
2. 一つ手にいれたら一つ手放す
ミニマリストとしてのライフスタイルを実践するためには、整頓した家の中に新たに物を増やさないことが大切です。
そのためには「何か新しいものを一つ手に入れたら、古いものを一つ手放す」というルールを守ることが大切です。
何か新しいものを購入する前には、自分の家に合うかだけではなく、ミニマリストとしてのライフスタイルに合うのかどうかを考える必要があります。
これが決まらない場合は、購入を保留にするようにしましょう。
3. テーブルの上に物を置かない
家の中を片付けてシンプルな生活を送るためには、「表面」にはできる限り物を置かないことが大切です。
特にテーブルの上は、キャンドルや花などで飾る人や、ついついものを置いてしまう人がいます。
しかしミニマリズムの考え方では、テーブルの上には何も置かず、整理整頓された状態を維持することで、シンプルさと機能性を最大限に活用します。
4. シンプルな形の家具を選ぶ
家具やその他の装飾品を選択するときは、シンプルな形状や直線を選択することをお勧めします。
角の多い複雑な家具や、装飾的で華やかな家具は避けてください。
5. 壁もミニマリズムを採用する
ミニマリズムの考え方は、家具だけでなく壁にも影響を及ぼします。
壁をシンプルにするために、家具に何かを直接飾るのは控えてください。
壁に何か装飾を行う場合は、他の家具や部屋とのバランスを保ち、できるだけシンプルさを維持しましょう。
壁の飾りとして鏡を使うと、エレガントでシンプルな空間を作り出すだけでなく、部屋を大きく見せるのに役立ちます。
6. 照明を活用してミニマリズムを実現
ミニマリズムで使われる照明は、影や暗い空間を避ける代わりにできる限り多くの光を活用するのが特徴です。
できる限り自然光を取り入れられるように、重く暗いカーテンを避けたり常にブラインドなどを下げたままにしないように心がけましょう。
人工照明ばかりを使わず、できるだけ自然光が入るように、部屋の構造や家具の配置を工夫してください。
7. シンプルな家具を選ぶ
シンプルな家具を選ぶミニマリズムですが、くすんだ色や退屈な色を選ぶわけではありません。
ミニマリズムで推奨される家具は、シンプルさの中に優雅さを醸し出す家具です。
ミニマリズムでは、いくつかの機能を備えた家具を選択することをお勧めします。これは不要な家具をいくつも買い揃えたり、家具が場所を取りすぎないようにする効果があります。
また空間を活用するために、背の高い家具ではなく幅が広く低い家具が良いでしょう。
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8. 白と黒を基調にしていくつかの差し色を使う
ミニマリストの多くは、白と黒を使います。
白は空間を広く見せる効果があり、その白と対照的な黒は、空間をシンプルでエレガントに演出します。
ただし、すべてを白と黒にしてしまうのではなく、差し色を加えてください。
色を取り入れる時は、家具ではなく、観葉植物の緑や、ソファーのクッションなどの「物」で差し色を取り入れましょう。