枕の洗濯と消毒方法

家の中で、枕はとても頻繁に使用するものですが、家庭内にある頻繁に使うものと同様に、定期的にそして正しくケアを行っていますか?
枕の洗濯と消毒方法

最後の更新: 30 10月, 2021

専門家は、月に1回以上枕の洗浄と消毒を推奨していますが、実際に行なっている人はあまり多くないと言われています。

枕にはバクテリアなどが増殖しやすいため、できる限り清潔に保つことが欠かせません。

一般的に、シーツなどの寝具をこまめに洗う人は多くいますし、枕カバーも一緒に洗うことが多いでしょう。

しかし、枕カバーは洗っても、枕は洗っていますか?

枕は、シーツや毛布よりも多くの汚れを蓄積している危険があります。

寝室の窓やドアを開けると、埃が寝具や枕の上に付着しますが、枕カバーを洗うだけでは十分ではありません。

枕を洗浄して消毒することで、すべての寝具を清潔に保つ効果があります。

手軽に枕を洗濯と消毒する方法

枕を素早く洗って消毒する方法をご説明します。

忙しい毎日の中でストレスを感じることなく、定期的に枕を清潔に保つことができるおすすめの方法です。

1. 洗濯機で洗う

  • 現在販売されている枕の多くが、洗濯機で丸洗いできるタイプの枕ですが、必ずラベルを確認してください。
  • ラベルに洗濯機で洗うことができると記載されていたら、次のアドバイスに従ってください。
  • 洗剤は粉末ではなく液体洗剤を使用してください。洗剤が均等に行き渡るだけでなく、きれいに洗い流されます。
  • 軽めの衣類で、選択方法が似たものを入れて一緒に洗ってください。洗濯機の中でのバランスが保たれる効果があります。
  • すすぎは2回行い、確実に洗剤を洗い流してください。
  • 洗った後は、太陽の下において自然乾燥させてください。しっかりと乾燥させないと枕の中がカビ臭くなる恐れがあります。

2. クイックウォッシュ

清潔な寝具

枕の中に入っている詰め物は洗えないものが多いため、周りのカバーを頻繁に洗うように心がけてください。

チャックで中身を出して枕だけを洗うことも可能です。一般的には綿などが入っています。

シーツを洗うときに一緒に洗えば、寝具全てが常に清潔な状態で、ダニなどを寄せ付けません。

3. 酢と重曹を使ったディープクレンジング

枕をしっかりと奥まで洗いたい場合は、酢と重曹を使って、洗浄と消毒を同時に行いましょう。

枕の洗浄と消毒を行う方法:

  • 半カップの重曹と半カップのホワイトビネガーを混ぜます。
  • 洗濯機に枕を入れて、洗濯を開始します。
  • 水で枕全体を覆ったら、重曹と酢のミックスを加えてください。
  • 1でご紹介した、洗濯機を使う洗浄方法に従って洗ってください。
  • これは漂白効果も期待できる方法です。

こちらもご覧ください:天然素材で衣類を漂白する方法

4. シミには過酸化水素水

過酸化水素水は枕の洗浄や消毒に役立ちますが、使用上の制限がいくつかあります。

それは、白い生地にしか効果がないという点で、漂白効果を活用するためには、暗い色には使用できません。

白い寝具

また、過酸化水素水にはシミを取る効果があります。シミがついている場所に、過酸化水素水を少量塗布してください。

枕は、クリーム、化粧品、血液、あるいは汗などが染み付くため、非常に効果的です。

今回ご紹介した手軽で簡単な方法で、枕を清潔に保つことができます。

私たちは布団の中で1日の4分の1の時間を過ごすため、枕の洗浄と消毒はとても大切です。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。