枕の洗濯と消毒方法
専門家は、月に1回以上枕の洗浄と消毒を推奨していますが、実際に行なっている人はあまり多くないと言われています。
枕にはバクテリアなどが増殖しやすいため、できる限り清潔に保つことが欠かせません。
一般的に、シーツなどの寝具をこまめに洗う人は多くいますし、枕カバーも一緒に洗うことが多いでしょう。
しかし、枕カバーは洗っても、枕は洗っていますか?
枕は、シーツや毛布よりも多くの汚れを蓄積している危険があります。
寝室の窓やドアを開けると、埃が寝具や枕の上に付着しますが、枕カバーを洗うだけでは十分ではありません。
枕を洗浄して消毒することで、すべての寝具を清潔に保つ効果があります。
手軽に枕を洗濯と消毒する方法
枕を素早く洗って消毒する方法をご説明します。
忙しい毎日の中でストレスを感じることなく、定期的に枕を清潔に保つことができるおすすめの方法です。
1. 洗濯機で洗う
- 現在販売されている枕の多くが、洗濯機で丸洗いできるタイプの枕ですが、必ずラベルを確認してください。
- ラベルに洗濯機で洗うことができると記載されていたら、次のアドバイスに従ってください。
- 洗剤は粉末ではなく液体洗剤を使用してください。洗剤が均等に行き渡るだけでなく、きれいに洗い流されます。
- 軽めの衣類で、選択方法が似たものを入れて一緒に洗ってください。洗濯機の中でのバランスが保たれる効果があります。
- すすぎは2回行い、確実に洗剤を洗い流してください。
- 洗った後は、太陽の下において自然乾燥させてください。しっかりと乾燥させないと枕の中がカビ臭くなる恐れがあります。
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2. クイックウォッシュ
枕の中に入っている詰め物は洗えないものが多いため、周りのカバーを頻繁に洗うように心がけてください。
チャックで中身を出して枕だけを洗うことも可能です。一般的には綿などが入っています。
シーツを洗うときに一緒に洗えば、寝具全てが常に清潔な状態で、ダニなどを寄せ付けません。
3. 酢と重曹を使ったディープクレンジング
枕をしっかりと奥まで洗いたい場合は、酢と重曹を使って、洗浄と消毒を同時に行いましょう。
枕の洗浄と消毒を行う方法:
- 半カップの重曹と半カップのホワイトビネガーを混ぜます。
- 洗濯機に枕を入れて、洗濯を開始します。
- 水で枕全体を覆ったら、重曹と酢のミックスを加えてください。
- 1でご紹介した、洗濯機を使う洗浄方法に従って洗ってください。
- これは漂白効果も期待できる方法です。
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4. シミには過酸化水素水
過酸化水素水は枕の洗浄や消毒に役立ちますが、使用上の制限がいくつかあります。
それは、白い生地にしか効果がないという点で、漂白効果を活用するためには、暗い色には使用できません。
また、過酸化水素水にはシミを取る効果があります。シミがついている場所に、過酸化水素水を少量塗布してください。
枕は、クリーム、化粧品、血液、あるいは汗などが染み付くため、非常に効果的です。
今回ご紹介した手軽で簡単な方法で、枕を清潔に保つことができます。
私たちは布団の中で1日の4分の1の時間を過ごすため、枕の洗浄と消毒はとても大切です。