コラーゲンを毎日摂ることの7つの効能

12月 27, 2019
コラーゲンはサプリメントの形でも摂ることができますが、その効能を最大限に生かすのに最適な摂取方法は、ほうれん草のようにコラーゲンを含む食品を通して摂ることです。

多くの人々が、綺麗で健康的な肌を長く保つためには、一定の年齢後に日常的にコラーゲンを摂取する必要があると考えています。

クリーム、ローション、パックなど、肌のケアのための様々な商品がコラーゲン入りとして宣伝されます。また、コラーゲンのサプリを目にすることもあるでしょう(粉末、カプセル状、錠剤など)。

しかし、コラーゲンとは一体何なのか、何に効果があってどのように摂ることが出来るのか、私たちは本当に知っているのでしょうか?

コラーゲンとは何か

コラーゲンは、私たちの体の中に存在しているタンパク質です。肌や骨に多く含まれているため、骨、軟骨、皮膚の形成と強く関連付けられています。

科学者でメディアでも活躍するデボラ・ガルシア・ベリョは、SNS上で何度も「肌の弾力のためにコラーゲンを摂ることは、脳の成長のために食用脳を食べると言っているのと同じようなものです。」と発言しています。

これを更に理解するためにメルセデス・エレーロ博士の証言を見てみると、私たちの体はコラーゲンを自ら生成するわけではなく、コラーゲンをアミノ酸へと分解し、それを使って必要なたんぱく質を作り出すのだ、と言うことです。つまり、コラーゲンのサプリを摂っても、体がそれを作り出す助けをしているわけではないのです。

薬学医で栄養士のマルタ・ガルシアは、私たちが摂取するコラーゲンが、消してしまいたい肌の線や改善したい膝関節に直に届くわけではないと言います。そうではなく、アミノ酸に分解されて体の中に残り、髪の毛の生成から足先の軟骨や爪の生成まで、様々な部分に使われるということです。

コラーゲンを摂ることで期待できる7つの効果

1. 筋肉形成を助ける

コラーゲン粉末

健康的ですらりと引き締まった体を手に入れるためには、コラーゲンを取って筋肉の生成を助ける必要があると考えられています。そうすることで望む結果が出せるのと同時に、ハードなトレーニングからの回復も早くなると言われます。

ただし、コラーゲンを摂ることでこのような効果が出るという科学的な証拠はまだ見つかっていません。そのため、最善策は健康的な生活習慣を保ち、医師の指示に従うことでしょう。

こちらもご覧ください。:
コラーゲンの生成を自然に増やす方法

2. 傷痕が残るのを防ぐ

コラーゲンを摂ると新しい細胞の生成を助けてくれることから、肌を綺麗にして新しい傷跡を消してくれると考える人がいます。しかし前述したように、このようには機能しないということが分っています。

3.関節を良くする

イスに座り膝を触る人

コラーゲンを摂ることで、関節の柔軟性や潤滑作用が向上すると考えられてきましたが、この記事にあるようにこれも迷信の一つです

4. 肌の弾力を保つ

コラーゲンは、私たちが老化するに従って減っていくと考えられています。そのため、皮膚が衰えてシワやシミが現れるのを防ぐために、コラーゲンを取るべきだと言われます。

しかし、コラーゲンを摂ることは老化に対する絶対的な解決策にはなりません。このためには、健康的な生活習慣を続けることが大切です。

5. 満腹感が持続する

料理を前に不機嫌な女性

コラーゲンはプロテインであることから、朝食や間食の一部として摂ることで満腹感を与えてくれ、スナックやお菓子のような健康に良くない食べ物が欲しくなるのを防ぐ助けになると考えられています。

6. 心血管疾患を防ぐ

さらに、コラーゲンを毎日摂ることで、血管の弾力性を維持し、心臓血管系の健康全般に良いと信じられています。そのおかげで、血圧の問題や心臓の病気のリスクを下げることに繋がります。

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7. 目の健康を維持する

青い片目

最後に、コラーゲンの摂取は目の健康維持(具体的には角膜)に効果的で、これに関係する目の病気を防ぐことに繋がると信じられています。ただし、科学的にはまだ証明されていません。

コラーゲンを毎日摂る方法

コラーゲンを摂る最も良い方法はサプリではなく、コラーゲン以外にも様々な栄養素を含んだバランスの良い食事を心がけ、自然な方法で摂ることです。

例として、

  • 緑の野菜(ブロッコリー、キャベツ、ホウレンソウ、レタス)
  • ほうれん草
  • イワシ
  • 魚類
  • キュウリ
  • イチゴ
  • 牡蠣
  • 鶏肉

自らの必要に応じた適切な食事について疑問がある場合には、栄養士や医師に相談してください。専門家は、私たちにとって最善の方法を選んで、それをキープする助けをしてくれます。

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